完成したデジタルアート作品をAfter Effectsに読み込んで、エフェクトやアニメーションを適用して動きをつける方法をご紹介します。
動画と同じように体験できるサンプルファイルもご用意しました。⼿順を⾒ながら、実際に試してみましょう。
本サンプルファイルは学習目的のために限り使用することができ、営利目的に使用することはできません。
まず、After Effectsのサンプルファイルをダウンロードしておきます。
After Effectsを起動し、ダウンロードしたサンプルファイル「7.aep」を開きます。
プロジェクトパネルにはアニメーションに必要な素材が読み込まれており、それらがタイムラインパネルに配置されています。インジケーターを右にドラッグして動かすと、すでに設定されたアニメーションを確認することができます。
このチュートリアルでは、装飾された「EXPORT」ロゴ(レイヤー「7d.png」)に動きをつけます。

「ウィンドウ→エフェクト&プリセット」を選択して、パネルを開きます。検索窓に「タービュレントディスプレイス」と入力すると、エフェクトが表示されます。

エフェクトパネルから「タービュレントディスプレイス」をドラッグしてソース「7d.png」にドロップします。
※サンプルファイルは、すでに「7d.png」にエフェクトがドロップされた状態です。

タイムラインパネルで「7d.png」を選択した状態で、インジケーターを「02f」まで右にドラッグして移動します。
エフェクトコントロールパネルで「変形」のドロップダウンメニューから「水平」を選択します。「量:234」「サイズ:33」「展開:5x+0.0」にそれぞれ設定します。
タイムラインに自動でキーフレームが打たれ、エフェクトの設定値が記録されます。

インジケーターを「05f」まで右にドラッグして移動します。
エフェクトコントロールパネルで「量:0」「サイズ:2」「展開:0x+0.0」にそれぞれ設定します。
タイムラインに自動でキーフレームが打たれ、エフェクトの設定値が記録されます。

インジケーターを左にドラッグして「0:00f」まで戻します。
エフェクトコントロールパネルで「量:0」「サイズ:2」「展開:0x+0.0」にそれぞれ設定します。これで、「02f」のタイミングでロゴがグニャグニャと乱れるアニメーションの完成です。
スペースキーを押して再生してみましょう。
