YouTubeブランドアカウントを作成するメリットと開設方法
YouTubeは全世界に向けて動画を共有できるプラットフォーム。
個人が動画を観たり投稿したりして楽しむだけでなく、企業や政府の情報発信の場としても利用されています。
YouTubeでは、個人用のGoogleアカウントではなく、「ブランドアカウント」を利用できます。
ブランドアカウントとは、企業や商品といったブランド、さらには政府や学校といった機関のために作成できるアカウントです。
ひとつのYouTubeチャンネルを個人だけでなく、そのブランドや組織に所属する複数ユーザーで管理できるのが特徴です。
また、ブランドアカウントを活用すれば、個人でも複数のチャンネルを作成できるため、YouTubeのチャンネル数を増やしたい方にもオススメです。
この記事では、個人に紐付くGoogleアカウントとブランドアカウントの違いや、ブランドアカウントを作成するメリット、ブランドアカウントの開設方法などについて詳しく説明します。
※この記事は、2022年11月時点のYouTubeの仕様を元に解説しています。
YouTubeブランドアカウントとは?
YouTubeアカウントには、個人用のGoogleアカウントとブランドアカウントの2種類があります。
まずは、それぞれの違いを整理しましょう。
Googleアカウントとブランドアカウントの違い
Googleアカウントとブランドアカウントの主な違いは、以下のとおりです。
・1個のGoogleアカウントで最大100個までチャンネルを管理できる
・複数人でチャンネルを管理できる
・企業や商品などのブランド、政府や学校といった機関で、チームでチャンネルを管理できる
まずYouTubeアカウントを作成するには、個人用のGoogleアカウントが必要です。
アカウントを作成することで動画の評価やチャンネル登録、動画の保存などができるようになります。
また、自分のYouTubeチャンネルをもち、動画の投稿ができます。
ただし、個人用アカウントだと、YouTubeチャンネルはひとつしかもてません。
よって、複数のチャンネルを同時に運用するといったことができません。
そこでオススメしたいのが、ブランドアカウントの作成です。
ブランドアカウントは、企業や商品といったブランド、さらには政府や学校といった機関のために、個人アカウントとは別に作成できるアカウントです。
ブランドアカウントを作ると、複数名でひとつのチャンネルを管理できるので、組織での運用に適しています。
また、ブランドアカウントでは、複数のチャンネルを作成できるようになります。
そのため、収益化を目的としてYouTubeチャンネルを複数運用したい方は、このブランドアカウントを用いてチャンネルを作成することが多いです。
続いて、具体的にどんな場面でブランドアカウントを活用できるのかを整理します。
ブランドアカウントの活用場面
ブランドアカウントを効果的に使えるのは、主に以下のような場面です。
1.複数のチャンネルを作成・運用したいとき
ブランドアカウントでは、ひとつのGoogleアカウントで最大100個までチャンネルを管理できます。
よって、テーマ別に複数のチャンネルをもち、それぞれのチャンネルに適した動画を投稿できます。
例えば、自社が扱っている、種類や業界の異なる複数の商品をPRしたい場合に、商品ごとにチャンネルを運用するといったことが可能です。
チャンネルの動画のテーマが統一されていることで、対象とする視聴者層に合ったコンテンツを届けられるので、チャンネルのファンが増えやすくなります。
2.複数のメンバーでチャンネルを運用・管理したいとき
YouTubeのチャンネルによっては、複数のメンバーでチャンネルを運用・管理したいこともあるでしょう。
ブランドアカウントを使えば、複数の個人のGoogleアカウントにアクセス権を付与できるので、複数のメンバーでチャンネルを管理・運営できます。
複数のユーザーにアクセス権を付与する手順については、後ほど詳しく解説します。
ここまで、YouTubeのブランドアカウントのメリットや、活用場面をお伝えしてきました。
続いて、ブランドアカウントを作る手順をご紹介します。
ブランドアカウントの作成方法
ここからは、ブランドアカウントの作成方法と、チャンネルの作成時に設定しておきたい項目について解説します。
【手順1】Googleアカウントを用意する
YouTubeのチャンネルを開設するには個人で作成したGoogleアカウントが必要です。
既にGmailなどで使っているGoogleアカウントがあれば、そちらを利用すると良いでしょう。
まだGoogleアカウントをもっていない場合は、以下のページからアカウントを作成してください。
【手順2】Googleアカウントに紐付く初期のチャンネルを作成する
