Fireflyボードでムードボードを作成

共同で作業しながら、参照してリミックスするテキスト、写真、スケッチ、グラフィックを追加し、希望するスタイルを正確に指定して究極のムードボードを作成しましょう。

クリエイティブな指示可能性

信頼できるコンセプト

ムードボードの利点はカスタマイズと探求性にあります。プロジェクトのディレクターは、生成AIの技術を活用し、自信を持ってアイデアを定義して洗練することができます。望ましい結果を得るために推測や反復作業をおこなう必要がなくなります。

アイデア創出のためのオールインワンツール

ひとつの環境で制作に集中

インスピレーションから反復作業まで、ムードボードに必要なものはすべて、ひとつの無限のキャンバスに揃っています。画像やスケッチをアップロードしたり、Adobe Stockから取り込んだり、ゼロから生成したりして、フロー状態を終了することなくブランド、ファッションデザインなどを構築できます。

Fireflyボードを使用してムードボードを作成する方法

以下の数ステップで、独自のムードボードを簡単に作成できます。

  • ビジュアル要素を集める:
    • ビジョンに沿った画像、カラースウォッチ、テキストを収集します。
    • 独自のアセットを読み込んだり、ストックアセットを使用したり、新しい画像を生成したりできます。
  • カンバスに画像を追加する:
    • Fireflyボードに移動して、「新規作成」を選択します。
    • 「読み込み」オプションを使用して画像を追加します。
    • 右側のツールバーを使用し、Adobe Stockから画像を検索して追加します。
    • 下部のプロンプトバーを使用して、テキストプロンプトから画像を生成します。
  • 画像のバリエーションを生成、リミックスする:
    • 複数の画像をリミックス:カンバスから複数の画像を選択し、選択項目の上に表示されるリミックスボタンをクリックすると、すべての画像が結合され、新しいバリエーションのセットが生成されます。
    • スタイル参照を使用:プロンプトバーでスポイトアイコンを選択し、スタイル参照機能を使用して新しい生成にスタイルを適用します。
    • 構成参照を使用:プロンプトバーでスポイトアイコンを選択し、構造参照機能を使用して、選択した画像のレイアウトと構造に沿って画像を生成します。
    • サブプロンプトを抽出:プロンプトバーでスポイトアイコンを選択し、生成に直接追加する個々の画像要素を説明する自動生成されたテキストプロンプトのリストから選択します。
  • 画像を編集、調整する:
    • 画像を選択すると、生成塗りつぶし、生成延長、背景の削除、ダウンロード、類似のインスピレーションの検索、切り取り、コピー、複製、並べ替え、削除、反転などの編集オプションにアクセスできます。
    • 複数の画像を選択すると、「並べ替え」オプションや「整列」オプションが有効になります。
  • テキストを追加、編集する:
    • 左側のツールバーの「テキスト」オプションを使用してテキストフィールドを追加します。
    • プロパティパネルを使用してテキスト属性を変更します。
  • シェイプを追加、編集する:
    • 左側のツールバーから「シェイプ」オプションを選択してシェイプを描画します。
    • プロパティパネルを使用してシェイプのプロパティを調整します。
  • ムードボードを配置、調整する:
    • 左側のツールバーのアートボードアイコンを使用してアートボードを作成します。
    • アートボード内にアセットをドラッグ&ドロップします。
    • 複数の要素を選択し、ひとつのアートボードに追加します。
これらの手順は、Fireflyボードを使用してクリエイティブプロセスを効率化し、アイデアを効果的に視覚化、改良、提示するのに役立ちます。

よくあるご質問

Fireflyボードとは何ですか?

Fireflyボードは、クリエイティブプロセスの初期段階に劇的な変化をもたらすように設計されています。クリエイターがアイデアを発展させ、ムードボードを作成して、様々な芸術的方向性を模索する方法を効率化および強化することを目的としています。

Fireflyボード(ベータ版)は、ムードボード作成に対する生成機能を中心としたアプローチにより、クリエイティブプロセスを効率化し、アイデアの視覚化、洗練、提示を容易にします。様々な芸術的方向性のすばやい探求、画像のブレンド、アセットの一部の変換、スタイル、背景、その他の要素のリミックスができるようになります。

FireflyボードではどのようにAIを活用しますか?

