【無料】パワポをPDFに変換する安全でカンタンな方法
PDFとPowerPointを相互に変換して編集するなら、Acrobat オンラインツールを使えばカンタンです。今すぐ無料で試しましょう。
この記事では、パワポ(Microsoft PowerPoint)をPDFに変換したい方に向けて、スマホやPCからカンタンに使えるオススメの無料ツールをご紹介します。
以下のような理由でPowerPointをPDFに変換したい方にはピッタリなので、ぜひお読みください。
「提案資料・報告資料などを、PDFでクライアントに送付したい」
「スライド資料を、どのような環境でも同じ見た目で表示できるようにしたい」
「PowerPointで作った資料を、スマホでも閲覧できるようにしたい」
ご紹介するのは、無料でPDFの変換や圧縮などができる「Adobe Acrobat オンラインツール」です。
Acrobat オンラインツールはブラウザ上で動くので、新しいソフトをインストールすることなく、PC・スマホ・タブレットのいずれの環境でも使えます。
アップロードしたファイルは自動的に暗号化されるため、重要な情報が含まれるPowerPointファイルも安全に変換できます。
また、PDFの開発元であるアドビが提供する高品質な変換ツールなので「他の方法で試したところ、表示が崩れてしまったり、エラーが出てしまったりした」という方にもオススメです。
無料で安全かつカンタンにPowerPointをPDFへ変換したい方は、ぜひお試しください。
無料のツールを使ってパワポをPDFに変換する方法
本章では、「Adobe Acrobat オンラインツール」を使ってPowerPointをPDFに変換する方法を、実際の操作画面をご覧いただきながら解説します。
必要な手順は、たった2つです。
【手順1】PowerPointファイルをアップロードする
【手順2】PDFファイルをダウンロードする
Acrobat オンラインツールではセキュリティが確保されているため、機密性の高い情報を含む大事なファイルも安全に変換できます。
また、PowerPointの元データは手元に残ります。
元データが消えたり上書きされたりはしないので、ご安心ください。
【手順1】PowerPointファイルをアップロードする
まず、Acrobat オンラインツールの「PowerPointファイルをPDFに変換」を開きます。
その後、PDFに変換したいPowerPointファイルを以下のいずれかの方法でアップロードしてください。
・グレーの破線で囲われたエリアに、PowerPointファイルを直接ドラッグ&ドロップする
・中央のボタンをクリックしてPowerPointファイルを選択する
※ 画面上の文言では「Microsoft PowerPointファイル(pptx)」とありますが、「ppt」形式のPowerPointファイルも問題なく変換できます。
【手順2】PDFファイルをダウンロードする
変換が完了したら、画面左上の「ダウンロード」ボタンからPDFファイルをPCやスマホに保存できます。
ダウンロードしたファイルは、以下をはじめとする様々な方法で開けます。
・ブラウザ(Google ChromeやMicrosoft Edge、Safariなど)
・Mac標準の「プレビュー」
・PDFソフト(Adobe Acrobat Reader)
【参考】PDFファイルをリンクで共有する
Acrobat オンラインツールなら、変換後のPDFファイルを他の人に送付したい場合、ファイルをダウンロードせずにリンクでそのまま共有することも可能です。
PDFファイルをメールやチャットに添付する場合と比べて、ファイルサイズの上限を気にしなくてよいというメリットがあります。
リンクを受け取った相手は、PDFファイルをダウンロードしなくてもブラウザ上でそのままファイルの内容を確認できます。
そのため、相手のストレージ容量を圧迫する心配がありません。
もちろん、必要であれば相手がPDFファイルをダウンロードすることも可能です。
共有用のリンクを発行するには、「ダウンロード」の右側にあるリンクボタンをクリックします。
以上で共有リンクの発行は完了です。
そのままメールやチャットなどに貼り付けて共有しましょう。
ここまで、PowerPointをPDFに変換する方法を解説してきました。
なお、Acrobat オンラインツールには、これ以外にもPDF関連の様々な機能が備わっています。
次の章では、その中から「PowerPointをPDFに変換した後に特に使いやすい、便利な機能」をいくつかご紹介します。
1.PDFを圧縮
PDFのファイルサイズが大きいと、相手のストレージ容量を圧迫してしまったり、メールやチャットに添付できなかったりする場合があります。
そのようなときは、「PDFを圧縮」の機能がオススメです。
この機能を使えば、PDFファイルをアップロードするだけで、カンタンにファイルサイズを小さくできます。
圧縮レベルを選択できるので、画質を保ったまま軽量化することも可能です。
2.PDFのページを整理(抽出・削除など)
Acrobat オンラインツールの「PDFのページを抽出」や「PDFのページを削除」は、PDFファイル内のページを整理するときに便利な機能です。
例えば、「PDFファイルの3ページ目だけが必要」または「10〜15ページ目は不要」といった場合に、必要なページだけを抽出したり、逆に削除したりすることができます。
3.PDFを保護
PowerPointをPDFに変換する場合、元のファイルが機密性の高い情報を含んでいることも少なくないでしょう。
そのようなときにオススメなのが、Acrobat オンラインツールの「PDFを保護」の機能です。
この機能を使うと、PDFにパスワードをかけてファイルを保護することができます。
パスワードを設定すると、Acrobat オンラインツールが自動的にその強度を「弱、中、強、最強」の4段階で判定してくれます。
これにより、強度に問題がないかを確かめながらパスワードを設定できます。
Acrobat オンラインツールの「PDFを保護」機能を使う
PowerPointをPDFに変換した後に便利な機能のご紹介は以上です。
次の章では、Acrobat オンラインツールに関するQ&Aをご紹介します。
Acrobat オンラインツールを使おうか迷っている方は、きっと参考になるので、ぜひ確認してみてください。
「Adobe Acrobat オンラインツール」に関するよくある質問
「Acrobat オンラインツールでPowerPointをPDFに変換できることはわかったけれど、本当に自分に合ったツールなのかな」と思った方もいらっしゃるかもしれません。
そこでこの章では、Acrobat オンラインツールに関する以下のような疑問にお答えしていきます。
・無料でPowerPointをPDFに変換できますか?
