チュートリアル記事

初級

4 分

Frescoでイラスト全体に色を入れる

Frescoで線画に下塗りをし、その上から陰影を追加していきます。

アプリ内で使ってみる

「まず自分が好きな色を選んで、そこからその色にはどんな色が合うのかを選んでいく。わりと自分の感覚で選べばいいのかなと思っています」

下塗りをする

前のステップで作成したファイルを継続して使用するか、このステップから作業を開始する方はサンプルアセットの「ichigo-drop3.psd」を開きます。

苺から下塗りしていきます。レイヤーパネルで「線画」レイヤーの下に新規レイヤーを作成します。ツールバーの「ブラシ」から「ベクターブラシ>ラウンド」を選択します。ここではカラーを赤に設定し、最初に苺の縁の部分を塗ります。

縁の部分を塗り終えたら、ツールバーから「塗りつぶしツール」を選択して苺の中央部分をクリックすると、全て塗りつぶすことができます。同様に、パーツごとに新規レイヤーを追加し、ブラシのサイズや色を変えながら下塗りしていきます。

ドロップに陰影を追加する

缶に入ったドロップに陰影を追加します。ドロップの下塗りレイヤーの上に新規レイヤーを作成し、「クリッピングマスクを作成」をクリックします①。こうすることで、下塗りの領域からからはみ出さずに描画することができます。

タスクバーから「レイヤープロパティ」パネルを開き②、「描画モード>焼き込みリニア」③を選択します。次に、ツールバーでブラシのタイプをピクセルブラシに変更し、少し濃い色でドロップの陰影を描いていきます。

さらに、縁に線を追加したり、光の当たる部分を白っぽく塗り足したりして、立体感をつけていきます。

缶の蓋にドットパターンを加える

缶の蓋の下絵レイヤーの上に新規レイヤーを追加し、クリッピングマスクを作成します。ツールバーの「ブラシ」から「ピクセルブラシ>コミック>ハーフトーン4大」を選択し、缶の蓋の白い部分を塗ると、領域をはみ出さずにドットパターンが追加されます。

ドットパターンで苺に陰影を加える

苺にもドットパターンを追加して陰影を表現します。苺の下塗りレイヤーの上に新規レイヤーを追加し、クリッピングマスクを作成します。「レイヤープロパティ」パネルを開いて「描画モード>焼き込みリニア」を選択し、不透明度を「44%」に設定します。

ツールバーでブラシの色を落ち着いたピンク色に調整し、サイズを「64」に設定します。筆圧でドットパターンの大きさを調整しながら苺を塗っていきます。濃い色を塗り足したり、不透明度を調整したりして立体感を出していきます。

さらにブラシの色を白にして苺の上部を塗り、艶を表現します。

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