ブランドアカウントを作成する前に、Googleアカウントに紐付く初期のチャンネル(デフォルトアカウント)を作成する必要があります。
作成方法は以下のとおりです。
Googleアカウントにログインした状態で、YouTubeにアクセスします。
右上のGoogleアカウントのアイコンをクリックし、「チャンネルを作成」を選択します。
まず「名前」を決めます。
「名前」はそのままチャンネル名になります。
デフォルトではGoogleアカウントに登録している名前が自動で入っているので、本名を知られたくない場合は変更しておきましょう。
次に「ハンドル」を決めます。
ハンドルとは、ショート動画やコメントなどに表示されるニックネームのようなIDのことで、「@」から始まるアルファベットや数字で構成されます。
コメントやメンション、ショート動画などに表示されるだけでなく、「youtube.com/@youtubecreators」のようにチャンネルのURLにも使われるため、チャンネル名と関連のあるものにしておきましょう。
ハンドル名を工夫すれば、視聴者があなたのチャンネルを覚えやすくなったり、見付けやすくなったりします。
ただし、ハンドルはチャンネルごとに固有で、既に使われているものは設定できません。
これで、Googleアカウントに紐付くデフォルトのチャンネルの開設が完了しました。
【手順3】ブランドアカウントと最初のチャンネルを作成する
デフォルトアカウントの開設が完了したら、ブランドアカウントと、ブランドアカウントに紐づく最初のチャンネルを作成しましょう。
Googleアカウントにログインした状態で、YouTubeにアクセスします。
右上のアイコンをクリックし、「アカウントを切り替える」を選択します。
「チャンネルをすべて表示」をクリックします。
「チャンネルを作成」をクリックします。
チャンネル名を入力し、チェックボックスにチェックを入れ、「作成」をクリックします。
これでブランドアカウントの作成が完了し、ブランドアカウントに紐付く最初のチャンネルが用意できました。
チャンネル運営に力を入れるために設定すべき項目
チャンネルを作成したら、チャンネルのアイコンやヘッダー画像などを設定しましょう。
チャンネルをカスタマイズすれば、あなたのチャンネルが魅力的にうつり、視聴者があなたのチャンネルに興味を示してくれやすくなります。
よって、チャンネルを運営していくにあたり、チャンネルのカスタマイズは欠かせません。
チャンネル作成後、特に最初に設定しておきたいのは、以下の4つの項目です。
1. チャンネルアイコン
2. チャンネルアート
3. チャンネル概要欄
4. ハンドル
これらの項目を設定するには、設定画面を開く必要があります。
まずYouTubeチャンネルを開き、画面右上の「チャンネルをカスタマイズ」をクリックしてください。
すると、設定画面が開きます。
設定画面が開いたら、それぞれの項目を設定しましょう。
各項目の設定手順を、以下に記載いたします。
【設定手順1】チャンネルアイコンを設定する
チャンネルアイコンは、視聴中の動画の下部や、YouTubeの検索結果に表示されるアイコンのことです。
視聴者の記憶に残りやすい要素なので、デフォルトのままにせず、オリジナルの画像を設定しましょう。
チャンネルアイコンを設定するには、「カスタマイズ」画面の「ブランディング」タブをクリックします。
「写真」のエリアの「アップロード」をクリックし、画像をアップロードしてください。
画像がアップロードできたら、画面右上にある「公開」をクリックします。
すると、以下のようにアイコンが反映されます。
【設定手順2】チャンネルアートを設定する
チャンネルアートとは、チャンネルを開いた際に画面上部に表示されるバナー画像のことです。
チャンネルアートを設定することで、チャンネルの内容や印象がより視聴者に伝わりやすくなります。
カスタマイズ画面の「ブランディング」タブをクリックし、以下のような画面を表示します。
チャンネルアートは、カスタマイズ画面の中央にある「バナー画像」のエリアで設定します。
「アップロード」をクリックし、チャンネルアートに使いたい画像を選択してください。
画像を選択すると、以下のような画面が表示されます。
チャンネルアートは、視聴者のデバイスによって、表示される範囲が変わります。
スマートフォンで視聴する場合には上下左右が大幅にカットされるため、重要な要素が中央付近に集まった画像を使用すると良いでしょう。
画像の位置を調整できたら「完了」をクリックします。
すると、「チャンネルのカスタマイズ」の画面に移動します。
その状態で、画面右上にある「公開」をクリックしてください。
すると、以下のようにチャンネルアートが反映されます。
【設定手順3】チャンネル概要欄を設定する
チャンネル概要欄は、チャンネルの内容を表すテキスト情報です。
