イラストをPhotoshop iPad版に読み込んで色を調整します。
「イラストをデザインに展開するうえで、FrescoはIllustratorやPhotoshopとすぐに同期できるという点が一番強いのかなと思います。」
Photoshop iPad版を起動し、前ステップで作成・保存したクラウドドキュメントを開くか、このステップから作業を開始する方はサンプルアセットの「ichigo-drop5」を開きます。
右側のタスクバーから「レイヤー」をクリックしてレイヤーパネルを開きます。Frescoで作成・設定されたレイヤーがそのまま保持されています。
「ナプキン/塗り1」レイヤーを選択した状態で、「レイヤーを追加」をクリックし、「調整レイヤー>色相・彩度」を選択して新規調整レイヤーを追加します。
「レイヤーのプロパティ」パネルを開き、色相を「123」、彩度を「38」、明度を「+28」に設定します。ナプキンの色が変わりました。

全てのパーツの塗りレイヤーの上に新規レイヤーを追加し、ツールバーの「カラー」をクリックしてオレンジ色を選択します。次に、「塗りつぶしツール」を選択して画面をタップし、キャンバス全体をオレンジ色で塗りつぶします。
タスクバーから「レイヤーのプロパティ」パネルを開き、描画モードを「オーバーレイ」、不透明度を「20%」に設定します。イラスト全体に赤味が加わりました。

オレンジ色のオーバーレイのレイヤーを選択した状態で、「新規追加>調整レイヤー>白黒」を選択し、白黒の新規調整レイヤーを追加します。モノトーンにすることでコントラストの確認と調整がしやすくなります。
各カラーのスライダーを調整することで、コントラストがどのように変化するかを確認してみましょう。
作業が完了したら、ファイルをクラウドドキュメントとして保存します。

イラストレーター 日菜乃さんの作品を使った広告イラストシリーズの続きをご覧ください。