01. クロップしたい素材に調整レイヤーを追加する(1/2)
プロジェクトパネル内、新規項目のアイコンをクリックし、「調整レイヤー」をクリックします。調整レイヤーを使うことで、複数クリップの動画の色味・明るさをまとめて編集することができます。
調整レイヤーの設定画面が出てきますが、基本的に、シーケンスの設定と同じ設定となっているので、そのまま[OK]をクリックします。
01. クロップしたい素材に調整レイヤーを追加する(2/2)
プロジェクトパネル内に、調整レイヤーのクリップが作成されるので、ドラッグしてクロップしたいクリップの上へ配置します。動画全体をクリップしたい時は、調整レイヤーの長さを、レイヤーのクリップの端にドラッグして調整しましょう。
02. 素材をクロップする(1/3)
エフェクトパネル上部の検索窓にて「クロップ」と入力し、「クロップ」が出てきたら、ドラッグしてクロップしたいクリップにドロップします。すると、エフェクトコントロールパネルに「クロップ」の項目が追加されます。
02. 素材をクロップする(2/3)
「クリップ」をクリックすると、さらに項目が出てくるので、その中の「上」の値を「10」にします。すると画面上部に10px 幅の黒帯が適用されます。同様に、「下」の部分にも「10」と入力し、画面下部にも黒帯を入れます。上下にクロップを入れることで、シネマティックでお洒落な動画に仕上がります。
02. 素材をクロップする(3/3)
最後に、映像クリップをクリックして選択し、エフェクトコントロール内の、「位置」や「スケール」の値を変更し、 クロップした画角に合うように映像を調整します。
03. 色味を調整する(LUT 設定とトーンの調整)(1/2)
「調整レイヤー」を選択した状態で「Lumetri カラー」パネル内の「LUT 設定」タブをクリックします。様々なカラー補正の設定が出てくるので、好みの設定を選び、 適用させましょう。
今回は「D-21_delogC_EI0200_B1」を選びます。
03. 色味を調整する(LUT 設定とトーンの調整)(2/2)
LUT を適用させた後、Lumetri カラーパネル内下部にある「トーン」タブ内の各項目の値を調整することで、さらに細かく色味の調整を行います。LUT設定のみでも使用できますが、細かい色調整を加えることで、一気にお洒落な動画に仕上げることが出来ます。
今回は「シャドウ」を上げて全体を明るくし、さらに「黒レベル」の値を上げ、画面の暗部も少し明るくします。「白レベル」を少し下げることで、画面の明るさを少し抑えます。最後に「露光量」の値を少し上げて、明るい印象になるように調整します。
04. 色味を調整する( スポイトツールと色相 vs 色相 カーブ)(1/3)
「調整レイヤー」を選択した状態で「Lumetri カラー>カーブ」タブをクリックします。
04. 色味を調整する( スポイトツールと色相 vs 色相 カーブ)(2/3)
「色相 vs 色相」右部分にあるスポイトマークをクリックします。マウスポインタがスポイトに変わるので、空の青色をクリックして、「色相 vs 色相」カーブに青色を適用させます。
04. 色味を調整する(スポイトツールと色相 vs 色相カーブ)(3/3)
カーブ内左側、青色の部分に3つポイントが出現するので、真ん中のポイントをドラッグし、青の色味を調整します。
今回は、少し緑がかった青色になるように調整します。
次に、RGBカーブ上をクリックし、コントロールポイントを追加します。
05. 色味を調整する(RGBカーブ)
コントロールポイントをドラッグし、色味の調整を行います。下部のコントロールポイントで、暗い領域、真ん中で中間域、上部で明るい領域の調整を行うことができます。今回は、フィルム風のマットな質感で少し落ち着いた雰囲気にしたいので、カーブの左側(シャドウ)を上に上げてS字になるように調整します。
その他のチュートリアル
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AYUMI (@ooooooayumioooooo)
旅の写真や動画をSNSで発信するVlogger。大好きな旅の魅力や伝え方を発信し続けていたことがきっかけで、旅の仕事につながり、会社員からフリーランス・トラベラーに。現在は、観光PR、旅行会社のツアー企画、トークショー登壇、ライターなど活動の幅を広げている。