チュートリアル記事

初級

2 分

Photoshopで写真をイメージに近づける

「Camera Raw フィルター」で感覚的に写真を補正する技術を身に着けます。

「世の中にまだ出ていなくて、誰も作っていなくて、自分が欲しいもの。そのイメージを固めて実際に作っていこうと思いました」

スマートオブジェクトに変換する

Photoshopを起動し、サンプルアセットの「camera_raw.psd」を開きます。レイヤーパネルでレタッチするレイヤーを選択し、スマートオブジェクトに変換します。そうすることで元の画質を保ちながら作業することができます。また、いつでも元画像に戻って編集をやり直すことが可能です。

色味を調整する

色かぶりにより、黄色く見える被写体が自然に見えるように調整します。「フィルター>Camera Raw フィルター」を選択し、「基本補正>ホワイトバランス」の中にある「色温度」と「色かぶり補正」を調整します。

今回はイエローとマゼンダの色味に寄っていたので、それぞれのスライダーを左に動かします。金属の少し冷ややかな印象にしたいので、ブルーを強めにします。

明るさを調整する

「カーブ」の中にある、「ハイライト」「ライト」「ダーク」「シャドウ」のスライダーを動かして、写真を頭の中にあるイメージに近づけます。明るいエリアを調整したいときは「ハイライト」「ライト」のスライダーを動かします。影のエリアを調整したいときは「ダーク」や「シャドウ」を動かします。

質感を調整する

「基本補正」の中にある「テクスチャ」を使って、金属の硬質なニュアンスを強調しましょう。「テクスチャ」のスライダーを調整することで、被写体の質感を強めたり弱めたりすることができます。

その他のチュートリアル

デザイナー今市達也さんの作品を使ったフライヤーデザインシリーズの続きをご覧ください。


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