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Photoshopで写真の髪色を変える方法
髪を染めたら、自分がどのように見えるか考えたことがありますか?思い切ってブリーチをする前に、Adobe Photoshopを使ってシミュレーションしてみましょう。

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Adobe Photoshopで、様々なヘアカラーを試してみる
4つの簡単な手順に従って、写真に写っている人の髪色を変えてみましょう。写真を複製する方法、レイヤーを使ってマスクを作成する方法、カラー化ツールと編集ツールを使う方法を学び、自分や友達の髪色をシミュレーションしてみて楽しみましょう。詳細は以下の通りです。
すばやく簡単:髪色を変える方法
Tiktok、Instagram、Snapchatには、髪色を変えてプレビューできるフィルター機能があります。ユニコーンカラーで遊んでみたい、ハニーブラウンに染めてみたい、ブロンドのハイライトを入れたい、と思った時は、こうしたスマホアプリのフィルターで大まかなイメージがつくでしょう。ただし、スマホのビデオフィルターはあまり質が良くありません。より質の高い画像で、もっとリアルなシミュレーションをしてみたいと思ったときはありませんか。そのような時こそPhotoshopの出番です。数回の手順を踏むだけで写真の髪色を変えることができます。
本物の髪と同じというわけにはいきませんが、以下の手順に従って行えば、どのような写真でも髪の色を変えることができます。

4つの手順に従って写真の髪色を変えてみましょう
Adobe Photoshopを使えば、写真の髪色を簡単に変えることができます。以下の4ステップに従って、まったく新しい自分を発見してみましょう。

手順1:Photoshopでレイヤーを複製する
元の写真は、手順のどれかを繰り返したいときのために念の為、Photoshopドキュメントのどこかに、保存しておきましょう。さらに、この髪色を変えるチュートリアルでは、レイヤーを複製して写真の未編集の部分をそのまま残しておくことも必要です。

手順2:髪のマスクを作成し、編集する
Photoshopで画像の一部を切り抜く方法はいくつかあります。切り抜きの方法についての詳しい説明はこちらで確認できますが、このチュートリアルでは標準的な方法を説明します。好みの方法がある場合はそれを使い、ここは飛ばして手順3に進みましょう。
標準的な方法でレイヤーマスクを作成: まず、お好みの選択ツールで髪の範囲を大まかに選択します。次に、レイヤーパネルのマスクアイコンをクリックします。背景レイヤーの横にある目のアイコンをクリックすると、髪だけが見えるようになります。これでマスクができ上がりました。
このマスクに描いたもの(レイヤーパネルではレイヤーの右側にある白黒の正方形として表示されます)は、黒で描いたものは隠され、白で描いたものは表示されます。さらに細かくマスクを編集するには、中程度の硬さの小さいブラシを選択し、髪が透明の市松模様の背景に浮き上がるまで不要な部分を黒で描いていきます。
マスクの形作りができたら、それをダブルクリックして、マスクの滑らかさ、フェードの状態、コントラストなどを編集します。「エッジをシフト」コントロールを使って、マスクの外郭を遠くまたは近くに動かすことができます。髪色をより明るく、あるいはより鮮やかにしたい場合、その効果をすべてのエッジに出していくにはさらに精密なマスクが必要になります。髪色をさらに暗くしたい場合は、ソフトなマスクを使うとより本物に近く見えます。もちろん、これが唯一の方法ではありません。髪色を変えた後で、この手順に戻って違うマスクオプションも試してみましょう。元の写真の上から作業すると理解しやすいです。

手順3:カラー化ツールを使って髪を「染める」方法
マスクができたら、レイヤー上の画像をクリックします。画像/調整の下の色相/彩度の調整レイヤーウィンドウを開きます。ポップアップの下部にある「カラー化」ボタンをクリックし、スライダーをドラッグして好みの髪色を見つけます。写真で自然な感じを出すには、思ったよりもくすんだ色や暗い色にする必要があるかもしれません。

手順4:マスクをよりリアルに編集する
元の写真レイヤーをオンにして、髪色をプレビューします。最初は違和感を感じることがあります。より自然に見せるには、前の手順に戻って微調整をしていきましょう。レイヤーマスクの問題を解決するにはブラシツールできれいにするか、選択とマスクを選びます。これらには、すぐに調整できる様々な方法があります。