チャンネル概要欄を設定するには、カスタマイズ画面の「基本情報」のタブをクリックします。
「基本情報」画面の中央にある「説明」欄に、チャンネルの内容を説明する文章を入力してください。
なお、「説明」欄の下部には、視聴者に共有するサイトへのリンクや連絡先情報(メールアドレス)を追加できます。
例えば、チャンネル登録者に常に共有したいURLや、お問い合わせ用のメールアドレスを追加しておくと、視聴者との交流が生まれやすくなるでしょう。
入力が完了したら、画面右上の「公開」をクリックします。
すると以下のように、チャンネル概要欄に説明文が反映されます。
【設定手順4】ハンドルを設定する
ハンドルとは、ショート動画やコメントなどに表示されるニックネームのようなIDのことで、「@」から始まるアルファベットや数字で構成されます。
「youtube.com/@youtubecreators」のようにチャンネルのURLにも使われるため、チャンネル名と関連のあるものにしておきましょう。
ハンドル名を工夫すれば、視聴者があなたのチャンネルを覚えやすくなったり、見付けやすくなったりします。
ハンドルは、カスタマイズ画面の「基本情報」のタブから設定できます。
「基本情報」画面の中央にある「アカウント」欄に、英数字を組み合わせてハンドルを入力してください。
ただし、ハンドルはチャンネルごとに固有で、既に使われているものは設定できません。
その後、画面右端にある「公開」をクリックすれば、ハンドルの設定が反映されます。
ブランドアカウントに他のメンバーを招待する方法
ブランドアカウントをチームで管理したい場合は、アカウントにメンバーを招待しましょう。
メンバーの招待方法は以下の2つのパターンがあります。
1.ブランドアカウントページから招待する
2.YouTube Studioから招待する
それぞれのパターンでメンバーに付与できる権限のレベルが異なるので、付与したい権限にあわせて招待方法を選んでください。
1.ブランドアカウントページから招待する
ブランドアカウントページから招待した場合、以下の4種類の権限を付与できます。
● メインの所有者
● 所有者
● 管理者(チャンネルの削除など一部を除き、編集権限がある)
● コミュニケーション管理(チャンネルのすべての詳細情報を閲覧できるが、編集権限はない)
すべての編集権限を付与したい場合は、「メインの所有者」か「所有者」を選択しましょう。
ただし、すべての編集権限を付与すると、外部メンバーを誰でも招待できる状態になり、アカウントの管理が難しくなります。
「管理者」の場合、ユーザーの招待やチャンネル削除など、一部の重要な操作ができません。
また「コミュニケーション管理」の役割では、アカウント情報の閲覧権限のみをもち、編集権限はもちません。
各役割の権限の範囲について、詳しくは以下のYouTubeの公式ヘルプページも参照してください。
YouTube でのブランド アカウントの仕組み - YouTube ヘルプ
それでは、ブランドアカウントページからメンバーを招待し、権限を付与する手順を解説します。
【手順2】「権限を管理」を選択し、メンバーを招待する
詳細画面が開いたら、「権限を管理」をクリックします。
ポップアップ画面の右上に表示される人型のマークをクリックし、招待したいアカウントのメールアドレスを入力します。
権限のレベルを選択し、「招待」をクリックします。
すると、招待された側にメールが送信されるので、招待したメンバーに「招待に応じる」をクリックしてもらいましょう。
「招待に応じる」をクリックしてもらえば、メンバーの招待が完了します。
2.YouTube Studioから招待する
YouTube Studioから招待した場合、大きく以下の6種類の権限を付与できます。
● 所有者
● 管理者
● 編集者
● 編集者(制限付き)※収益情報を見られない
● 閲覧者
● 閲覧者(制限付き)※収益情報を見られない
すべての権限を付与したい場合は、「所有者」か「管理者」を選択しましょう。
ただし、これらの権限を付与されたメンバーは、外部メンバーを誰でもアカウントに招待できる状態になるため、アカウントに所属するメンバーの管理などが難しくなります。
また、「編集者(制限付き)」「閲覧者(制限付き)」以外の役割では、収益情報を閲覧できます。
各役割の権限の範囲について、詳しく知りたい方は以下のYouTubeの公式ヘルプページも参照してください。
YouTube でのブランド アカウントの仕組み - YouTube ヘルプ
それでは、YouTube Studioからメンバーを招待し、権限を付与する手順を解説します。
【手順1】YouTube Studioの設定を開く
まず、YouTube Studioを開き、左下の「設定」をクリックします。
