
定番のマタニティフォトポーズ3種
- 側面からシルエット撮影をして、美しさとドラマチックさを添えましょう
- 季節やイベントのテーマを使って、妊娠のお知らせを
- 家族全員を集めて、さらに楽しい写真に

マタニティフォトにはどのようなポーズが良いか
マタニティフォトは、妊娠の進行具合を見せる良い機会です。時にはシリアスに、時にはユーモラスに撮りましょう。どんな感じの写真でも、マタニティフォトは家族や友人に妊娠のお知らせをする良い機会です。みんなが感じている喜びをシェアし、妊娠という経験を通して家族の思い出を残しましょう。
結局のところ、どのようなマタニティフォトを撮るかは好みによって変わります。マタニティフォトには、様々なポーズが使えます。ここにご紹介するのは、1人で写っているポーズの例です。自分の撮影でも使ってみてください。
- 側面から写したシルエット写真
- お腹を強調するために、手を後ろに持っていったポーズ
- お腹の形を見せるように、手を前に持ってきたポーズ
- 花に囲まれ、ミルクバスに入っている幻想的なポーズ
- お腹のクローズアップ写真
- 赤ちゃんの靴を持っている手、ワンジー、超音波画像、お腹の近くに家族が集まっている写真など

マタニティ撮影のために計画を
自分達だけのためにマタニティフォトを撮る場合も、プロの駆け出しとして撮影する場合も、まずポーズを決める前に、撮影前の準備をする必要があります。「最初に妊婦がどんな人なのか、知っておくのが大切です。そして、その人にどんな服が似合うか、どんな服ならお腹の膨らみにアクセントを置いて素敵に見えるか、など話し合いましょう」と説明するのは、プロのマタニティと新生児写真の専門家Alina Riccoさんです。
マタニティフォトを撮影する最適な時とは、いつでしょうか?
嬉しいことに、出産間近までいつでも、妊娠の写真を撮ることができます。ちょうど妊娠期間を3つの期間に分けるように、写真を撮る時期を3つに分けてみるのも良いでしょう。そうすれば、ドキュメンタリーのようなシリーズ写真にすることができます。
- 妊娠第1期。 妊娠初期は人気のある時期で、この頃に多くのカップルや妊婦が写真を撮ります。まだ妊婦のお腹が目立たない頃であるため、この頃の妊娠お知らせ通知は、大抵遊び心のある感じにしています。大体の場合、その季節に合わせたジョーク的な通知が好まれています(例えば10月なら、「カボチャが実りの季節を迎えています」など)。
- 妊娠第2期。 12週目から24週目になると、お腹の膨らみがだんだんわかるようになります。この時期になると、ポーズや設定に工夫を凝らし、妊娠の進行具合を表現することができます。
- 妊娠第3期。 ほとんどのマタニティフォトは、34週目から36週目にかけて撮影されています。この時期にお腹が最高に大きくなり、妊娠のすばらしさを表現する絶好の機会がたくさん得られます。36週目に入る前に撮影しましょう。妊婦にとっては妊娠最終段階に入る前の最も調子の良い時期で、撮影を存分に楽しむことができます。
マタニティフォトの雰囲気選び
どのポートレート写真にも言えることですが、テーマや雰囲気を決めておくと、ポーズを選ぶときに大変役に立ちます。

幻想的に
シルエット写真にするか、ゴールデンアワーの暖かい光の中で撮ると、深い静けさを表現できます。白黒写真も、妊婦さんの美しさを捉える素晴らしい手法です。お腹の膨らみを強調する優雅なドレスや様々な服を探してみましょう。
遊び心を持ったもの
シリアスな写真より、いたずらっぽい写真の方が服装のアイディアがたくさんあります。例えば冬なら雪だるま、秋なら枯れ葉の飾りなど。駄洒落を使ったり趣味に合わせたジョークなどを使って、妊娠のお知らせをしましょう。もしテーマに合うなら、パーティコスチュームを使うのも、いい考えです。


妊婦さん1人の写真を計画する
妊婦さん1人のマタニティフォトは、妊婦さんの美しさを捉える素晴らしい方法です。「妊婦さんのお腹の曲線を、色々な角度から見せることが大切なのを覚えておいてください。首を曲げ、膝は真っ直ぐに、手はウエストの後ろ側に回し、三角形を作ります」とRiccoさんは説明します。シンプルなポーズでも、ゴージャスな感じの写真になります。
家族が集まる機会にしましょう
家族写真をマタニティフォトに組み込むこともできます。例えば、パートナーがお腹にキスしている時、家族が手に手を取って歩いている時、妊娠している女性の周りを家族が囲んでいる時、家族全員が手をお腹に当てている時など、スナップショット的に撮影しましょう。「大事なのはどのようなポーズで撮るのかではなく、家族とのつながりを表現することです」とRiccoさんは語ります。

マタニティフォトを、編集でいっそう美しく
マタニティフォトを撮影したら、それをAdobe {{lightroom}}に取り込むか、 Adobe Photoshopで開き、明るさや色の調整、レタッチなど、様々な編集をしましょう。

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さらに写真を引き立てるための、3つのアドバイス
もし素早く写真を編集したいなら、 {{lightroom}}にはポートレート写真に使うフィルターのような役目の、アダプティブプリセットがあります。これを使えば、歯を白くしたり、目を輝かせたり、髪をスムーズにしたり、テクスチャを加えたり、さらに多くのことができます。プリセットの便利なところは、クリック1つでできる点です。あとはAIがやってくれます。
- 楕円で囲む。 {{lightroom}}の円形グラデーションで楕円形のマスクを作成し、それを使って露光量、鮮明度、彩度を調整できます。
- エッジをシャープに。 ディテールパネルのシャープスライダーを使って、写真をよりくっきりと鮮明にしたり、より柔らかくしたりと、思い通りの雰囲気に仕上げることができます。
- レンズのゆがみをなくす。 広角レンズを使って撮影すると、被写体が実際よりも横に大きく見えてしまうことがあります。ジオメトリーパネルのゆがみスライダーで、こうした効果を修正しましょう
Photoshopでのレタッチ
さらに複雑な編集をする場合は、マタニティフォトを Photoshopに取り込んでください。写真を思い通りに磨き上げることができます。
- 髪の毛と顔を微調整する。 髪の毛などに少し手を加えたい場合は、ヘアブラシとペイントツールを使って、眉毛、髪の毛、まつ毛などに修正を加えることができます。
- 修正する。 肌荒れやまとまりのない髪が気になる場合は、スポット修正ブラシを使って綺麗に整えることができます。
- ぼかし効果で焦点を絞る。 ぼかし効果やフィルターを使って、メインの被写体によりフォーカスを当てることができます。ぼかしギャラリーにあるぼかしツールを使うと、背景ではなく被写体の顔に注意を引くことができます。
- 周辺光量を補正する。 Camera Rawフィルターのエフェクトタブで、周辺光量補正スライダーを使って、画像のエッジをかすかに暗くし、見る人の目をフレーム内に引きつけることができます。
マタニティフォトを撮影した後、Photoshopと{{lightroom}}を使って、どれだけ写真を引き立たせることができるか試してください。アプリ内に含まれている数々のチュートリアルやガイドを使って、自分の思い描くビジョンを現実の形にしてみましょう。
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