・安全にPowerPointをPDFに変換できますか?
・WindowsやMac、スマホ、タブレットなど、デバイスを問わずにPowerPointをPDFに変換できますか?
・ソフトをインストールせずにPowerPointをPDFに変換できますか?
・PDFに変換した後もPowerPointの元データを手元に残せますか?
・PDFからPowerPointへの変換もできますか?
Acrobat オンラインツールを使おうか迷っている方は、気になる項目をチェックしてみてください。
無料でPowerPointをPDFに変換できますか?
はい、無料で変換できます。
Acrobat オンラインツールなら、今回ご紹介したPowerPointからPDFへの変換に加えて、PDFに関する20以上の機能を無料で使用可能です。
ただし、無償版のAcrobat オンラインツールには使用回数の制限があります。
有償版のAdobe Acrobat Proなら、Acrobat オンラインツールの全機能を回数無制限で使えます。
それに加えて、電子署名やOCR(文字認識)といった機能もご利用可能です。
(※Creative Cloudのコンプリートプランを既にご契約中の方も、回数の制限なく全機能をお使いいただけます)
業務でPDFを扱うことが多い方は、ぜひ検討してみてください。
安全にPowerPointをPDFに変換できますか?
はい、アップロードされたファイルは暗号化されるため、安全にPDFのページを変換できます。
ログインせずにAcrobat オンラインツールを利用した場合、アップロードしたファイルはサーバーから削除されるようになっています。
ログインした場合は、アップロードや変換したファイルは暗号化されたのち、Adobe クラウドストレージに自動で保存され、いつでも削除できます。
(セキュリティに関する取り組みについて詳しくは「アドビのセキュリティについて」もご確認ください)
WindowsやMac、スマホ、タブレットなど、デバイスを問わずにPowerPointをPDFに変換できますか?
はい、どのデバイスでも同じ手順で変換できます。
Acrobat オンラインツールはブラウザ上で動くため、OS(Windows・Mac)やデバイス(PC・スマホ・タブレット)を問わずに、インターネット環境さえあればあらゆる環境で使用できます。
職場とプライベートなど、複数のデバイスを使い分けている方も、同じ操作方法でツールを使用できます。
変換したいファイルをわざわざ別のデバイスに転送しなくても、その場ですぐに変換できて便利です。
ソフトをインストールせずにPowerPointをPDFに変換できますか?
はい、ソフトをインストールせずに変換できます。
Acrobat オンラインツールを使うには、普段から利用しているGoogle ChromeやMicrosoft Edge、Safariなどのブラウザでツールのページを開くだけ。
PCやスマホに新しくソフトやアプリをインストールする必要はありません。
そのため、会社の規定で新しいソフトを端末にインストールできない方でも使えます。
PDFに変換した後もPowerPointの元データを手元に残せますか?
はい、PDFに変換した後も、PowerPointファイルは元の状態のままでお手元に残せます。
そのため、「いつの間にかPowerPointファイルが消えていた」「PowerPointファイルの状態が変わってしまった」ということになる心配はありません。
PDFからPowerPointへの変換もできますか?
はい、「PDFをPPTに変換」の機能を使ってPDFからPowerPointに変換できます。
Acrobat オンラインツールなら、「様々な形式→PDF」と「PDF→様々な形式」の変換が可能です。
● PowerPoint以外からPDFへの変換
● PDFからの変換
PDFに関する20以上の機能が無料で使える「Adobe Acrobat オンラインツール」
Acrobat オンラインツールは、今回ご紹介したPowerPointからPDFへの変換に加えて、PDFに関する20以上の機能を無料で使えます。
さらに、有償版のAdobe Acrobatなら、使用回数を気にせず利用できます。
Acrobat オンラインツールの詳しい情報については、以下の記事で解説されています。
はじめてのAdobe Acrobat オンラインツール完全ガイド(概略版)
無料かつ安全にPowerPointをPDFに変換できる「Adobe Acrobat オンラインツール」を、ぜひお試しください。
(編集:ウェブライダー)
https://milo.adobe.com/libs/img/mnemonics/svg/acrobat-pro-64.svg
ぜひAdobe Acrobatオンラインツールをお試しください
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