アドビ、ラジコにDMP「Adobe Audience Manager」と分析ソリューション「Adobe Analytics」が導入されたことを発表

 

聴取者の嗜好に合った広告を効率的に配信する広告システムを実現

 

【2018年9月20日】

アドビ システムズ 株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:ジェームズ マクリディ、以下 アドビ)は、本日、株式会社ビデオリサーチ(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:加藤 讓、以下 ビデオリサーチ)が、パソコンやスマートフォン上でインターネットラジオが聴けるサービス「ラジコ」を提供する株式会社radiko(本社:東京都中央区、代表取締役社長:青木 貴博、以下 radiko)にAdobe Experience Cloudのデータ管理プラットフォーム(DMP)「Adobe Audience Manager」と分析ソリューション「Adobe Analytics」を導入したことを発表しました。

 

ラジコは、アドビのテクノロジーを活用し、7月に実証実験を開始した音声広告モデル「ラジコオーディオアド」で、ターゲティング広告の実証実験による配信を実現しています。

 

これまでラジコは地上波ラジオで配信されたラジオ広告をそのまま配信していました。ラジコオーディオアドでは、Adobe Audience Managerを活用し、ラジコDMP(聴取履歴やアプリ利用履歴、有料会員属性データといったファーストパーティデータ)に加えて、ビデオリサーチのACRパネル調査データをはじめとするセカンドパーティデータを活用して拡大推計することで、年代や性別といった聴取者の属性や嗜好に合った広告をラジコのみで配信するシステムを実現しました。また、Adobe Analyticsによって、聴取者のラジコ聴取分析を行っていきます。

 

これにより、広告主は聴取者の嗜好にあった広告を配信することができるようになり、聴取者の顧客体験向上を実現すると同時にブランドイメージを向上することができます。

 

今回の発表に際し、株式会社radiko 業務推進室次長 平野 千恵子様から下記のコメントをいただいています。

「聴取デバイスの広がりにより、優良なコンテンツを届けるラジオの認知や媒体価値に対する理解が若年層にも拡大しつつあります。Adobe Audience Mangerにより、国内のメディアで自社のサービス内で属性に併せたターゲティング広告配信を実現することができました。聴取年齢層が幅広くなっていく中、ラジコオーディオアドにより、よりラジオの媒体価値が高まっていくことと、オーディオフォーマットの価値向上を期待しています。」

 

Adobe Experience Cloudについて

Adobe Experience Cloudは、緊密に統合されたソリューションにより、包括的な最先端のテクノロジーを提供します。これにより、ブランド企業は顧客とのあらゆるタッチポイントにおいて、顧客それぞれに合わせてカスタマイズされたデータ駆動型の体験を提供することができます。これには、すべてのスクリーンやデバイスにおけるエクスペリエンス管理やパーソナライゼーション、広告、ビデオ、その他のあらゆるチャネルを通したエクスペリエンスの実現、分析などが含まれます。Adobe Creative Cloudとの連携により、あらゆるマーケティングチャネルや顧客とのタッチポイントにおいて、クリエイティブアセットをスピーディに活用しやすくなります。

 

Adobe Experience Cloudは、Carnival Corporation、Dun & Bradstreet、日産自動車、Philips、 T-Mobile、Tourism Australiaといった世界的に著名なブランド企業の事業運営に採用されています。Adobe Experience Cloudは、41兆件のリッチメディアリクエスト、1,500億通を超える電子メール、30億ドルの広告費用など、年間233兆件を超えるデータトランザクションを顧客が管理できるよう支援します。

 

アドビについて

アドビは、世界を動かすデジタル体験を提供します。

アドビ システムズ 株式会社はその日本法人です。同社に関する詳細な情報は、Webサイトに掲載されています。

 

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