
犬のロゴは、ペットショップやトリミングサロンなど、ペット関連ビジネスの顔となる重要な要素です。ロゴマークを効果的に活用することで、商品やサービスの特徴をわかりやすく伝えられ、認知度アップにもつながります。
この記事では、無料デザインツール「Adobe Express」を使って、犬のロゴをカンタンに作成する方法をご紹介します。プロが手掛けた高品質なテンプレートをアレンジするだけで、オリジナルロゴが手軽に完成するので、「コストを抑えつつ、クオリティにもこだわりたい」という方にもぴったり。さらに、作成したロゴは商用利用が可能なので、名刺やチラシ、商品パッケージなどにも安心して活用できます。
また、記事の後半では、犬のロゴを作成する際のポイントや、完成したロゴの活用に便利なAdobe Expressの機能についても解説しています。Adobe Expressを使って、あなたのビジネスにぴったりのロゴを作りましょう。
犬のロゴ作成がもっとカンタンに!便利なテンプレート集
Adobe Expressには、動物病院やペットショップ、トリミングサロンなど、様々なペット関連ビジネスに対応したテンプレートが豊富に揃っています。親しみやすいかわいいデザインから、洗練された大人っぽいスタイルまで、幅広い選択肢の中からお気に入りのものを選んでみましょう。色やモチーフ、フォントをカスタマイズするだけで、オリジナリティーあふれるロゴが完成します。
デザインにさらにこだわりたい場合は、テンプレートを活用してラフ案を作成し、それをもとにデザイナーに依頼するのもオススメです。具体的なイメージを共有しやすくなるので、やり取りがスムーズに進みます。
Collection ID
(To pull in manually curated templates if needed)
Orientation
(Horizontal/Vertical)
Width
(Full, Std, sixcols)
Limit
(number of templates to load each pagination. Min. 5)
Sort
Most Viewed
Rare & Original
Newest to Oldest
Oldest to Newest
Premium
(true, false, all) true or false will limit to premium only or free only.
Adobe Expressで犬のロゴをカンタンに作る方法
無料デザインツールのAdobe Expressでテンプレートを編集し、さっそく犬のロゴを作ってみましょう。ここではPCでの作成手順をご紹介しますが、アプリを使ってスマホやタブレットでデザインすることも可能です。
まずは、GoogleアカウントやSNSアカウント、メールアドレスを使ってAdobe Expressに無料ログインしてください。登録は30秒ほどで完了します。
【PC】ブラウザでAdobe Expressを使う
【iPhone・iOS用】アプリをダウンロードする
【Android用】アプリをダウンロードする
【手順1】テンプレートを選ぶ
ホーム画面左端のツールバーの「テンプレート」をクリックし、検索窓に「犬 ロゴ」と入力します。
以下のリンクからでも、犬のロゴに使えるテンプレートの一覧ページにアクセスできます。
検索結果の中から気に入ったテンプレートを選び、編集を開始しましょう。
今回はこちらのテンプレートを編集し、ドッグスパのロゴを作成します。
【手順2】背景色を透明にする
今回選択したテンプレートには背景に色が付いています。以下のキャプチャを参考に、背景色を透明にしましょう。背景を透明にすることで、どんなデザインにも自然に馴染むロゴを作成できます。
※テンプレートの背景が既に透明の場合、この手順はスキップして問題ありません。
【手順3】モチーフを変更する
背景を透明にしたら、犬のモチーフを変更してみましょう。
まず、テンプレート内のモチーフを選択し、ゴミ箱アイコンをタップして削除します。新しいモチーフを追加するには、ツールバーの「素材」→「アイコン」をクリックし、検索窓に「犬」などのキーワードを入力して探してみてください。好みのモチーフをクリックすると、カンバスに追加されます。
モチーフを追加できたら、サイズや位置を調整しましょう。モチーフをクリックすると、ツールバーの「塗り」から色を変更することも可能です。
今回は、ドッグスパの雰囲気を伝えるために、犬がお風呂に入ったり、トリミングを受けたりしている様子が描かれたモチーフを選んでみました。
