請求書は、こちらの商品やサービスを購入してくれた取引先に送付するため、間違いがないよう正確に作成したいものです。まずは、請求書のサイズや記載項目など、作成時に知っておきたいことをご紹介します。
請求書の大きさはA4サイズが一般的
請求書に規定のサイズはありません。しかし、PCで作成する場合はA4サイズが一般的です。送付先企業の文書管理のしやすさを考慮しても、指定されない限りはA4サイズで作成することをおすすめします。
請求書の記載項目
請求書には、一般的に下記のような項目を記載します。
- 題目:目立つ場所に「請求書」と記載
- 発行者:会社名や事業主名、住所、印影、担当者名
- 請求先:請求先の宛名
- 取引内容:取引をした品名、単価、数量、金額など
- 請求金額:取引額の合計金額
- 発行年月日:請求書の発行日
- 振込先:銀行名、支店名、預金種別、口座番号、口座名義
- 支払期日:請求金額の支払い期日
必要に応じて請求書にはんこを押印する
法的には、請求書に印鑑は必要ありません。しかし、取引先によっては請求書に印鑑が必要な場合もありますので、請求書を送付する前に確認しましょう。
電子化した請求書をメールで送付する場合は、印影を画像ファイルに変換して文書に追加しても問題ありません。はんこは、会社や事業主名の右側に社名や住所に重ねて押印するのが一般的ですが、会社や書類によって異なる場合もあるため、事前に確認が必要です。
Acrobatを使ってPDFに画像を追加する方法は、下記をご覧ください。
PDFの画像またはオブジェクトの編集
端数が出た場合の処理方法
金額に1円未満の端数が出た場合の処理方法に、法的な規定はありません。そのため、端数が出たときは自社規定に従って処理しましょう。一度、端数処理をしたら、それ以降の請求書も同じ方法で処理していきます。