最高の品質を実現する広告写真のノウハウ
ユーザーが求める「半歩先」のクリエイティブ

高品質で鮮度の高いアマナイメージズのストックフォトが、Adobe Stockのプレミアムコレクションとして提供されています。彼らのビジュアル制作に対するこだわりと、売れる作品作りのノウハウについて、クリエイティブディレクターである松野正也さんにお聞きしました。

株式会社LIG デザイナー 伊藤 潤一さん

Adobe Stock Contributor’s Voice Vol. 3

  アマナイメージズ 松野正也さん

 

第一線の広告ビジュアルを制作する株式会社アマナのノウハウや情報を活かし、利用者のニーズに応える最高のクオリティを実現している点がアマナイメージズの強みです。Adobe Stockを通じて幅広いユーザーに使っていただきたいですし、コントリビューターの方にも、私たちの作品を参考にして活動に役立てていただけたら嬉しいですね。

 

Q1. 松野さんの現在のお仕事や活動についてご紹介下さい。


私は元々グラフィックデザイナーとして株式会社アマナに入社いたしましたが、その知見を活かし、現在はアマナイメージズにてストックフォトの企画制作や仕入、管理、販売サイトのプロデュースなど、幅広く担当しています。特に、弊社内部で制作しているコレクションは、アマナイメージズで取り扱う作品全体のクオリティの底上げをする役割も担っていて、広告業界のトレンドを押さえた高品質な素材を提供するのと同時に、契約作家さんにとっても目指す指針を示していくという意味もあります。

 

Adobe Stockで利用できるアマナイメージズの素材(プレミアムコレクション)
Adobe Stockで利用できるアマナイメージズの素材(プレミアムコレクション)
アマナイメージズ 松野正也さん
Q2. ストック素材を販売するプラットフォームとして、Adobe Stockに期待することは?


PhotoshopやIllustratorなど、Creative Cloudのアプリはデザイナーやクリエイターにとってもっとも身近な存在です。それらと組み合わせて利用されるAdobe Stockは、日本だけでなく世界中のクリエイターとの接点がある。Adobe Stockを通じてアマナの表現するイメージや品質をビジュアル制作に役立てていただきたいと考えていますし、広告やクリエイティブの現場だけでなく、一般企業の方でも、オウンドメディア、商品企画、提案書など、自社のブランドイメージを伝えるツールとしてストックフォトを使っていただきたいと考えています。

 

Q3. Adobe Stock向けに提供する作品についてのこだわりや、コンテンツ制作で心がけている点は?


まず、日本人のライフスタイルを表現した作品が充実している点と、高品位なモデルを複数起用し、スタイリングやロケーション、小道具、ライティングからレタッチ処理に至る隅々まで、ディレクションが行き届いた最高のクオリティを提供できる点がアマナイメージズの大きな特徴です。

あわせて、ストックフォトに対するニーズの変化も重視しています。私たちは常にあらゆる広告の分析を行い、どんなテーマや写真の需要があるかを見定めてコンテンツを制作していますが、表現については「2歩先」まで行きすぎたものではなく、「半歩先」のクリエイティブを心がけています。

リアリティを感じさせる場面構成だが、理想のイメージも感じさせる「半歩先」の写真
リアリティを感じさせる場面構成だが、理想のイメージも感じさせる「半歩先」の写真

「半歩先」とは、リアリティや親しみやすさがあって人々が共感しやすく、かつ憧れや理想のイメージを抱かせるような表現と我々は定義しています。例えば、消費者が(我々の顧客の)新たな商品やサービスを利用すると、こういった喜びや満足感、生活が得られる、といったシーンづくりを目指しています。具体的な一例を挙げるとするならば、左上の写真のような人物写真は、企画の段階で、この二人の職業や年収、育ってきた環境、趣味や嗜好を細かく設定したうえで一つのストーリーを作り、コンセプトをきちんと設定して撮影にのぞむようにしています。こうすることで、広告写真として広く受け入れられやすくなり、売れる商品になっていくことが多いですね。こうした写真は、私たちのサイトでも売れ筋傾向にあります。

Q4. 内部制作のコンテンツはどのように作っていますか?


