CCだとこんなに早い!時短5番勝負

 
社内向けの企画書をIllustratorで制作した場合、旧バージョンと最新のCCでは、作業時間にどれくらいの差がついたでしょうか。今回は、写真やイラストなどの素材の作成にかかった時間を中心に比較してみました。

CCだとこんなに早い!時短5番勝負
 

時短ポイント1

写真の加工と配置

 


企画書の見栄えを良くするためには、写真選びは重要です。まずは、ストックフォトサービスから選んだ写真をPhotoshopで加工し、Illustratorのレイアウトに配置するまでの時間を比較してみましょう。

 


旧バージョン(CS)だと…
 
ストックフォトサービスからイメージに合った写真を検索
 

 1.  いくつかのストックフォトサービスからイメージに合った写真を検索します。気に入った写真が見つかったら、透かし入りのプレビュー画像をデスクトップに保存します。

arrow
 
色調補正を行います。

 

2. ダウンロードした画像をPhotoshopで開き、色調補正を行います。見栄えを良くするためには、いろいろな補正を試してみます。

arrow
 
再びストックフォトサービスにアクセスし、クレジットカードでライセンスを購入します。

 

3. 納得のいく見栄えになったら、再びストックフォトサービスにアクセスし、クレジットカードでライセンスを購入します。購入画面で情報を入力するのも以外と時間がかかります。入力が終わったら、透かしのない高解像度画像をダウンロードします。

arrow
 
色調補正をもう一度行います。

 

4. 購入した高解像度の画像を再びPhotoshopで開きます。透かしは消えていますが、何の加工もされていない元画像のため、先ほどプレビュー画像で行った色調補正をもう一度この高解像度画像でも行わなければなりません。かなり面倒...。

arrow
 
画像を読み込んで、レイアウト上に配置

 

5. 画像の加工が終わったら、Illustratorに切り替えます。画像を読み込んで、レイアウト上に配置します。使用する写真が多ければ多いほど時間も手間もかかります。


最新のCCなら!
 
イメージに合った写真をAdobe Stockから検索

 

1. Photoshopの「CCライブラリ」パネルで、イメージに合った写真をAdobe Stockから検索。写真が見つかったら、透かし入りのプレビュー画像を「ライブラリ」に保存します。

arrow
 
色調補正を行います。

 

2. 「CCライブラリ」パネルに先ほどの画像が表示されているので、ドキュメント上にドラッグ&ドロップで配置し、色調補正を行います。

arrow
 
「ライセンス画像」を選択するだけで購入が完了

 

3. うまく仕上がったら、レイヤーパネルの画像を右クリックし、「ライセンス画像」を選択するだけで購入が完了。プレビュー画像が自動的に透かしのない高解像度画像に差し替わります。色調補正を再び行う必要はありません。

arrow
 
補正後の画像を調整レイヤーごと「CCライブラリ」パネルにドラッグ&ドロップ

 

4. 補正後の画像を調整レイヤーごと「CCライブラリ」パネルにドラッグ&ドロップします。Illustratorに切り替えて「CCライブラリ」パネルを見てみると、同じ画像が表示されています。それをアートボード上にドラッグ&ドロップで配置すれば完了!

arrow
 
CCで約22分の時短
 

写真の加工と配置が完成!

CCで約22分の時短

  Adobe Stockなら欲しい素材がすぐに探せる!充実した検索機能

「CCライブラリ」パネルで気に入った写真が見つからなかった場合は、Adobe Stockサイトにアクセスしてみましょう。

Adobe Stockでは通常のキーワード検索に加え、読み込ませた画像からイメージに近いものを探せる「ビジュアルサーチ」、被写界深度や人物、カラー、コピースペースで検索条件を絞り込めるフィルターなど、Adobe SenseiのAI技術を活用した高度な検索機能を搭載しています。これらを使って、1億点を超える素材から欲しいものをすばやく探し出せます。

Adobe Stockなら欲しい素材がすぐに探せる!充実した検索機能
 

時短ポイント2

イラストの作成

 

時短ポイント2:イラストの作成
 

次はイラストの作成です。PCでイラストを描くのは苦手という人は、紙に描いたイラストをPCに取り込んで、Illustratorで着色などの編集が行えるベクターオブジェクトに変換してみましょう。

 


旧バージョン(CS)だと…
 
撮影した画像を作業するPCへ送信

 

1. 手書きのイラストをスマホカメラで撮影し、カメラロールに保存します、メールに添付するなどして、撮影した画像を作業するPCへ送信します。

arrow
 
トレースがしやすいように色調補正を行います。

 

2. スマホカメラで撮影した写真は、明るさや色温度、影などの影響により、トレースがしづらい場合があります。そのため、一度Photoshopで開き、トレースがしやすいように色調補正を行います。

arrow
 
補正した画像をIllustratorに配置します。画像を選択して「画像をトレース」ボタンをクリックすると、画像が自動的にトレースされます。

 

3. 補正した画像をIllustratorに配置します。画像を選択して「画像をトレース」ボタンをクリックすると、画像が自動的にトレースされます。うまくいかない場合は「画像トレース」パネルで設定を調整します。最後に「拡張」ボタンをクリックして、ようやくベクターオブジェクトに変換できました。


最新のCCなら!
 
