珠玉のタッチを世界に届ける Photoshopブラシ+Behance  アナログとデジタルをつなぎ、 ディテールと全体を同時にデザイン。 Capture+Illustratorの一括編集
Plus One

ベストセラーとなった文芸書『鉄道員』『負け犬の遠吠え』などのイラストレーションで知られる井筒啓之さんは、雑誌や書籍といった出版物から広報誌、広告、webに至るまで幅広いジャンルで活躍する、日本を代表するイラストレーターです。その手で描き出されるイラストは、柔らかくも力強く、どこかあたたかい、手描きならではの風合いを備えています。

手描きならばその質感が最大限に出るようにデータにするのかと思いきや、デジタルデータとしての仕上げはディスプレイを基準にしたデジタルレタッチ&ドローイングが欠かせないそう。

今回は手書きの原画をAdobe Photoshopで仕上げ、それをポートフォリオとして活用できるクリエイター向けSNS・Behanceを通して世界に伝える、デジタル+ネット時代のノウハウを紹介します。

 

デジタルネットでさらに広がるイラストの世界

 

PhotoshopのKyleブラシで原画を調整

→Behanceで世界とコミュニケーション

 

「仕事で手がけるイラストは最終的にデジタルデータにする必要があります。そのときの色や質感の判断基準はディスプレイなんですよね。ギャラリーで展示するのなら原画は原画のままでいいのですが、スキャンをすると本来フラットな塗りのはずが絵の具の盛り具合まで拾ってしまうんです。そうした塗りのムラをPhotoshopのKlyeブラシ(Kyle T. Webster氏による特製ブラシ)で調整して仕上げていきます。

できあがった作品はBehanceなどにアップして公開しています。イラストレーターはとにかく作品を公開していくことが大事。ネットに作品をアップすることに抵抗感がある人もいるでしょうし、実際にリスクもあるかもしれませんが、僕はこうしたきっかけで作品を知ってもらえるのは素直にうれしい。作品を作り続け、公開し続けていると、思いがけないところから仕事が来ることもあります。そのチャンスを逃したくないですから。やらないのはもったいないですよ」(井筒)

ステップ1

 

1. ブラシパネルから「他のブラシを入手」を選ぶとイラストレーター・Kyle T. Webster氏による1,000を超えるブラシが入手できます

 

ステップ2

 

2. 入手したブラシは、ブラシファイル(.abr)をダブルクリックするだけで、Photoshopに自動で読み込まれ、使えるようになります

 

ステップ3

 

3. Kyleブラシなら手書きのイラストの仕上げにも最適。完成したデータは「Behanceへ公開」を選べばすぐに世界に公開できます

Photoshop
  使い方製品情報  
 
求めるタッチが必ず見つかる
多彩な表現を実現するKyleのブラシ
 
求めるタッチが必ず見つかる 多彩な表現を実現するKyleのブラシ
 

「仕事でイラストを描く場合、アナログで描いた原画はスキャンした後、Photoshopでデジタルデータとして調整して仕上げていきます。そのときによく使っているのがKyleのブラシですね。イラストレーターにとっては線の一本一本をどう描くかはとても重要です。Photoshopの汎用ブラシではどうしても線に丸みが出てしまうので、その後に線端を整える作業が必要でしたが、Kyleのブラシなら描きたい線が一回で描ける。種類も豊富でとにかく便利ですね。以前なら購入する必要があったKyleのブラシが(CCメンバーなら)こうして自由に使えるのはありがたい。イラストレーターにとってブラシの種類はあればあったほうがいいのですから」(井筒)

Behance
 
仕事につながる、創作につながる。
世界への可能性を開く「Behance」
 
 

「ネットやSNSを通じて作品を作品を公開しはじめたのは2011年の震災以降のことです。最初はわからないことだらけでしたが、海外とも仕事をしたいと思っていましたし、これからはネットだけで仕事ができる環境も作っておかなくていけないと思い、SNSへの登録を始めました。Behanceに登録したのは2013年からですが、海外利用者が多いおかげか外国からの問い合わせが増え、イラストの仕事や大きなプレゼンへの参加につながっています。国や地域、年齢を問わず、いろいろな人の作品を見ることができるので、日々、創作の刺激を受けられるのもBehanceのいいところですね」(井筒)

Photoshopをはじめとするアプリから、フォントやストレージなどのサービスまでそろうCreative Cloudをぜひご検討ください。
 
REO spikee
 
井筒啓之

イラストレーター

1955年香川県生まれ。1984年、日本イラストレーション展入選。1998年、講談社出版文化賞さし絵賞受賞。浅田次郎著『鉄道員』(ぽっぽや)、酒井順子著『負け犬の遠吠え』などベストセラーのカバーイラストレーションを手がける。書籍・雑誌のカバーやさし絵、企業広告、機内誌や会員誌のイラストなど幅広い分野で活動中。近年の活動は国内にとどまらず、ファイル送信サービス WeTransferのデスクトップイラスト、Taylors of harrogate(イギリス)のコーヒーパッケージなども担当している

Plus One | その他の記事

 

定番のPhotoshopやIllustratorに新しい発見を。さらに「プラス1」することで、一層の効率と表現力を。
Creative Cloudならではの活用術を第一線のクリエイターが紹介します。

 
自分のデザインをよりリアルに伝えたい。Photoshop + Dimensionならそれが叶えられる

さらに詳しく ›

 

PDFをもっときれいにわかりやすく!Photoshop + Acrobat時短&品質アップ

さらに詳しく ›

 

PhotoshopマッチフォントとAdobe Fontsフォント選びの力強いパートナー

さらに詳しく ›

 

発想次第でクリエイティブの可能性は無限大。
Illustrator + XDで表現力&コミュニケーションをワンランクアップ

さらに詳しく ›

 

Capture Illustratorの一括編集。アナログとデジタルをつなぎ、ディテールと全体を同時にデザイン

さらに詳しく ›

 

イメージをすばやくかたちに
デザインのひと手間を減らす
Adobe Stock+Illustratorの活用術

さらに詳しく ›

 

グラフィック+1の武器を身につける!
Illustrator+動画アプリケーション

さらに詳しく ›

 

手描きの魅力をデジタルで拡張
FrescoPhotoshopの世界

さらに詳しく ›

 

時短勝負!CCだとどれくらい早い?

 

IllustratorやPhotoshopでよく行う作業を、新旧バージョンを使用した場合で比較してみました。
デザイナーの仕事を早くする時短テクをご覧ください。