誰が見ても「行きたい」と思う招待状のデザイン 〜クリエイティブなビジネス状を作るためのヒント〜

このコラムでは、「クリエイティブなビジネス状を作るためのヒント」として、「お礼状」「案内状」「招待状」の3つを取り上げ、それぞれの役割と、クリエイティブな内容に仕上げていくために、今日からできることをお伝えします。

 

今回のテーマは、招待状です。招待状は、セールなどのイベント告知から周年パーティーや記者会見といった内容まで、お客さまや関係者など、「人を招きたい場合」に用いられます。

 

招待状は、「誰が見ても、同じ情報を把握できること」が重要です。そのため招待状を作るときは、手書きよりもパソコンの方が望ましいと言われています。また文字のフォントやサイズ、デザインも情報の印象に影響を与えます。本記事では、招待状に必ず書きたい内容をはじめ、デザインで周りと差をつけるためのTipsをご紹介します。この機会に、相手に喜ばれる招待状を考えてみませんか。

 

 

招待状は「誰かを招くため」のもの

1. 課題の提起

 

お客さまや取引先といった社外の方から会社関係者まで、活用機会が幅広い招待状。一般的に招待状は「人を招くため」に送られますが、皆さんは「案内状」と使い分けられていますか。

 

招待状を送るかどうかは、「人を呼びたい場面かどうか」で判断します。例えば、会社の記念式典や製品発表の記者会見にプレスや関係者を招きたい場合には「招待状」、新商品のサイト開設のお知らせなら「案内状」というように使い分けましょう。ぜひこれからは、招待状と案内状を目的ごとに分け、送ってみてください。受け取った相手の印象も、きっと変わるはずです。

 

 

分かりやすい招待状に必ず書いてある5つのこと

 

誰から見ても分かりやすい招待状には、ある条件があります。それは、「誰が」「どこで」「いつ」「何のイベント」を開催するかが、きちんと書かれていることです。

 

【招待状に必ず書いてほしいこと】 

・主催者情報(あればイベント名称も) 

・開催日時 

・開催場所(住所) 

・開催目的 

・緊急連絡先(メールアドレスまたは電話番号)

 

会場が分かりにくい場合、住所だけではなく、地図やアクセス概要も入れると、それだけで読み手に親切な招待状になります。

 

 

今すぐトライ!デザインがより良くなる3つのポイント

 

招待状に必要なテキスト情報を理解したら、デザインのポイントとなる「フォーマット」「カラー」「フォント」の3つを変えてみましょう。どれも、すぐにトライできる内容です。

 

 

イベントとマッチするフォーマットを選ぼう

 

Adobe Stockには招待状のテンプレートが用意されています。なお、Adobe PhotoshopやAdobe Illustrator、Adobe InDesignで編集が可能なため、伝えたい内容に併せ、文章やデザインが変更できます。

招待したいイベントにマッチするよう、デザインや体裁を整えると、相手がイベントに抱く期待値が大きく外れることはありません。

例えば、周年行事や製品発表といったフォーマルなイベントの場合にはクラシカルな印象のデザインを、ファミリーセールのような気軽に遊びにきてほしいイベントにはポップな要素と、内容に合わせ使い分けましょう。

 

 

4. 採用後のメリット

(クラシカルな印象のデザイン)

 

写真はまず見た目が勝負

(ポップな印象のデザイン)

 

特に面識のない方をお招きする場合、届いた招待状の内容やデザインが、会社やイベントの第一印象を決めます。もし、クラシカルなイベントなのに、ポップなデザインの招待状を送ってしまったら、イベントの雰囲気や内容を勘違いされてしまうかもしれません。ここで誤った印象を与えてしまうと、参加時とのギャップでネガティブなイメージを抱かれたり、クレームにも繋がりかねないため注意が必要です。

 

テンプレートは、Adobe Stockで探すことをおすすめします。「パーティー」「セール」のように、キーワードに合わせて自由に選ぶことができます。きっと、ご自身のテーマに沿ったデザインが見つかるはずです。

 

 

招待状の内容に合わせたカラーをチョイス

 

もしあなたが、「注意してほしい部分が青色、その他のテキストが赤色で書かれた招待状」を見たら、どのような印象を受けますか。多くの人が、おそらく違和感を感じるでしょう。なぜなら、一般的に注意を促す箇所の多くに赤色が取り入れられているからです。