企画内容にもよりますが、一日の撮影内に複数のフォトグラファーで、さまざまな構図を狙ったり、今までのストックフォトにないような撮り方を試したりしながら、大量の撮影を行います。それらの写真から、もっとも表現力と訴求力のある写真を厳選していく…という流れです。 

そのなかで私たちが必ずやっているのは、見る人の情感に訴える「魅せる写真」と、シチュエーションをわかりやすく伝える「説明的な写真」の両方を撮っておくことです。そうすると、ユーザーが「魅せる写真」をきっかけに興味をもってくれて、結果的に「説明的な写真」を買ってくれてトータルな売上増に寄与するケースが多いのです。

【A】

【B】

2つの写真のテーマはともに「挑む高校生」だが、(A)はより広告的なメタファー表現で情感に訴えかける「魅せる写真」、(B)は現実的で臨場感を重視した「説明的な写真」という風に撮り分けている
 
Q5. 「魅せる写真」と「説明的な写真」についてもう少し説明いただけますか?


アマナイメージズでは、キービジュアルとして成り立ち、目を引き、興味を湧かせる写真を「魅せる写真」、より説明的で、分かりやすさ表現する写真を「説明的な写真」と定義しています。簡単に言うと、表紙やメインビジュアル向けに「魅せる写真」を、中ページの説明カット向けに「説明的な写真」を用意しておく、という考え方です。

人物イメージであれば「魅せる写真」は、 被写体の表情にフォーカスし、 白場の取り方や背景ボケを効かすことで、作品が必然的に力強くなってきます。メッセージやコンセプトワードが合わせやすいという特長があります。一方「説明的な写真」は、モデルの表情やシチュエーションを、やや意図的に作り込むことで、広く使い勝手が良い作品になってきます。

 

Q6. Adobe Stockのコントリビューターとユーザーそれぞれに向けて、アドバイスをお願いできますでしょうか?

まず、コントリビューターのビギナーの方には、自分の想いの詰まった「作品」ではなく、「素材」を作っているという意識で制作することをおすすめします。ユーザー目線に立って、「この写真はデザインでどう使われるか」を想定して、なるべくシンプルな構図で撮っていけば、プロでなくても成果を出せる可能性は十分あります。そうしたトライアルの結果を知るのは面白みがありますし、世界各国のユーザーに評価された時の喜びも大きく、次の制作への意欲につながると思います。

続いて、既にプロのカメラマンやコントリビューターとして活躍している方であれば、先ほど述べた「魅せる写真」と「説明的な写真」の活用は、ぜひ参考にしてください。また、良いモデルさんが見つかったときは、そのモデルさんで様々なシチュエーションを撮影してみるのも良いですね。商品やサービスのカタログ、LP等が分かりやすいと思いますが、それらのターゲットとなる消費者のペルソナには、日々の生活や趣味嗜好があります。ストックフォトを探すデザイナーは、一連のライフシーンの中で商品やサービスが、どのように役立ち、どのような使用感や満足感が得られるかを表現していくので、同一モデルでシチュエーション違いの関連カットが複数あると、結果まとめて購入いただける可能性が高まります。

Adobe Stockでは、同一サイトで低価格で使いやすい通常アセットの素材とプレミアムコレクションの両方を検索できる点が便利ですので、予算の規模によって使い分けて活用していただきたいです。また、サイト上で気になる素材を見つけたら、「こんな案件の場合はこの作家のテイストがいいな…」という風に作家を覚えておくと、いざという時に素材探しがスムーズになるのでおすすめです。

 

同一モデルを別々の企画で起用した例。ユーザー側で柔軟にシーンを組み合わせて、ある人物像のライフシーンを表現できるなど、素材の使い勝手がさらに向上する
同一モデルを別々の企画で起用した例。ユーザー側で柔軟にシーンを組み合わせて、ある人物像のライフシーンを表現できるなど、素材の使い勝手がさらに向上する
同一モデルを別々の企画で起用した例。ユーザー側で柔軟にシーンを組み合わせて、ある人物像のライフシーンを表現できるなど、素材の使い勝手がさらに向上する
同一モデルを別々の企画で起用した例。ユーザー側で柔軟にシーンを組み合わせて、ある人物像のライフシーンを表現できるなど、素材の使い勝手がさらに向上する
松野正也(まつの まさや)

プロフィール

松野正也(まつの まさや)

株式会社アマナイメージズ取締役。2007年株式会社アマナに入社し各種デザイン業務に携わり、2009年からアマナイメージズのWebデザインとサイト運営を担当。現在はストックフォトのクリエイティブディレクションを中心に幅広く活動している。

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