Facebookのカバー写真の推奨サイズとオススメの作成ツール
Facebookの「カバー写真」は、個人や企業(ブランド)の印象を左右する大切な要素です。表現したい世界観に合ったカバー写真を使用することで、アカウントのイメージをわかりやすく伝えられます。
ただし、カバー写真を設定する際には、デバイスによって見切れてしまう部分があるため、注意が必要です。
この記事では、Facebookのカバー写真に適した画像サイズや、カバー写真を作成する際に気を付けるべきポイントを解説。また、無料のデザイン作成アプリ「Adobe Express」を使ったカバー写真の作成方法もご紹介します。
※この記事は2024年3月時点の情報をもとに執筆しています
Facebookのカバー写真の推奨サイズと注意点
「カバー写真」とは、FacebookのプロフィールやFacebookページ画面の上部に表示される画像のことです。プロフィール写真の後ろに、背景のように大きく表示されます。
初期設定では無地の状態(スマートフォンの場合はプロフィール写真)ですが、オリジナル画像を設定することで、自分のアカウントやFacebookページに合う世界観を表現できます。
カバー写真を設定するうえで重要なのは、適切なサイズの画像を用意することです。
Facebook公式の推奨サイズ以外で画像を設定した場合、画像が見切れたり、表示したい要素がプロフィール写真で隠れてしまうことがあります。意図したとおりにカバー写真が表示されるよう、サイズを確認して作成しましょう。
カバー写真の推奨サイズ
Facebookのカバー写真の推奨サイズやアスペクト比(横:縦の比率)は以下のとおりです。
- 推奨サイズ・・・851×315px
- 最小サイズ・・・400×150px
- アスペクト比(横:縦の比率)・・・16:9
また、ファイル容量は100KB未満、ファイル形式はJPGにすることで、読み込み時間が短くなります。(最新の情報はFacebookヘルプセンターでご確認ください)
なお、推奨サイズと推奨アスペクト比でカバー写真を設定した場合では、デバイスによって見切れる部分が異なります。以下の注意点を参考に、どのサイズで画像を用意するか検討してください。
【注意点1】推奨サイズの画像はスマートフォンアプリで左右が見切れる
推奨サイズどおり「851×315px」のカバー写真を設定した場合、PCでは上下左右が見切れることなく表示されます。しかし、スマートフォンのFacebookアプリで表示すると、カバー写真の左右が見切れてしまいます。
PCに合わせて推奨サイズでカバー写真を用意する場合は、左右の見切れる部分に重要な要素を配置するのは避けましょう。
【注意点2】推奨アスペクト比の画像はPCで上下が見切れる
推奨アスペクト比「16:9」のカバー写真を設定した場合、スマートフォンのFacebookアプリでは上下左右が見切れることなく表示されます。しかし、PCで表示すると、カバー写真の上下が見切れてしまいます。
スマートフォンに合わせて推奨アスペクト比でカバー写真を用意する場合は、上下の見切れる部分に重要な要素を配置するのは避けましょう。
【注意点3】左下はプロフィール写真で隠れる
FacebookのプロフィールやFacebookページを表示した際、カバー写真の左下部分には、プロフィール写真が重なってしまいます。そのため、文字や人物などの重要な要素が隠れないように注意しましょう。特にスマートフォンのFacebookアプリの場合は、プロフィール写真で隠れる部分が大きくなります。
文字を載せる場合は、画像上部の中央に配置すると、見切れる心配がありません。
集合写真や家族写真などを使う場合も、プロフィール写真が重なる位置に人物が写っていないかどうかを確認しましょう。
Facebookカバー写真の設定方法
Facebookの初期設定では、カバー写真は無地の状態(スマートフォンの場合はプロフィール写真)です。ここでは、Facebookのカバー写真設定方法を、PCのブラウザとスマートフォンアプリの2パターンに分けて解説します。
PCの場合
初期設定では、カバー写真部分にグレーの画像が表示されています。
右下にある「カバー写真を追加」をクリックし、表示された選択肢からカバー写真の設定方法を選びましょう。
「カバー写真を選択」をクリックすると、過去にFacebookにアップロードしたことのある画像が表示されます。「写真をアップロード」をクリックすると、PC内に保存されている画像をアップロードできます。
カバー写真にしたい画像を選択すると、画像中央に「ドラッグして位置を調整」と表示されますので、必要に応じて位置を調整しましょう。
最後に画面右上の「変更を保存」をクリックすれば、設定完了です。
スマートフォンアプリの場合
初期設定では、カバー写真部分にプロフィール写真が表示されています。
右下にある「カバー写真を追加」をクリックし、表示された選択肢からカバー写真の設定方法を選びましょう。
「写真をアップロード」をタップすると、スマートフォンのカメラロールへのアクセス許可画面が表示されます。「次へ」をタップし、アクセス許可の範囲を指定してください(一度アクセス許可の範囲を指定すると、次回からは表示されません)。カメラロールが開いたら、「カバー写真を選択」をタップしましょう。すると、カメラロールや過去にFacebookにアップロードしたことのある画像が表示されます。
