世界水準の教育・研究の取り組みの一環として、オープンエデュケーションにも活用


【2014年10月1日】

アドビ システムズ 株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:佐分利 ユージン 以下 アドビ)は、国立大学法人北海道大学(総長 山口 佳三、以下 北海道大学)に、大学改革の柱であるグローバル化を支える世界水準の教育・研究を実現するソリューションの一環としてAdobe Creative Cloudエンタープライズ版が採用されたことを発表しました。これは、日本における国立総合大学において初めての高等教育機関向け包括ライセンス契約※1 による全学での採用となります。

このたび、北海道大学がアドビのCreative Cloudエンタープライズ版の採用を決めた理由としては以下が挙げられます。

  • 世界水準の教育・研究を支えるためのグローバル共通の最新ツールが活用できること。
  • 大学改革の重要な取り組みである、今年度開設したオープンエデュケーションセンター※2 において、教員自身によるデジタルコンテンツ作りに活用できることより、オープンエデュケーションの取り組みを加速できること。
  • 全教職員および大学管理下の全PCでの活用が可能であること。
  • コンプライアンスの課題にも対応した管理運営が可能であること。
  • 全学を包括した契約による管理運営のコストメリットがあること。

今後、アドビは北海道大学と連携して、教職員におけるアドビツールの活用支援を通じて、北海道大学における新しい教育の実践に貢献していきます。

今回のCreative Cloudエンタープライズ版の導入において、北海道大学 情報基盤センター長 高井 昌彰教授は、「このたび、北海道大学は他の国立総合大学に先だち、Creative Cloudの全学導入を実施いたしました。教育・研究において最新のグローバル基準のツールを提供できるとともに、これまで課題でありました個別調達及び管理の面におきましても、全学で取りまとめることにより、よりスムーズな管理運営、全学的なコストメリットに寄与することができました。今後は、実際の活用を通じて、世界水準の教育・研究が推進されることを期待しています。」と述べています。

北海道大学 高等教育推進機構 オープンエデュケーションセンター長 小林 幸徳教授は、「本学は、現在の世界の大きな教育改革の流れであるMOOC(Massive Open Online Course)やOER(Open Educational Resource)に取り組むミッションを持っています。今春新設したオープンエデュケーションセンターでは、アドビの各種ツールを広く活用することで、良質で魅力的なデジタル教材を潤沢に開発し、MOOCやOERを活用した大学教育の改善が加速されることを期待しています。」と述べています。

アドビ 代表取締役社長 佐分利 ユージンは、「教育市場において、アドビのアプリケーションはこれまで、クリエイティブツールとして、クリエイター育成などの美術系教育機関に広く活用されてきました。しかしながら、現在、多くの教育機関が教育改革に取り組む中、専門教育に加え、学生の表現力、コミュニケーション、プレゼンテーションスキルの育成に注力しています。アドビは当社のツールがこれらのスキル育成に貢献するための不可欠な教育インフラとなるように、今後一般大学での活用に取り組んでまいります。」と述べています。

※1 高等教育機関向け包括ライセンス契約(ETLA契約)
高等教育機関向け包括ライセンス契約(ETLA)は、カスタマイズできる期間契約のライセンスプログラムです。教職員や学生の皆様に、様々なアドビアプリケーションおよびサービスをご利用いただくことができます。

※2 北海道大学 高等教育推進機構 オープンエデュケーションセンター
北海道大学 高等教育推進機構 オープンエデュケーションセンターは、ICTを活用した教育の推進によって大学の教育改善を支援する全学組織であり、OERを活用した教育・学習支援や、OERに関する研究開発を目的として本年4月に設置されました。

Adobe Creative Cloud エンタープライズ版について
Creative Cloudデスクトップアプリケーションとサービスをカスタマイズし、組織全体に展開するのに最適なメンバーシップ制サービスです。一元的な管理ツールを使用することで、ソフトウェアの購入、管理、運用がかつてないほど簡単になります。
また、大量導入を検討するお客様のご要望に合わせた製品構成など、ライセンス提供形態をカスタマイズすることも可能です。

アドビについて
アドビは、世界を動かすデジタル体験を提供します。アドビ システムズ 株式会社はその日本法人です。同社に関する詳細な情報は、Webサイトに掲載されています。

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