【手順2】「権限」を選択し、メンバーを招待する
次に「権限」をクリックし、「設定」のページが開いたら右上の「招待」を選択します。
すると、ポップアップが表示されるので、招待したいアカウントのメールアドレスを入力し、アクセス権を選択します。
その後「完了」をクリックします。
ポップアップが消えたら、画面右下の「保存」をクリックします。
「保存」をクリックしたときに本人確認を求められたら、画面の指示に従い本人確認を進めましょう。
招待されたユーザー側のアカウントにメールが届くので、「招待を承諾」をクリックしてもらえば完了です。
Googleアカウントに紐付く個人のチャンネル(デフォルトアカウント)をブランドアカウントに移行する方法
Googleアカウントに紐付く個人のチャンネル(デフォルトアカウント)はブランドアカウントに移行できます。
ただし、ブランドアカウントに移行する場合、移行元のチャンネルは削除されますので、そのことを理解したうえで行いましょう。
(投稿していた動画やチャンネル登録者は、移行先のブランドアカウントに引き継がれます)
ブランドアカウントへの移行手順
まず、右上のアイコンをクリックし、「設定」をクリックします。
次に、「YouTube チャンネル」のエリアにある「詳細設定を表示する」をクリックします。
詳細設定画面が開いたら、「チャンネルをブランド アカウントに移行する」をクリックします。
すると、「YouTubeチャンネルを別のアカウントに移行する」という画面が開きます。
置き換えたいブランドアカウントの右にある「置き換える」をクリックしましょう。
「置き換える」をクリックするとポップアップが開き、移行元のチャンネルを削除してよいか確認を求められます。
なお、移行する際には、移行先のチャンネルに紐付けられたコンテンツ(動画、コメント、メッセージ、再生リスト、履歴など)もすべて削除されます。
そのため、移行先のチャンネルは既にコンテンツが紐付いているものではなく、新規で用意するほうが良いでしょう。
移行元のチャンネルが正しいかを確認し、「理解したうえで続行する」にチェックを入れ、「チャンネルを削除」をクリックします。
すると、移行後のチャンネルが正しいか、確認を求められるポップアップが開きます。
移行後のチャンネルおよび変更点を確認し、問題がなければ「チャンネルを移行」をクリックします。
チャンネルの移行には、最大10分ほどかかります。
これで、Googleアカウントに紐付く個人のチャンネルをブランドアカウントに移行できました。
それではここからは、ブランドアカウントの運用のコツについて解説していきます。
ブランドアカウントのチャンネルの再生回数を上げる9つのコツ
ブランドアカウントのチャンネルのファンを増やすには、そのチャンネルのコンセプトに沿った動画を投稿することが重要です。
そうすることで、視聴者に「このチャンネルはいつも自分の好みに合う情報を発信してくれる」とチャンネルのイメージを確立できます。
チャンネルの再生回数を上げるには、以下の9つを意識しましょう。
1. 動画のテーマを絞り、一貫性のあるチャンネルにする
2. クリックしたくなるサムネイルを作る
3. タイトルと概要欄に、視聴者の関心の高いキーワードを含める
4. オープニングに力を入れる
5. エンディングや透かしを設定する
6. 定期的に動画を投稿する
7. SNSやブログで動画を紹介する
8. 他のチャンネルとコラボする
9. 再生リストを作成する
1.動画のテーマを絞り、一貫性のあるチャンネルにする
チャンネルのテーマを決めて、テーマに沿った動画を投稿するようにしましょう。
動画のテーマを絞れば、1本の動画を見てくれたユーザーが、チャンネル内の他の動画も見てくれるようになります。
2.クリックしたくなるサムネイルを作る
どんなにクオリティの高い動画を作っても、クリックされなければ観てもらえません。
クリックされるために重要なのが、動画一覧に表示される「サムネイル」です。
多くの動画の中で目を惹き、視聴者が思わずクリックしたくなるサムネイルを用意しましょう。
3.タイトルと概要欄に、視聴者の関心の高いキーワードを含める
視聴者はサムネイルだけでなく、タイトルも見て動画を再生するかどうかを決めます。
動画のテーマに合わせてターゲットを絞り、そのターゲットが動画を再生したくなるようなキーワードをタイトルに含めてください。
また、タイトルと概要欄にキーワードを含めることで、そのキーワードに関心のありそうな視聴者に動画が表示される可能性も高まります。
4.オープニングに力を入れる
動画で最も離脱されやすいのは冒頭の数秒です。
視聴者の興味関心を高め「もっと観たい」と思ってもらえるように、動画の冒頭の演出には力を入れましょう。
5.エンディングや透かしを設定する
