Illustrator iPad版で新規ドキュメントを作成する
Illustratorを起動し、ホーム画面で「新規作成」をタップします。ダイアログボックスで「カスタムプリセット」を選択し、単位を「ミリ」、幅を「1030」、高さを「364」に設定して「ファイルを作成」をタップします。
Frescoで作成したイラストを配置する
左側のツールバーから「配置>Creative Cloud」をタップし、前ステップで作成・保存したPSDクラウドドキュメントを選択します。このステップから作業を開始する方は、「配置>ファイル」をタップし、サンプルアセットの「ichigo-drop6」を選択します。「読み込みオプション」ダイアログボックスが表示されたら、「複数のレイヤーを1つの画像に統合」にチェックを入れて「OK」をタップします。
配置された画像をアートボードの左側に配置します。
グラデーションの色を登録する
ツールバーから「長方形ツール」①を選択して、イラストの右側に長方形を描きます。
右側のタスクバーから「プロパティ」をタップします。プロパティパネルで「塗り」をタップし、「グラデーション>線形グラデーション」②をタップすると、長方形オブジェクトの上にグラデーションガイドが表示されます。
グラデーションガイドの左端のカラー分岐点③を選択し、スポイトツール④をクリックするとカラーサンプルを取得する円⑤が表示されるので、缶の蓋の赤色の部分に中心を合わせます。
同様にグラデーションガイドの右端のカラー分岐点を選択し、苺の黄色の部分をカラーサンプルとして取得します。
グラデーションの向きと色を調整する
グラデーションガイドのカラー分岐点をドラッグして移動し、グラデーションを水平から垂直方向に変更します①②。
グラデーションの色を調整する場合は、カラー分岐点①②をそれぞれ選択し、プロパティパネルでグラデーションの開始/終了色を調整します。
手書きのベクター文字を描く
ツールバーから「ブラシ」をタップし、「鉛筆>曲線 1pt」を選択します。プロパティパネルで「塗り」を白に設定し、グラデーションの長方形の右側に「苺ドロップ」という文字を描きます。
テキストを入力し、Adobe Fontsを適用する
ツールバーで「文字ツール」をダブルタップまたは長押しして「縦書き」を選択します。画面上でドラッグするとテキストフレームが表示されるので、テキストフレームをダブルタップしてキーボードを表示させ、文字を打ち替えます。
次に、Creative Cloudモバイルアプリを起動し、画面左側の「フォント」をタップします。Adobe Fontsのフォントが表示されるので、好みのフォントを検索します。ここでは「りょう Text PlusN」を選択し、「+」アイコンをタップしてインストールします。
Illustrator iPad版に戻り、入力した文字を選択した状態で、プロパティパネルの「文字」セクションで、フォントのドロップダウンリストからインストールしたフォントを適用します。さらに手書きの文字も組み合わせて、ポスターの完成です。
その他のチュートリアル
イラストレーター 日菜乃さんの作品を使った広告イラストシリーズの続きをご覧ください。
イラストレーター
日菜乃
武蔵野美術大学視覚伝達デザイン学科入学。イラストレーターとして活動する。
レトロでどこか懐かしい瞬間を切り取ったようなイラストを描き、現在SNSを中心に活動している。