【手順4】テキストを編集する
テキストを編集して、自分のお店やサービスの名前に変更しましょう。
テンプレート内のテキストボックスをクリックすると、直接テキストを編集できます。
また、ツールバーからフォントや色、サイズなども変更可能です。お店の雰囲気やサービスの特徴に合ったテキストデザインに調整してみましょう。
また、新たにテキストボックスを追加したい場合は、ツールバーの「テキスト」→「テキストを追加」をクリックします。
反対に、不要なテキストがある場合は、テキストボックスをを選択してゴミ箱アイコンをクリックすると、カンタンに削除できます。
【手順5】デザイン素材を追加する
装飾を追加して、さらにおしゃれにアレンジしてみましょう。
手順3でモチーフを追加したときと同じ要領で、ツールバーの「素材」→「デザイン素材」をクリックし、検索窓からお好みの素材を探しましょう。使いたい素材を選択すると、テンプレートに追加されます。
今回は、リボンと肉球の装飾を追加し、温かみと可愛らしさを演出してみました。
【手順6】ダウンロードする
最後に、完成した犬のロゴをダウンロードしましょう。
右上の「ダウンロード」ボタンをクリックすれば、作成したデザインがPCに保存されます。
これで犬のロゴの完成です。次の章では、犬のロゴを作成する際のポイントをご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
犬のロゴ作成で失敗しない!押さえておきたいコツ3つ
印刷物からデジタル媒体まで、様々な場面で活用されるロゴは、商品やサービスの顔とも言える存在です。一度作ったロゴは長く使用されることが多いため、デザインにはしっかりとこだわり、あなたの想いやビジネスの特徴をしっかり反映させることが大切です。
ここでは、犬のロゴを作成する際にぜひ意識しておきたい3つのポイントをご紹介します。
【コツ1】シンプルで、一目見ただけで「犬」とわかるデザインにする
犬のロゴを作成する際には、どの媒体で使用しても見やすいデザインを意識することが重要です。名刺やチラシ、Webサイト、SNSのアイコンなど、使用する場面によってロゴのサイズや背景が異なるため、あらゆる条件下で視認性が保たれるデザインを目指しましょう。
特に、一目で「犬」と認識できる、犬の顔や体の特徴を活かしたシンプルなモチーフを選ぶことがポイントです。シンプルなデザインであれば、ロゴを縮小してもその特徴が損なわれず、多用途に活用できます。
さらに、犬種ごとの特徴をしっかりとデザインに反映させることで、より犬らしいロゴを作れます。例えば、ゴールデンレトリーバーやビーグルなら「垂れた耳」や「長めの鼻先」を、ブルドッグやパグなら「短い鼻先」や「たるんだ皮膚」を表現することで、それぞれの犬種が持つ個性が引き立つでしょう。
また、細かすぎる装飾や複雑な模様は控えめにすることも大切です。複雑なデザインは、小さいサイズで見えづらくなるだけでなく、印象がぼやける原因にもなります。シンプルかつ直感的に伝わるデザインを意識することで、どんな場面でも活用しやすい犬のロゴを作ることができます。
【コツ2】商品・サービスのイメージに合った色を選ぶ
色はロゴの印象を左右する重要な要素です。適切な色を選ぶことで、伝えたいメッセージや商品・サービスの特徴をより効果的に表現できます。ただし、色を使いすぎるとデザインにまとまりがなくなり、視認性が低下したり、ブランドイメージがぼやけたりしてしまうことも。メインカラーを1〜2色に絞り、必要に応じて補助的なカラーを取り入れると、バランスの取れたロゴに仕上がります。
以下に、色ごとのイメージや心理的効果と、ペット関連ビジネスでの活用例を紹介します。ぜひ色選びの参考にしてみてください。
●青:信頼感、清潔感、安心感 ⇒ 動物病院やペット保険関連のサービスにオススメ。
●緑:自然、健康、リラックス感 ⇒ ナチュラルフードやオーガニック製品を扱うドッグフードブランドに最適。
●赤:エネルギー、情熱、活気 ⇒ ペットスポーツイベントやアクティビティ関連のプロモーション向け。
●オレンジ:親しみやすさ、元気さ、楽しい印象 ⇒ ペットショップやドッグカフェにぴったり。
●ピンク:優しさ、愛らしさ、温かみ ⇒ トリミングサロンやペット用衣服・アクセサリーを扱うショップに最適。
●黒やグレー:モダンで洗練された印象 ⇒ 高級ペット用品ブランドや高価格帯のペットサービスにオススメ。