分かりやすさを重視する招待状において、視認性は大切です。なかでも、「使用するカラー」の選び方は、読み手の印象を左右します。例えば、フォーマルな内容の場合には落ち着いた印象を与える寒色系の暗いシックなカラーを、セールなどポップさが際立つイベントの場合には元気な印象を与える暖色系のカラーを取り入れると、イメージ通りに伝わりやすいと言われています。

 

 

その写真で何を伝えたいか
その写真で何を伝えたいか

 

色合いに困った場合には、InDesignのAdobe Colorテーマパネルを利用すると、デザインと調和のとれたカラーを提案してくれます。

 

コーポレートカラーが決まっている場合には、その色をテキストや便箋、封筒に使用することで、より統一感を持たせることが可能です。また、デザインとのバランスでコーポレートカラーに近い色へテキストを変更したり、トーンを変えたりするだけでも、招待者の印象を調整できます。

 

 

読み手のためにもフォントは統一

 

招待状では、「書体」も大切なポイントです。例えば、受け取った招待状に、「ポップ体」「明朝体」「ゴシック体」が混ざっていたら、読みやすいでしょうか。おそらく、多くの方はガチャガチャして読みにくいはずです。使う書体を統一するだけでも、相手に優しい招待状になります。Adobe Creative Cloudには、Adobe IllustratorやAdobe InDesignで使用できるAdobe Fontsという

サービスがあります。ビジネス文書や見出し用のフォントパックが用意されていますので、うまく取り入れるといいでしょう。

 

強調したい内容があるからと、文字サイズをとにかく大きくするのも要注意です。見出しは○ポイント、本文は○ポイントのように決めると体裁がすっきりします。社内で文字サイズやフォントルール統一させると、誰が書いても同じ招待状が作れるようになります。

また、伝えたい情報が多い場合に、行間を詰めてしまうケースはありませんか。親切心からかもしれませんが、読み手には情報が多過ぎて内容が入りにくいこともしばしば……。Adobe Illustratorや、Adobe InDesignでは、行間を自由に調整しながら招待状を作成できるため、自身のイメージが思いのままです。

 

 

周りと差をつける「ビジネス招待状」のポイント

 

最後に他の人と差をつけたデザインを作るために、今から始められるTipsを3つご紹介します。

 

 

相手に合わせた文章を2〜3種類準備しよう

 

招待状の文章フォーマットは、2〜3種類のパターンを持つことをおすすめします。理由は、「相手への特別感」を演出するためです。Adobe InDesignを使えば、マスターページで作ったデザインを複製することで、親しい取引先、新規のお客さまなど、招待したい方に合わせてテキストが変えられます。

 

 

 

オリジナル地図を作ろう

 

会場へのアクセスを考えたとき、オリジナルの地図を作ったほうが良いときがあります。それは、スマートフォンのマップだと、地図の目的である全体像を伝えきれないケースがあるからです。例えばAdobe Illustratorを使うと、目印や場所を強調したオリジナルの地図が作れます。プロが使うツールにも関わらず、直感的にアイコンが使え、レイアウトもサクサク進みます。

 

 

その写真で何を伝えたいか

ユニバーサルデザインを意識しよう

 

皆さんは「ユニバーサルデザイン」をご存知でしょうか。色や文字の見え方が人それぞれであることに考慮し、なるべく全ての人に正確な情報が伝わるよう、利用者の視点に考慮して作られたデザインです。例えば、駅の路線図や案内など不特定多数の人々の目に触れるシーンでよく使われています。

Adobe IllustratorやAdobe Photoshopでは、「ユニバーサルデザイン」の観点から、色にフォーカスを当てた色覚シミュレーションが可能です。ユニバーサルデザインを考慮したグラフィックによって、招待者のニーズに合わせたカラーリングができます。

 

 

その写真で何を伝えたいか

みんなに伝わる招待状をデザインしよう

 

招待状は、デザインひとつで、情報の印象が大きく変わります。誰が見ても分かりやすいデザインにするためにも、「イベントにマッチしたフォーマットやカラー」「読みやすいフォントや文字サイズ」などをぜひこの機会に意識してはいかがでしょうか。Adobe製品を使い、みんなに伝わる招待状をデザインできれば、きっとあらゆる場面で役に立つはずです。

 

 

 

取材協力:大倉照結(おおくら・てゆい) 合同会社クリーン・クラン 代表。女優、アドビ製品を熟知するジェネラリスト。さまざまな業界に精通しており、多彩な経歴を持つ。全国各地でアドビ製品の最新バージョンから、裏技までユーザー目線で紹介する。

監修協力:峯陽子(みね・ようこ)

 


 

 

(執筆:スギモトアイ 編集:ノオト)

 

 

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