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【弁護士解説】生成AIと著作権法の考え方と留意点 -商用利用も可能なAdobe Firefly とは-

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生成AIのテクノロジーが急激に進化していくなか、実社会で生成AI活用への期待が高まっています。生成AIをビジネスや教育の現場で有効的に活用するにはどうするのがよいでしょうか。

本セミナーでは、弁護士の 出井 甫 先生より、生成AIを活用する上で押さえておくべき著作権法の考え方や注意点、対応案について解説いただきます。アドビからは本年9月14日にリリースしたAdobe Fireflyについてご紹介します。

[アジェンダ]

1.「生成AIと著作権法の考え方と留意点:国内外の動向を把握しつつ、生成AIを適切に活用する」出井 甫 先生

日を追うごとに新しい生成AIが紹介され、誰もが簡単な指示によって画像、文章、音楽などを制作できる環境になりつつあります。生成AIを使えば、私たちは、コンテンツの生成に伴う費用や時間を削減することができるでしょう。

一方、生成AIに関しては世界各国で、著作権侵害の可能性やディープフェイクに関する懸念などが指摘されています。

今後、生成AIを扱う際にはどのような点に注意したら良いでしょうか。

今回は、国内外の動向を踏まえつつ、生成AIを活用する上で抑えておくべき著作権法上の考え方や注意点、対応案についてご説明したいと思います。

2.「創造性を解き放つアドビの生成AI"Adobe Firefly"」三好 航一郎

アドビの生成AI「Adobe Firefly」は、クリエイターやデザイナー、そして思い描いたアイディアをカタチにしたい誰もが創造性を発揮して、自由に空を飛べるようにサポートする副操縦士の役目を果たします。

Creative Cloudをはじめとしたアドビ製品のワークフローに組み込まれることで、ユーザーのニーズや用途、シーンに合わせてシームレスに生成AIの機能を提供しています。

また、説明責任、社会的責任、透明性からなるAI倫理原則に基づいて、安心して商用利用いただけるように設計されております。あわせて信頼性を担保するための重要な取り組みも行っています。

本セッションでは、Adobe Fireflyの概要や特徴、効率化に役立つワークフローに組み込まれた具体的な機能などをご紹介します。

出井 甫 先生

出井 甫 先生

骨董通り法律事務所 弁護士

2013年早稲田大学法学部卒業。同年司法試験予備試験合格。2014年早稲田大学法科大学院中退。2015年弁護士登録アンダーソン毛利友常法律事務所入所。2018年骨董通り法律事務所加入。日本弁護士連合会憲法問題対策本部幹事、内閣府知的財産戦略推進事務局参事官補佐、日本アニメーション学会監事兼務。著書は、AI生成機能動向著作権課題対策コピライト 2023年1月号、ロボットAI社会おける知的財産制度現状在り方支配 197 (2020)共著ほか

三好 航一郎

三好 航一郎

Strategic Business Development / Community Lead, Creative Cloud Design, Adobe

エンタープライズ製品戦略にてCreative CloudUI/UXおよびCollaboration領域メイン新規市場開発戦略立案実行啓蒙および利活用促進従事10年以上渡り広告制作会社にて幅広いデジタルクリエイティブディレクターとしてコンテンツ制作体験設計情熱注いできた