●茶色やベージュ:温もり、安心感、自然な雰囲気 ⇒ ペットホテルやしつけ教室に最適。
【コツ3】与えたい印象に合ったフォントを選ぶ
フォントもロゴ全体の雰囲気に大きく影響します。ここでは、代表的なフォントの種類とそれぞれの特徴を詳しくご紹介しますので、お店やサービスの理念や特徴、顧客層を考慮しながら、最適なフォントを選びましょう。
セリフフォント
「セリフ」と呼ばれる、明朝体のうろこのような装飾が付いている書体です。

落ち着き、信頼感、安心感、高級感といった印象があり、動物病院、ペット保険、高級ドッグフードブランドなど、専門性や信頼を伝えたい場合に効果的です。
サンセリフフォント
「サン」はフランス語で「ない」という意味を表します。つまり、「サンセリフ体」とは「セリフ」という装飾がない欧文書体を指します。

親しみやすさ、クリーンさ、モダンな雰囲気があり、トリミングサロンやペットショップなど、柔らかさや親近感を強調したい場合に最適です。
明朝体
明朝体は、「はね」や「はらい」などの線幅に強弱が見られたり、横線の右端に「うろこ」と呼ばれる装飾が付いている日本語書体です。

高級感、優雅、伝統的、上品なイメージがあり、高価格帯のペットサービスにオススメです。
ゴシック体
ゴシック体は、線幅に変化がなく、明朝体に見られる「うろこ」のような装飾や、「はね」や「はらい」がありません。

読みやすさ、クリーンさ、現代的な雰囲気があるため、ペットショップ、トリミングサロンにオススメです。
手書き風フォント
手書き感のある温かみのあるデザインのフォントです。
自然体、可愛らしさ、親近感を表現できるため、トリミングサロン、ペットカフェ、保護犬施設など、温もりや寄り添いの気持ちを伝えたい場合に最適です。
また、フォント選びの際は、ロゴ全体のデザインや使用する色とのバランスも考慮しましょう。例えば、親しみやすい犬のモチーフには、柔らかい手書き風フォントや丸みのあるサンセリフフォントがよく合い、高級感のあるリアルな犬のモチーフには、明朝体やセリフフォントが適しています。
以下は、コツ1〜3を意識して作成したドッグスパのロゴの例です。
ご覧のとおり、色やフォントの選び方次第で、ロゴの印象は大きく変わります。あなたのビジネスや伝えたいイメージにぴったり合うロゴをぜひ作ってみましょう。
完成した犬のロゴの活用にもAdobe Expressが便利
犬のロゴが完成したら、ビジネスの認知度を高めるために、様々な場面で積極的に活用してみましょう。ここでは、犬ロゴを活用する際に役立つAdobe Expressの便利な機能や特長をご紹介します。
鮮明なロゴを保ちながら印刷できる「SVGに変換」機能
犬のロゴは、名刺やチラシ、パッケージなど、様々な印刷物に活用できます。ただし、これらの印刷物でロゴを使用する際には、画像形式によって仕上がりが変わるため注意が必要です。特に、ロゴの拡大が必要な場合、JPGやPNG形式では画質が劣化してしまうことがあります。
そこでオススメなのが、Adobe Expressの「SVGに変換」機能です。SVG形式は、画像の線や塗りを数式で保存する形式のため、どれだけ拡大縮小しても画質が劣化しません。この機能を使えば、JPGやPNG形式で作成したロゴをカンタンにSVG形式に変換でき、名刺のような小さな印刷物から、ポスターなどの大きな媒体まで、鮮明なロゴを保ちながら印刷できるため、仕上がりが格段に向上します。
犬のロゴを入れた名刺やチラシをカンタンに作れる
Adobe Expressなら、作成した犬のロゴを活用した名刺やチラシも手軽に作成可能です。それぞれの用途に最適化されたテンプレートが豊富に揃っており、ロゴを配置するだけで、洗練されたデザインに仕上がります。
さらに、テンプレートは、配色やレイアウトの調整も自由に行えるため、ロゴに合わせて統一感のあるデザインを作りやすいのも魅力です。犬のロゴを活用した名刺やチラシで、多くの人々に商品やサービスを知ってもらい、その魅力をしっかり届けましょう。
犬のロゴの印刷を外部委託するなら「Adobe Illustrator」がオススメ
犬のロゴの印刷を業者に依頼する場合には、「Adobe Illustrator」もオススメです。Illustratorは、ロゴをはじめとするグラフィックデザインで世界中のクリエイターから支持されている定番ソフトです。印刷物の入稿形式として一般的な「ai」形式のデータ作成が可能なため、外部の印刷業者への看板やポスターなどのデータ入稿がスムーズに行えます。7日間の無料体験もできるので、ぜひ試してみてください。