サンキューカード(サンクスカード)を手作りしよう!無料テンプレートと作り方のコツ
サンキューカード(サンクスカード)を手作りして、感謝の気持ちを伝えましょう。無料のデザインアプリ「Adobe Express」なら、サンキューカードをかんたんに作成できます。

サンキューカード(サンクスカード)とは、相手に感謝の気持ちを伝えるためのカードです。例えば、ネットショップオーナーが商品と一緒に贈ったり、結婚式を挙げるカップルが参列のお礼を綴ったりと、様々なシーンで使われます。心のこもった手作りのサンキューカードを添えることで、温もりも一緒に届けられるでしょう。
この記事では、無料デザインツール「Adobe Express」を使ったサンキューカードの作り方をご紹介します。「素敵なサンキューカードを作れるか不安・・・」という方でもテンプレートを活用すれば、気持ちが伝わるサンキューカードをかんたんに作成できるので、ぜひ試してみてください。
おしゃれなサンキューカードを作成できる無料テンプレート
感謝の気持ちを伝えるサンキューカード。せっかくなら手作りして、世界に一つだけのオリジナルカードを贈りましょう。ただ、いざ自分で作ろうと思っても、どのようなデザインにすればよいか悩んでしまうこともあるでしょう。
そんなときに便利なのが、Adobe Expressのテンプレートです。プロがデザインしたおしゃれなテンプレートが豊富に揃っていて、誰でもかんたんにカードを作成できます。また、Adobe Expressで作ったカードは商用利用も可能です。
Collection ID
(To pull in manually curated templates if needed)
Orientation
(Horizontal/Vertical)
Width
(Full, Std, sixcols)
Limit
(number of templates to load each pagination. Min. 5)
Sort
Most Viewed
Rare & Original
Newest to Oldest
Oldest to Newest
Premium
(true, false, all) true or false will limit to premium only or free only.
【シーン別】サンキューカードを作成するコツと注意点
ここからは、サンキューカードを作成するコツと注意点を解説します。贈るシーン別に、気を付けるべきポイントがあるので、事前に確認しておきましょう。
【シーン1】ショップオーナーから購入者へ
商品の購入者へ贈るサンキューカードは、感謝の気持ちを伝えることを最優先しましょう。丁寧でシンプルな文章を心がけ、誰でも理解しやすい言葉を選ぶことが大切です。お礼のメッセージに加えて、以下のような購入者にとって有益な情報を添えてもよいでしょう。
- 商品の取り扱いについて
- 次回購入時に使えるクーポン
- SNSのQRコード
ただし、ショップの宣伝ばかり記載するとお礼を伝えるという本来の目的から離れてしまい、かえって印象が悪くなる場合があるため注意してください。また、サンキューカードを印刷して使う場合には、ひと言メッセージを手書きすると、感謝の想いが伝わりやすくなります。
なお、サンキューカードを商品に同封する際には、以下の点に気を付けてください。
宅配サービスでは「信書を同梱してはいけない」という法律があります。信書とは以下のものを指します。
「信書」とは、郵便法第4条第2項において「特定の受取人に対し、差出人の意思を表示し、又は事実を通知する文書」と定義されています。(引用:総務省|信書の送達についてのお願い)
そして、サンキューカードもこの信書の定義に該当します。
そのため、サンキューカードを贈る際は、「封筒に入れる場合は封をしない」「透明で中身が確認できるようにする」など、無封の状態にしましょう。詳しくは総務省|信書の送達についてのお願いのページをご覧ください。
【シーン2】新郎新婦から結婚式の参列者へ
結婚式の当日は、参列してくれたゲスト一人ひとりにお礼を伝える時間がないため、サンキューカードを用意するカップルもいます。個別のメッセージを入れることで、より特別感を演出できるでしょう。例えば、ゲストとの印象深いエピソードを書くと、思い出を振り返ることができます。
なお、結婚式の文章作成マナーも確認しておくと安心です。以下の点に注意してメッセージを用意しましょう。
- 句読点は使わない
- 「忌み言葉」や「重ね言葉」は避ける
句読点は「区切り」や「終わり」という意味があるので、生涯共に過ごすことを誓う結婚式では使用を避けます。また、縁起の悪い「忌み言葉」や「重ね言葉」も同様に使わないようにしましょう。
【シーン3】卒業生から先生へ
