アートディレクター/デザイナー
有馬 智之
1985年生まれ。2009年、日本デザインセンター入社。コンピューティングとタイポグラフィを軸に、グラフィック、Web、UI等複数の領域におけるアートディレクションとコンサルティングに従事。著書に「いいデザイナーは、見ためのよさから考えない」(星海社)がある。
「今回、宇宙航空産業のロゴマークを作ってみました。宇宙にも行ける飛行機で、東京・ニューヨーク間を2時間半で行き来する。そんなストーリーから考え始めました」
「ロゴ一つからブランディング全体まで、こんなに色々なことができて、こんなに楽しい仕事って他にないんじゃないでしょうか」
デザインの土台
デザインの構想
「何かをデザインし始めるときは、どういう造形にしようかなど、かなり咀嚼はしますね。咀嚼する時間がすごく大事。構想が8割、後の作業が2割ですね。」という有馬さん。
デザインは受け手ありき
「仕事をしていて常に衝撃なのは、アーティストの人のインスピレーションとかも受けるんですけど、それと同じぐらい、受け手の人たちの凄さを感じます。やっぱりこちらが少しでも油断していると見破ってきますからね。だからかな、単純にみんなが喜んでくれるものを作りたいなって思いながら仕事をしてますね。」
外に出て考えを一度リセットする
「家にいると基本的にずっとオンなので、オフにするために自転車に乗って外の景色を見に行ったりすることが多くなりました。目的とかは特にないんです、何か今考えていることを1回更地にする作業ですね。」