Fireflyボードは、生成AI機能を活用することにより、多様なビジュアルコンセプトを迅速に生成できるほか、画像の合成やアセットの変換をおこなったり、様々なスタイル、背景、要素を試したりすることができます。AIは、発散的思考(可能性の拡大)と収束的思考(アイデアの洗練と選択)の両方を支援します。

Fireflyボードでムードボードを作成する方法を教えてください。

プロジェクトを開始するには、まず、画像、カラースウォッチ、テキストなど、ビジョンやテーマに沿ったムードボードの要素を収集します。Fireflyボードを使用すると、独自のアセットやストックアセットに加え、Adobe Fireflyなどの生成AIモデルを使用して新しく生成したアセットを読み込んで使用できます。

ビジュアル要素が集まったら、アートボードを作成し、ムードボードの配置、編集、構成を開始できます。

Fireflyボードで画像を合成したりリミックスしたりするにはどうすればよいですか?

入力する素材を集めた後、画像の編集、バリエーションの生成、リミックスを簡単におこなえます。

  • 複数の画像をリミックス:カンバスから複数の画像を入力として選択し、すべての画像を組み合わせて新しい画像バリエーションのセットを生成するテキストプロンプトが自動作成されます。
  • スタイル参照を使用:生成された画像のスタイルを選択したスタイルに一致させます。
  • 構成参照を使用:選択した画像のレイアウトと構造に沿って画像を生成します。
  • サブプロンプトを抽出:選択した画像にもとづいて自動生成されたテキストプロンプトをリスト表示し、そのうちのひとつを選択してテキストプロンプトに直接追加します。

Fireflyボードで画像を編集するにはどうすればよいですか?

カンバス上の画像を選択し、次の編集および調整オプションを使用します。

  • プロンプト:使用されているプロンプトと生成設定を表示するプロンプトバーを開き、プロンプトや、スタイル参照や構成参照、スタイルなどのその他の入力を編集して、生成を強化します。
  • 編集:生成塗りつぶし機能と生成延長機能を使用して画像を編集します。
  • 背景を削除:画像の背景を削除します。
  • 類似のインスピレーションを検索:検索パネルを開き、Adobe Stockで入手可能な類似の画像を表示します。
  • 画像を切り取り、コピー、複製したり、コピーした要素を貼り付けたりします。
  • 画像を並べ替え、削除、反転します。
  • ダウンロード:画像をローカルデバイスにダウンロードします。
  • 次の方法で開く:web上のPhotoshopまたはAdobe Expressで画像を開きます。

Fireflyボードは、AIが生成したコンテンツの適切な帰属と透明性をどのように確保していますか?

FireflyボードはContent Credentialsを統合することで、画像のソースを認識し、生成AIの使用とトレーニングの設定を尊重して、コンテンツの作成方法の透明性を高めます。

Fireflyボードはアップロードまたは生成されたコンテンツをトレーニングに使用しますか?

当社のクリエイティブアプリ内でどの生成AIモデルを使用するオプションを提供するかに関わらず、ユーザーのコンテンツは現在も将来も生成AIモデルのトレーニングには一切使用されません。

アドビはアドビのモデルをどのようにサポートしますか?

現在、Fireflyボードで画像を生成する場合、ユーザーは生成パネルのドロップダウンメニューからアドビ独自のモデルまたはアドビ以外のモデルを選択できます。

アドビ以外のモデルの出力は商用利用しても安全ですか?

アドビのアプリで利用可能なアドビ以外のAIモデルに関する情報を提供しています。ただし、これらのモデルがプロジェクトに適しているかどうかの判断は、クリエイター自身の責任でおこなっていただく必要があります。その際は、モデルの用途、トレーニング方法、商用利用の安全性などの要素を考慮してください。ここで適用される利用条件については、使用している特定のモデルの利用条件を参照してください。