学生の就職活動に役立つ名刺テンプレートを紹介！作成の注意点とは？

• 氏名 ：自分の氏名は、名刺に記載する項目の中で、最も目立たせるようにしましょう。重要な情報なので、ほかの情報に埋もれないようにしてください。

• 肩書きや学歴：就職活動中の場合、企業名や職種名は記載できませんが、自分が勉強している業界や分野を記載することができます。例えば、エンジニア、ライター、グラフィックデザイナー、データサイエンティスト、写真家といった肩書きを記載します。採用担当者が肩書きをきっかけに、あなたの情報や名刺を交換したときのことを思い出してくれるかもしれません。
  
  学生は、大学の名前、卒業予定年度のほか、学部や専攻を記載することもできます。ただし、大学のロゴの使用には注意しましょう。ロゴは著作権法で保護されているかもしれませんし、学生ではなく大学職員のように思われてしまうかもしれません。
  

• 連絡先 ：連絡先は名刺に記載する情報の中でも、重要な情報のひとつです。どのような名刺にも、電話番号とメールアドレスを記載してください。
  あまり確認しないメールアドレスに連絡が来てチャンスを逃すことがないよう、いつも使用しているメールアドレスを記載します。その際、あだ名ではなく自分の本名を使ったメールアドレスにすることが大切です。また、大学から付与されたメールアドレスも、卒業後に使用できなくなる可能性があるため、使用しないほうがいいでしょう。
  自宅の住所などの情報は省き、重要度が高い連絡先情報のためにスペースを確保してください。。

• Webサイト：Webサイトに自分の作品を掲載している場合は、そのURLも名刺に加えましょう。名刺にWebサイトのURLを記載すれば、名刺を渡した相手にあなたの作品を見せることができます。

• ソーシャルメディア：就職活動用のTwitterやInstagram、YouTube、Facebook、LinkedInなどのソーシャルメディアアカウントを持っている場合は、名刺にアカウントを記載するといいでしょう。
  ただし、名刺は情報が少ないほうが読みやすいため、情報を入れすぎないように注意してください。

• 顔写真 ：名刺に顔写真を入れてみてもいいでしょう。名刺に顔写真を入れれば、相手に自分の名前と顔を覚えてもらえます。

名刺のデザインや紙選びで気をつけること

好印象を与える名刺にするためには、デザインや名刺を印刷する紙に気をつける必要があります。インパクトがあり好印象を与える名刺を作成するために、デザインや紙選びで注意すべきことをご紹介します。

• フォントのスタイルとサイズ：フォントは、目立つことよりも、読みやすさを優先して選びましょう。
  フォントサイズも、読みやすい名刺を作成するために重要な要素です。多くの情報を入れずに、不要な情報を削除することで、大きなフォントで読みやすい名刺になります。

• 色 ：名刺には、読みやすい色を使いましょう。白地に明るい黄色の文字といった、読みにくい色は使わないでください。
  名刺に使う色は、自分の専門性や希望している仕事の分野に適したものを選ぶべきです。ポップな明るい色は、アーティストを目指す人には適していますが、経営学部を卒業したばかりの人には適していません。

• 紙の種類：名刺を印刷する際には、紙の種類も重要です。薄い紙で名刺を作成すると、折れやすくなったり、破れやすくなったりします。名刺用の紙を何種類か試して、適切な用紙を見つけましょう。

Adobe Illustratorで編集できる名刺テンプレート

Adobe Stockには、Adobe Illustratorで編集することができる、さまざまなデザインの名刺用テンプレートがそろっています。続いては、Adobe Stockでダウンロードできる名刺用テンプレートの一部を紹介します。