YouTubeでは、動画の最後にオススメ動画やチャンネル登録ボタンを載せた「エンディング」を流すことができます。
動画を最後まで観てくれた視聴者に対して、他の動画の再生やチャンネル登録といった次のアクションを促しやすくなるので、ぜひ設定してください。
一方、「透かし」とは、動画の再生中に右下に小さく表示されるアイコンのことです。
このアイコン画像をタップすればチャンネル登録ができます。
6.定期的に動画を投稿する
定期的に動画を投稿し続けましょう。
「毎週水曜日の20時」など、曜日や時間を固定すればチャンネル登録している視聴者も動画を観てくれやすくなります。
7.SNSやブログで動画を紹介する
SNSやブログで動画を紹介することで、普段YouTubeを利用していない人にも動画のことを知ってもらえます。
ただし、動画の対象者ではない人が大勢視聴すると、動画の満足度が下がってしまい、動画の評価に影響が出ます。
そのため、動画をシェアする際は、誰に見てもらいたいのかがわかるようにシェアしましょう。
また、動画のURLだけをシェアするのではなく、動画のタイトルや概要もしっかり伝えましょう。
ブログであれば、動画のテーマと関連した内容の記事内で紹介するのがオススメです。
8.他のチャンネルとコラボする
他のチャンネルとコラボすると、コラボ先の視聴者もあなたの動画を観てくれるため、新たな視聴者の獲得につながります。
コラボ相手と一緒に動画作成に取り組めば、相手がどのように動画を作っているかの学びも得られるでしょう。
9.再生リストを作成する
「再生リスト」とは、連続して再生してもらいたい複数の動画をリスト化できる機能です。
再生リストをうまく活用できると、チャンネル内の動画を連続再生してもらいやすくなり、チャンネルが育ちやすくなります。
動画を何本か公開したあとは、ぜひ再生リストを作成してみてください。
それぞれのコツについて、以下の記事でより詳しくご紹介しています。
サムネイルを作る際のポイントや、動画のタイトルを考える際のコツなども解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
複数のチャンネルを使い分けるメリット
複数のチャンネルを作成すると、管理が大変になってしまうのでは?と不安になる方がいるかもしれません。
しかし、チャンネルを使い分けることにより、以下のようなメリットがあります。
【メリット1】チャンネルごとにブランディングしやすい
同じチャンネル内にバラバラのテーマの動画を投稿してしまうと、何を発信しているチャンネルなのか視聴者が理解しにくくなります。
投稿する動画のテーマごとにチャンネルを分けることで、チャンネルごとのブランディングがしやすくなります。
【メリット2】サブチャンネルとして活用できる
メインのチャンネル以外にサブチャンネルとして活用する方法もあります。
例えば、メインのチャンネルでは日本語で発信し、サブチャンネルでは英語版にすることで海外視聴者へのリーチにつなげられます。
【メリット3】広告収入が0になるリスクを防げる
YouTubeの広告収入を目的としてチャンネルを運用している場合、何かしらの原因でYouTube広告が表示されなくなれば死活問題となります。
そのため、複数のチャンネルから広告収入が得られるようにしておくことで、広告収入が0になってしまうリスクを防げます。
複数のチャンネルを使い分けるメリットを3つご紹介しました。
ただ、複数のチャンネルを運用する場合はどうしても運用・管理のコストが増えたり、投稿するチャンネルをうっかり間違えたりするリスクもあります。
そのため、チャンネルを増やすべきかどうか、ご自身にあった運用方針を検討してください。
ブランドアカウントの削除方法
最後に、ブランドアカウントの削除方法について解説します。
ブランドアカウントを削除する際の注意点
ブランドアカウントを削除する場合、紐付けられている以下のデータも消えるため、削除しても問題ないかどうかしっかりと検討してから行いましょう。
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ブランドアカウントの削除手順
Googleアカウントにログインした状態で、ブランド アカウントにアクセスします。
削除したいアカウントを選択し、「アカウントを削除」をクリックします。
パスワードを入力後、条件に同意し、「アカウントを削除」をクリックします。
これで、ブランドアカウントの削除が完了しました。
YouTubeブランドアカウントを活用して魅力的なチャンネルを作りましょう
複数のチャンネルを管理できたり、チームで1つのチャンネルを管理できたりと、様々なメリットがあるYouTubeブランドアカウント。
ご自身に合った運用方針で、魅力的なチャンネルを作成しましょう。