「コラージュを作成」をタップすると、カメラロール内の複数の画像を最大6枚までコラージュできます。
カバー写真にしたい画像を選択すると、画像中央に「ドラッグして位置を調整」と表示されますので、必要に応じて位置を調整しましょう。最後に画面右上の「保存」をタップすれば、設定完了です。
Facebookのカバー写真の作成方法
ここからは、推奨サイズのカバー写真を用意する方法を解説します。無料のデザイン作成ツール「Adobe Express」なら、画像のリサイズやオリジナル画像の作成がカンタンにできます。
まずは、GoogleアカウントやSNSアカウント、メールアドレスを使ってAdobe Expressに無料ログインしてください。登録は30秒ほどで完了します。
写真を推奨サイズに変更する方法
【手順1】推奨サイズのキャンバスを開く
トップページ上部の「+」ボタンをクリックし、検索窓に「Facebook」と入力し、「Facebookプロフィールカバー」を選択します。
すると、推奨サイズの851×315pxのキャンバスが開きます。
【手順2】写真をアップロードする
画面左側の「メディア」を選択し、「デバイスからアップロード」をクリックして写真をアップロードします。
アップロードした写真をキャンバスサイズに合わせて、大きさを調整してください。
画像を選択し、左側のツールバーから「ページ背景に設定」を選択すると、自動でキャンバスサイズぴったりに画像が調整されます。
なお、画像をダブルクリックすると、画像の表示位置を調整できます。
【手順3】ダウンロードする
画面右上の「ダウンロード」をクリックし、ファイル形式を選んで画像をダウンロードしましょう。なお、Facebook公式が推奨しているファイル形式はJPGです。
Adobe Expressのテンプレートを使って作成する方法
【手順1】テンプレートを探す
トップページ上部の「+」ボタンをクリックし、検索窓に「Facebook」と入力し、「Facebookプロフィールカバー」を選択します。
画面左側の「テンプレート」を選択すると、カバー写真用のテンプレート一覧が表示されます。画面上部の検索窓にキーワードを入れて作りたいイメージに合ったテンプレートを探しましょう。今回はwebデザイナーを想定し「デザイナー」と入力しました。
【手順2】テキストを編集する
画像内のテキストボックスを選択すると、直接テキストを変更できます。
フォントや色を変えたい場合は、テキストを選択した状態でツールバーから編集しましょう。
【手順3】画像を変更する
テンプレート内の画像を変更するには、まずは画像を選択し、キーボードの「Delete」キーで削除しましょう。
次に、差し替えたい画像を選択します。
自分のPCに保存している画像を使う場合は、画面左側の「メディア」を選択し、「デバイスからアップロード」をクリックして画像をアップロードします。
オリジナルの画像がない場合は、Adobe Express内にある素材を使ってデザインしてみましょう。画面左側の「デザイン素材」からイメージ画像を検索できます。
【手順4】背景を変更する
背景画像を変更する場合も「デザイン素材」から検索できます。「デザイン素材」の「背景」からイメージに合う画像を選択しましょう。
自分のPCに保存している画像を背景に使用する場合は、画面左側の「メディア」を選択し、「デバイスからアップロード」をクリックして画像をアップロードします。
このとき、アップロードした画像が一番手前に配置されるため、テンプレートの文字やデザインが隠れてしまうことがあります。画像を選択し、左側のツールバーから「ページ背景を置き換え」をクリックすると、自動で背景に設定できます。
また、画面右側にあるレイヤーを上下に移動させて、好きな重ね順に調整することも可能です。
【手順5】ダウンロードする
画面右上の「ダウンロード」をクリックし、ファイル形式を選んで画像をダウンロードしましょう。なお、Facebook公式が推奨しているファイル形式はJPGです。
Facebookのカバー写真作成にオススメのテンプレート
最後に、Facebookのカバー写真に使える、Adobe Expressのオススメのテンプレートをご紹介します。
Collection ID
(To pull in manually curated templates if needed)
Orientation
(Horizontal/Vertical)
Width
(Full, Std, sixcols)
Limit
(number of templates to load each pagination. Min. 5)
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オリジナルのカバー写真でアカウントの魅力を伝えましょう
個人や企業(ブランド)のイメージを印象付けるカバー写真は、アカウントの魅力を高める大切な要素です。オリジナルのカバー写真を用意して、あなた自身や企業(ブランド)の世界観を表現しましょう。
Adobe Expressなら、直感的な操作でカンタンにカバー写真を作成できます。ぜひAdobe Expressを使って、イメージにぴったりのカバー写真を作ってみてください。