新規ドキュメントを作成してラフを描く
Frescoを起動し、「新規作成」をタップして「2732×2048px」のドキュメントを作成します。
左側にあるツールバーから「ブラシ」をタップし、「ピクセルブラシ>コミック>ビンテージインク」を選択します。右側の星マークをタップして「お気に入り」に登録しておきます。次に、ブラシのサイズを「44」、滑らかさを「70」、カラーをグレー、透明度「75%」に設定します。
紙に鉛筆で描くように、ざっくりとラフを描いていきます。
仮色を塗る
右側にあるタスクバーから「レイヤー」①をタップしてレイヤーパネルを開きます。「レイヤーの追加」②をタップし、先ほど描いたレイヤーの上に新規レイヤーを作成します。
次に、ツールバーで「カラー」をタップし、カラーホイール③を操作して色を選択します。ブラシのサイズを大き目に設定し(ここでは「234」)、大まかに色を塗っていきます。
色を塗り終えたら、タスクバーの「レイヤーのプロパティ」アイコン④をタップし、「不透明度」を「34%」に設定します。
ラフの線を整理する
新規レイヤーを作成し、ラフの上から線を描き加えていきます。ツールバーの「ブラシ」をタップし、「お気に入り」から先ほど登録したブラシ(ビンテージインク)を選択します。色を濃い茶に変更して、ラフの線を整理するように描いていきます。
ドロップ缶の円を描くときは、「描画補助」を使うと便利です。タスクバーの下部にある定規のアイコンを長押しし、メニューから「円形」を選択します。キャンバス上に正円のアウトラインが表示されるので、大きさと位置を合わせてトレースすると綺麗な円が描けます。
イラストレーター
日菜乃
武蔵野美術大学視覚伝達デザイン学科入学。イラストレーターとして活動する。
レトロでどこか懐かしい瞬間を切り取ったようなイラストを描き、現在SNSを中心に活動している。