チュートリアル記事

初級

8 分

Premiere Proで動画におしゃれなタイトルをつける

「Adobe Fonts」を活用してイメージ通りのフォントを選び、エフェクトとキーフレームを使って目を惹く演出を加えます。

「動画の雰囲気を左右するのでフォント選びは重要です!どのフォントにするか考えながら編集するのは、とっても楽しいですよ。」

手順(所要時間約5分)

01. タイトルを追加する

02. Adobe Fontsからフォントを選び、アクティベートする

03. タイトルをダウンロードしたフォントに変更する

04. 文字間隔と位置を調整する

05. タイトルに動きをつける(人の動きに合わせて文字が出る演出)

01. タイトルを追加する

新規プロジェクトを作成して、ダウンロードしたファイル「KANAGAWA TRIP」を読み込み開きましょう。ツールパネルから「横書き文字ツール(Tのアイコン)」を選択して、タイトルの文字を入力します。ここでは「KANAGAWA TRIP」と入力してみましょう。

02. Adobe Fontsからフォントを選び、アクティベートする(1/4)

テキストのフォントタブをクリックし、上部右にある「Adobe Fontsの追加」のAdobe Creative Cloudのアイコンをクリックします。

Adobe Fontsのページへ移動するので、「サンプルテキスト」に動画内にいれたいタイトルを入力します。フォントは文字によって雰囲気が変わるので、「サンプルテキスト」に実際のテキストを入れてから選ぶのがポイントです。各フォントのプレビューが確認できるので、好みのフォントを探しましょう。

02. Adobe Fontsからフォントを選び、アクティベートする(2/4)

ページ左部分、「タグ」をクリックすると、タグ付けされたジャンルごとにフォントを検索できます。ページ左部分の「分類」をクリックすると、「筆記体」や「手書き風」など、分類されたジャンルごとにフォントを検索できます。

02. Adobe Fontsからフォントを選び、アクティベートする(3/4)

フォントをダウンロードするには、選んだフォントの「ファミリーを表示」をクリックします。

フォントによっては太さごとに個別にダウンロードできるものもありますが、全て一括でダウンロードする場合は、ページ右上にある「フォントをアクティベート」をスライドさせます。

02. Adobe Fontsからフォントを選び、アクティベートする(4/4)

「フォントのアクティベーションが完了しました」の表示が出れば、 フォントが使用可能になります。

03. タイトルをダウンロードしたフォントに変更する

Premiere Proに戻り、再度フォントタブを開きます。

アクティベートしたフォントを検索し、選択すると、入力したタイトルが選択したフォントに変わります。

04. 文字間隔と位置を調整する(1/3)

横書きテキストの間隔を調整するには、「トラッキング」に数字を入力して、文字間隔を整えましょう。今回は「300」に設定します。文字間隔を広げるだけで、抜け感のあるお洒落な文字に見えるので、おすすめです。

04. 文字間隔と位置を調整する(2/3)

画面中央にタイトルの位置を調整するには、タイトルを選択したまま「整列と変形」内にあるアイコンをクリックします。左の「垂直方向中央」は、画面に対して横中央に。右の「水平方向中央」は、縦中央に配置できます。

04. 文字間隔と位置を調整する(3/3)

タイトルを中央から動かす時は、「変形と中央」内のアニメーションの位置を切り替えの右の数値を左にドラッグすると数値が減少し、タイトルが上に移動します。

タイトルを最初に表示させたい位置に動かします。今回は、歩いている人から文字が出てくるように見せたいので、人に重なる位置に動かします。

05. タイトルに動きをつける(人の動きに合わせて文字が出る演出)(1/2)

エフェクトコントロール、「不透明度」内にある長方形のアイコン「4点の長方形マスクの作成」をクリックします。プログラムモニターに長方形のマスクが出てくるので、 タイトルの文字全体を囲うように長方形の位置とサイズを合わせます。

05. タイトルに動きをつける(人の動きに合わせて文字が出る演出)(2/2)

シーケンス内の再生ヘッドを、映像内のタイトルを出したい場面に移動させ、「エフェクトコントロールパネル>ベクトルモーション>位置」のストップウォッチのアイコンをクリックし、キーフレームを打ちます。

再生ヘッドの位置を後ろにずらし、「位置」の数字をタイトルが全て表示されるように動かします。そうするとキーフレームが打たれます。

キーフレームを打ったあと、人物に追従する速度になるように、キーフレームの位置をドラッグでずらし、速度を調整します。

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