※当資料は、2015年10月13日に弊社米国本社から発表されたプレスリリースの抄訳です。
【2015年10月13日】
米国カリフォルニア州サンフランシスコ、サンノゼ発(2015年10月13日)Adobe(Nasdaq: ADBE、本社:米国カリフォルニア州サンノゼ、以下アドビ)とDropbox Inc.は本日、ユーザーが職場、家庭、移動中かを問わず、柔軟な文書業務の遂行を可能にするための協業を発表しました。両社は、モバイル機器、デスクトップPC、Web上で利用可能なアプリケーションとサービスを統合し、PDF形式で保存されているミッションクリティカルな文書や情報へのより迅速かつシームレスなアクセスを提供します。
今回の協業により、現在世界中で10億台以上のモバイル機器とデスクトップPC上で使われているAdobe Acrobat DCとAdobe Acrobat Readerのユーザーは、Adobeアプリケーション内から直接Dropboxに保存している約180億以上のPDFにアクセスし、操作することが可能となります。Dropboxのユーザーは、DropboxのWebサイトやiOS/Android版アプリから直接AcrobatのPDFを開き、編集、保存といった作業を行うことができます。今回の統合は、Dropbox内に保存されている最も多いファイル形式がPDFであることから実現しました。
アドビのシニア バイスプレジデント兼Adobe Document Cloud担当ゼネラルマネージャーであるケビン リンチ(Kevin M. Lynch)は、「PDFを開発したアドビは、安全なデジタルドキュメントについて20年以上に及ぶ経験を有しています。私たちの顧客からの要求は日々高度化しています。モバイル環境が当たり前になった今日、人々の期待は場所や時間を問わず業務を簡単に素早く完了させることにあります。Dropboxはアドビが最初にファイル同期と共有を行ったパートナー企業であり、今回の協業で、Adobe Document Cloudのユーザーだけでなく、世界中の人々が行う日々の作業の中心である文書業務の生産性をより一層高める支援が可能となります」と述べています。
DropboxのCOO(Chief Operating Officer)であるデニス ウッドサイド(Dennis Woodside)氏は、「Dropboxの目標は人々の共同作業をシンプルにすることです。私たちは世界で最もシンプルでパワフルな共同作業プラットフォームを、世界で4億人のクリエイティブで起業家精神にあふれた方々に提供しています。ユーザーは外出中にPDFを編集したり、チームメンバーからのフィードバックを集めたり、時には契約書への署名を依頼したいと望んでいますし、それをどのデバイスからでも行いたいと望んでいます。アドビとの協業で、Dropboxユーザーの共同作業はより良いものとなるでしょう」と述べています。
今回の協業で実現する機能強化は以下の通りです。
提供時期
本日から、Acrobat DCおよびデスクトップ版Acrobat ReaderよりDropboxのアカウントを追加できます。iOS版Acrobat ReaderとDropboxの統合は今後数か月の間に行われる予定です。Android版アプリとWebサイトの統合は2016年に開始予定です。
Dropboxについて
Dropboxの使命は人々の共同作業をシンプルにすることです。世界で4億人以上のユーザーを有し、世界で最もシンプルでパワフルな共同作業プラットフォームを構築しています。詳細はhttps://www.dropbox.com/pressをご参照ください。
アドビについて
アドビは、世界を動かすデジタル体験を提供します。
アドビ システムズ 株式会社はその日本法人です。同社に関する詳細な情報は、Webサイトに掲載されています。
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