チュートリアル記事

初級

2 分

After Effectsでイラストに動きをつける

完成したデジタルアート作品をAfter Effectsに読み込んで、エフェクトやアニメーションを適用して動きをつける方法をご紹介します。

動画と同じように体験できるサンプルファイルもご用意しました。⼿順を⾒ながら、実際に試してみましょう。

本サンプルファイルは学習目的のために限り使用することができ、営利目的に使用することはできません。

After Effectsでファイルを開く

まず、After Effectsのサンプルファイルをダウンロードしておきます。

After Effectsを起動し、ダウンロードしたサンプルファイル「7.aep」を開きます。

プロジェクトパネルにはアニメーションに必要な素材が読み込まれており、それらがタイムラインパネルに配置されています。インジケーターを右にドラッグして動かすと、すでに設定されたアニメーションを確認することができます。

このチュートリアルでは、装飾された「EXPORT」ロゴ(レイヤー「7d.png」)に動きをつけます。

エフェクトを検索する

「ウィンドウ→エフェクト&プリセット」を選択して、パネルを開きます。検索窓に「タービュレントディスプレイス」と入力すると、エフェクトが表示されます。

タイムラインにエフェクトを適用する

エフェクトパネルから「タービュレントディスプレイス」をドラッグしてソース「7d.png」にドロップします。

※サンプルファイルは、すでに「7d.png」にエフェクトがドロップされた状態です。

エフェクトを設定する①

タイムラインパネルで「7d.png」を選択した状態で、インジケーターを「02f」まで右にドラッグして移動します。

エフェクトコントロールパネルで「変形」のドロップダウンメニューから「水平」を選択します。「量:234」「サイズ:33」「展開:5x+0.0」にそれぞれ設定します。

タイムラインに自動でキーフレームが打たれ、エフェクトの設定値が記録されます。

エフェクトを設定する②

インジケーターを「05f」まで右にドラッグして移動します。

エフェクトコントロールパネルで「量:0」「サイズ:2」「展開:0x+0.0」にそれぞれ設定します。

タイムラインに自動でキーフレームが打たれ、エフェクトの設定値が記録されます。

エフェクトを設定する③

インジケーターを左にドラッグして「0:00f」まで戻します。

エフェクトコントロールパネルで「量:0」「サイズ:2」「展開:0x+0.0」にそれぞれ設定します。これで、「02f」のタイミングでロゴがグニャグニャと乱れるアニメーションの完成です。

スペースキーを押して再生してみましょう。

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