Adobe Captureの「シェイプ」モードで、手書きのイラストを撮影します。不要な部分を削除し、ライブラリに保存

 

1. スマホアプリのAdobe Captureの「シェイプ」モードで、手書きのイラストを撮影します。不要な部分を削除し、ライブラリに保存します。

arrow
 
Illustratorの「CCライブラリ」パネルにイラストが表示されるので、レイアウト上にドラッグ&ドロップするだけ。

 

2. Illustratorの「CCライブラリ」パネルにイラストが表示されるので、レイアウト上にドラッグ&ドロップするだけ。すでにベクターオブジェクトになっているので、すぐにサイズ変更や着色ができます。

arrow
 
CCで約10分の時短

 

イラストが完成!

CCで約10分の時短

作成した素材を比較すると…
 
まずは移動したい列をコピーします。移動する場所に新たに列を追加し、そこにペーストで配置。元の列を削除します。変更の度に、この作業を繰り返します。

 

線が黒く潰れていたり、角が立っていたりと精度はいまひとつ。また、残っている背景の白い部分を消すなどの作業も必要...。


作成した素材を比較すると…
 
表の順番を変えるには、列を選択してそのままドラッグし、任意の場所でマウスを離すだけ。列でも行でも簡単に移動することができます。

 

Captureは精度がとても高いため、撮るだけで自然でなめらかな線を再現できました。そのまま素材として使用することができます。


 Adobe Captureなら、似たフォントの検索、使用も可能!

Adobe Captureを「文字」モードにすると、気になったポスターや雑誌、パッケージなどのタイポグラフィを撮影するだけで、似ているフォントを検索することができます。Adobe Fontsの15,000を超えるフォントから探してくれるので、自分のPCにないフォントでも保存すればIllustratorやPhotoshopですぐに使用できます。

Adobe FontsはすべてのCreative Cloudプランに含まれているフォントサービスで、有償プランならすべてのフォントが使用できます。

Adobe Captureなら、似たフォントの検索、使用も可能!
 

時短ポイント3

イラストのポーズ変更

 

時短ポイント3:イラストのポーズ変更
 

イラストを企画書に配置してみたら、何だか物足りない...。そんなときは、Illustratorでイラストのポーズを変更したり、要素を追加したりして、イラストに動きをつけてみましょう。

 


旧バージョン(CS)だと…
 
アンカーポイントを選択して少しずつ移動しながらポーズを変更していきます。

 

1. 「ダイレクト選択ツール」で、イラストの変更したい箇所をクリック。アンカーポイントを選択して少しずつ移動しながらポーズを変更していきます。

arrow
 
細かく調整します。アンカーポイントを追加したり、削除したり、ハンドルを動かしたり...。慣れた人でもかなり時間がかかります。

 

2. 線がガタガタになるなど違和感がある場合は、さらに細かく調整します。アンカーポイントを追加したり、削除したり、ハンドルを動かしたり...。慣れた人でもかなり時間がかかります。

arrow
 
時間をかけて調整してみたものの、ポーズが不自然で、はじめからやり直し

 

3. 時間をかけて調整してみたものの、ポーズが不自然で、はじめからやり直しといったことも...。

arrow
 
ポーズを変更したら、さらに要素を追加して、やっとイラストの完成です。

 

4. ポーズを変更したら、さらに要素を追加して、やっとイラストの完成です。ちょっとしたポーズの変更なのに、だいぶ時間がかかってしまった...。


最新のCCなら!
 
パーツを選択し、「パペットワープツール」で固定する領域と動かす領域をクリックして3つ以上のピンを追加

 

1. 変更したい手や足などのパーツを選択し、「パペットワープツール」で固定する領域と動かす領域をクリックして3つ以上のピンを追加します。

arrow
 

 

2. あとはピンを動かすだけ。パーツを伸ばしたり、回転したり、位置を変更したりして、簡単にポーズを変更することができます。思い通りにならない場合は、ピンを追加・削除して調整しましょう。

arrow
 
あっという間にポーズを変更できました。とても自然でなめらかな仕上がりです。

 

3. あっという間にポーズを変更できました。とても自然でなめらかな仕上がりです。要素を追加して完成です!

arrow
 
CCで約32分の時短

 

イラストのポーズ変更が完成!

CCで約32分の時短

企画書が完成

 

企画書が完成:Creative Cloudを使用した場合、全体で64分の時短に成功

 

Creative Cloudを使用した場合

全体で64分の時短に成功

 

時短5番勝負の第5番、企画書制作では上記のような結果になりました。見やすくわかりやすい企画書は、文字よりも写真やイラストの活用がポイントになります。その素材を探したり、作成したりするのに時間がかかるのも事実です。今回は3ページ程度の企画書を制作して検証しましたが、実際はもっとページが増えるはずですし、そうなると作業時間の差はもっと開きます。

今回の企画書制作で使用したサンプルファイルを下記にご用意しましたので、実際に試してみてください。Illustratorをお持ちでない方は、無料体験版をダウンロードいただけます。

 

 

Illustratorのフル機能をお試しいただけます

 

 

サンプルファイル(Illustrator CC 2019形式)
(ZIP: 98.2MB)