【2014年1月15日】

アドビ システムズ 株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:クレイグ ティーゲル 以下 アドビ)は本日、テクニカルライター、ヘルプやポリシー文書作成者、教育用資料のデザイナーのための次世代のシングルソース、マルチデバイスパブリッシン グのオーサリングツールとなるAdobe Technical Communication Suite 5を 発表しました。この最新バージョンでは、クラス最高のXML/DITAオーサリング機能と総合的なDTD(Document TypeDefinition)サポートによって、規格準拠のテクニカルコンテンツ作成を合理化します。また、ワンクリックでHTML5、電子書籍、およ びネイティブのモバイルアプリケーションなどのフォーマットに出力できるため、iPadやその他のタブレット、スマートフォン、電子書籍リーダー、ウェ ブ、およびデスクトップへのシームレスな配信を通じてコンテンツの提供範囲や利用を拡大することができます。

今回の新バージョンでは、Adobe Technical Communication Suiteのすべての主要コンポーネントがアップデートされました。これには追加費用が発生せず、プラグインも不要でそのままマルチチャンネルへのパブ リッシングに利用できる強力なオーサリングソリューションであるAdobe FrameMaker 12、 また、ワンクリックでレスポンシブなHTML5コンテンツを生成することができ、HTML5、EPUB3、KF8、MOBI、CHM、およびPDF を含む17種類の出力フォーマットのサポートを通じて機器を問わないパブリッシングを実現する、使いやすいオーサリングおよびマルチチャンネルHTML5 パブリッシングソリューションであるAdobe RoboHelp 11が 含まれます。このスイートにはさらにAdobe Captivate 7、Adobe Presenter 9、およびAdobe Acrobat XI Proが加わり、強力なeラーニングとデモ作成、動的なビデオプレゼンテーション、すぐれたPDF機能を一体化しています。

アドビのプリント&パブリッシングビジネスユニットのシニア バイスプレジデントであるナレシュ グプタ(Naresh Gupta)は、「技術的な文書による製品やサービスに与える競争力が企業間で認識されることに伴い、高品質、高インパクトのヘルプ情報を従来よりもさら に迅速に提供することの重要性が高まってきています。アドビがこの度リリースしたテクニカルコミュニケーションツールには、タブレットやスマートフォンか らウェブやデスクトップまで、機器やプラットフォームの種類を問わず、使いやすく、直ちに行動に結びつけることができ、また容易にアクセス可能なヘルプ情 報を作成するためにテクニカルコミュニケーターが必要とするすべての機能が揃っています」と述べています。

XML/DITAとDTDに対応したAdobe FrameMaker XML Author 12は、 寄稿者や各分野の専門家がコンテンツ作成過程に参加するための、安価で使いやすくかつ強力な合理化されたXML編集に特化した編集ソリューションです。 Adobe FrameMaker XML Author 12が持つ直観的なユーザーインターフェイスは、コンテンツのオーサリングが進行中の場合も含め、各分野の専門家がリアルタイムかつコンテキストに沿って 作業に加わることを可能にし、それによってレビューや承認のサイクルを迅速化します。

お客様のコメント
ジャング・F・M・グラート (Jang F.M. Graat)、JANG Communication、Technical Documentation Specialist
「構造化されたXMLベースのオーサリングにおいて、文書作成のターゲットを達成するために使いやすさを犠牲にする必要はなくなりました。技術的ディテー ルのすべてが組み込まれた強力な新バージョンであるAdobe FrameMaker XML Author 12ソフトウェアをAdobe Technical Communication Suite 5と共に使用することにより、著者がソフトウェア エンジニアでなくとも多数のフォーマットに配信することが可能になりました。カーナビやクルーズコントロールが組み込まれた最新のクルマが好きな人なら、 Adobe FrameMaker XML Author 12も必ず気に入ります。またフル機能バージョンを試すことのできる『購入前トライアル』オプションは、このソフトウェアの機能を確認すべき良き理由とな ります。」

ケビン・シーゲル (Kevin Siegel)、IconLogic, Inc. 社長
「高い評価を得ている弊社の『skills & drills』ワークブックは、いずれもAdobe FrameMakerを含むAdobe Technical Communication Suiteを使って作成したものです。Adobe Technical Communication Suite 5のリリースにより、真のシングルソースのコンテンツオーサリングツールであるAdobe FrameMaker 12が利用できるようになりました。FrameMaker 12からは費用やプラグインの追加を伴うことなく、HTML5、モバイル、ウェブ、デスクトップ、および印刷物へのコンテンツパブリッシングをネイティブ に行っています。またそのコンテンツをAdobe RoboHelp 11に容易に読み込み、そこからEPUBとMOBIの両フォーマットの電子書籍を作成することももちろん可能です。この機能だけでもソリューション全体以 上の価値があります。Adobe CaptivateとAdobe Presenterで可能なことをあげ始めればきりがありません。」

コラム・マカンドルー (Colum McAndrew)、RoboColum(n) Consulting
「私はテクニカルライターとして常にAdobe RoboHelp 11を使用し、また他のアドビ製品からコンテンツを簡単に読み込むことのできる機能を頻繁に活用しています。Adobe Captivate 7によるシミュレーションの追加、Adobe PDFファイルの埋め込み、あるいはAdobe FrameMaker 12ファイルのインポートなど、どのような作業が必要となった場合にも最高のコンテンツ作成とその統合に集中し、技術的なディテールに関してはAdobe RoboHelp 11に任せておけます。

価格と提供予定
Technical Communication Suite 5、FrameMaker 12、RoboHelp 11、およびFrameMaker XML Author 12は、本日よりアドビの販売代理店とアドビストアからご購入いただけます。Technical Communication Suite 5の提供価格は224,000 円です(アップグレード価格は 92,000 円から)。FrameMaker 12とRoboHelp 11は単体製品としても提供され、提供価格はそれぞれ131,500 円です(アップグレード価格は52,500 円から)。FrameMaker XML Author 12も単体製品として提供され、提供価格は52,500円(第1世代製品のためアップグレード価格の設定なし)です。いずれの製品も年間サブスクリプショ ンとしてご利用いただけます。価格と対応言語の詳細については、それぞれの製品のWeb サイトをご覧ください。

アドビ システムズ社について
アドビは、世界を動かすデジタル体験を提供します。アドビ システムズ 株式会社はその日本法人です。同社に関する詳細な情報は、Webサイトに掲載されています。

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