卒業生が、お世話になった先生へサンキューカードを贈る場合は、お礼とともに、先生との学校生活で印象に残っているエピソードを書くとよいでしょう。できるだけ具体的に書くことで、先生の指導や人柄に対する感謝の気持ちが、より伝わりやすくなります。
かしこまった文章にする必要はありませんが、目上の方へのメッセージなので、失礼がないように気を付けましょう。
以下の「卒業メッセージカード」について解説した記事では、先生へのメッセージの例文を紹介していますので、参考にしてみてください。
卒業祝いのメッセージカードを自作しよう!無料テンプレートと例文集
【シーン4】会社の仲間から退職する人へ
退職する仲間へ贈るサンキューカードは、退職の理由を考慮してメッセージを書くことが大切です。よほど親しくない限りはプライベートに踏み込む内容は避け、丁寧な言葉で相手の門出を応援する文章にするとよいでしょう。
それぞれの退職理由に合うメッセージの内容を以下でご紹介しますので、参考にしてみてください。
- 転職・・・今後の活躍を祈り、先行きを明るく感じてもらえるメッセージを伝える
- 結婚、出産・・・これまでの感謝の気持ちとともに、結婚や出産に対する祝福の言葉を伝える
- 定年・・・長年にわたる勤続への敬意や、お世話になったことへの感謝を伝える
- 病気、怪我・・・今後の健康や活躍を願う明るい言葉を伝える
Adobe Expressでサンキューカードをデザインする方法
Adobe Expressでテンプレートを編集し、さっそくサンキューカードをデザインしてみましょう。ここではPCでの手順をご紹介しますが、Adobe Expressのアプリを使えばスマホやタブレットでもデザインできます。
【iPhone・iOS用】アプリをダウンロードする
【Android用】アプリをダウンロードする
PC・タブレットでスライドショー動画を作成する
今回は商品と一緒に同封するサンキューカードを例に、作成していきます。
【手順1】Adobe Expressにログインする
GoogleアカウントやSNSアカウント、メールアドレスを使ってAdobe Expressに無料ログインしてください。登録は30秒ほどで完了します。
【手順2】テンプレートを探す
トップページ上部の検索ボックスで「テンプレート」を選択し、「サンキューカード」と入力して検索しましょう。
表示されたテンプレートの中からデザインのイメージと近いものをクリックして、編集画面に移動しましょう。
【手順3】テキストを編集する
テンプレート内のテキストボックスを選択すると、直接テキストを変更できます。
フォントや色を変えたい場合は、テキストを選択した状態でツールバーから編集できます。
テンプレート内のテキストを変更するのではなく、新たにテキストを追加したい場合は、画面左側にあるツールバーの「テキスト→テキストを追加」をクリックしてください。
【手順4】画像を追加する
商品のイメージ写真やQRコードなど、画像を追加したい場合は、画面左側にあるツールバーの「メディア→デバイスからアップロード」をクリックします。
画像が追加されたら、好きな位置に配置しましょう。
Adobe Expressでは、以下のクイックアクションを使うと、無料でオリジナルのQRコードも作成できます。
【手順5】背景の色を変更する
背景に任意の色をべた塗りしたい場合は、上部の「背景色」をクリックして背景色の編集ツールで調整してください。
背景に画像を設定したい場合は、画面左側の「素材」から「背景」タブを選択します。検索窓に背景で使いたい画像のイメージを入力すると、背景素材が表示されます。ショップのイメージに合う背景画像を選択しましょう。
このとき、背景の柄によっては文字が読みにくくなってしまうことがあります。そんなときは「素材」メニューから「図形」タブを選択し、長方形の素材を文字の後ろに配置するといったように、読みやすくなるよう工夫してみてください。
【手順6】装飾を変更・追加する
画面左側の「素材」から、イメージ画像や素材を検索できます。使いたい素材をクリックすると、編集画面内に配置されますので、好きな位置に調整しましょう。
【手順7】ダウンロードする
デザインが完成したら、画面右上の「ダウンロード」ボタンをクリックし、画像をダウンロードしましょう。ファイル形式は、印刷に適したPDF形式がおすすめです。
Adobe Expressで温かみのあるサンキューカードを作成しましょう
感謝の気持ちを伝えるサンキューカード。心のこもったオリジナルカードは特別感があり、受け取った相手も思わず嬉しくなります。
Adobe Expressなら、様々なシーンに合わせたサンキューカードを、直感的な操作でかんたんに作成できます。ぜひAdobe Expressを使って、素敵なサンキューカードを作ってみてください。