卒業祝いのメッセージカードを自作しよう!無料テンプレートと例文集
オリジナルの卒業祝いメッセージカードの作成方法や相手別のメッセージの例文もご紹介します。
人生の節目となる「卒業」は、新たな門出を祝う大切なイベントです。卒業シーズンには、卒業する相手にメッセージカードを贈ったり、色紙に寄せ書きしたりと、お祝いの言葉を伝える機会もあるでしょう。大切な人の新たな門出に花を添えるためにも、素敵なメッセージカードで気持ちを伝えたいですよね。
この記事では、無料デザインツール「Adobe Express」を使った卒業祝いのメッセージカードの作り方と、メッセージの例文をご紹介します。「自分でデザインできるか不安・・・」という方でもテンプレートを活用すれば、思いが伝わるメッセージカードをカンタンに作成できるので、ぜひ試してみてください。
おしゃれな卒業祝い用のメッセージカードを作成できる無料テンプレート
卒業を祝うメッセージカードは、感謝や激励の気持ちを形にして伝えるためのものでもあります。せっかくなら自作して、世界に一つだけのオリジナルなメッセージカードを贈りましょう。
ここでは、卒業祝いのメッセージカードのデザインに使える、Adobe Expressのテンプレートをご紹介します。名前やメッセージなどを変更するだけでカンタンにメッセージカードをデザインできるので、ぜひ贈りたい相手に合ったテンプレートを見つけてみてください。
Collection ID
(To pull in manually curated templates if needed)
Orientation
(Horizontal/Vertical)
Width
(Full, Std, sixcols)
Limit
(number of templates to load each pagination. Min. 5)
Sort
Most Viewed
Rare & Original
Newest to Oldest
Oldest to Newest
Premium
(true, false, all) true or false will limit to premium only or free only.
続いて、卒業祝いのメッセージの例文をご紹介します。先にAdobe Expressでテンプレートを編集する方法を知りたい方は、こちらをクリックしてください。
【相手別】卒業祝いメッセージの例文
卒業のはなむけに贈る大切なメッセージ。いざ書こうとすると、どんな内容にすれば思いが伝わるのか悩んでしまいますよね。ここでは、卒業祝いのメッセージの例文を相手別にご紹介します。メッセージカードや色紙の寄せ書きの際に、ぜひ参考にしてみてください。
後輩から先輩へ
お世話になった先輩へのメッセージは、あまりかしこまらず、自然体で感謝を伝えましょう。具体的なエピソードを添えることで、メッセージを見返してもらった際に思い出を懐かしんでもらえます。
【例文1】部活の先輩へ
「〇〇先輩、ご卒業おめでとうございます。
部活ではいつも練習に付き合っていていただき、本当にありがとうございました。私がレギュラーになれたのは先輩のおかげです。練習が終わって2人で話しながら帰る時間は、とても楽しくかけがえのない時間でした。
先輩が卒業されるということで、とても寂しい気持ちでいっぱいですが、これからの〇〇先輩の活躍をお祈りしています!」
【例文2】中学校や高校の先輩へ
「〇〇先輩、ご卒業おめでとうございます。
周りを明るく楽しいムードにしてくれる先輩は、私にとって憧れの存在です。人見知りな私にいつも気を遣ってくれて、先輩のおかげで今ではたくさんの友達ができました。
先輩が卒業されることで、心細い気持ちもありますが、これからは私がみんなに元気をあげられるように頑張ります!〇年間お世話になり、本当にありがとうございました。」
【例文3】大学のサークルの先輩へ
「〇〇先輩へ
ご卒業おめでとうございます。
先輩にはお世話になりっぱなしで、すぐに悩んでしまう私にいつも優しく寄り添ってくれて嬉しかったです。これからは私が後輩の力になれるよう、先輩を見習って努力していきたいと思います。〇〇先輩と学校で会えなくなるのは寂しいですが、ぜひまた連絡させてください!
これからもよろしくお願いします。」
先生から生徒へ
たくさんの時間を過ごした学校からの卒業は、生徒にとって未来への期待と不安が合わさった大きな節目です。生徒を見守ってきた先生だからこそ伝えられるメッセージで、新しい旅立ちをする生徒の背中を押してあげましょう。
【例文1】中学校や高校を卒業する生徒へ
「〇〇さん、ご卒業おめでとうございます。
この日を一緒に迎えることができて、本当に嬉しく思います。〇年間、楽しいことだけではなく、時には大変だったこともあったでしょう。学校生活の経験は、必ず〇〇さんの糧となり、助けになってくれます。
自分の可能性を信じて、様々なことに挑戦してくださいね。」
【例文2】大学を卒業する生徒へ
「〇〇さん、ご卒業おめでとうございます。
振り返れば、あっという間にこの日を迎えましたね。多くの課題をこなすのは大変だったと思いますが、いつも頑張ってくれている姿を見て、誇らしく思っていました。
これから社会人になり、新しい生活や出逢いが待っています。一生懸命に取り組むということを忘れずに、自信をもって新たなステージに進んでください。」
【例文3】小学校を卒業する生徒へ
「〇〇さん、卒業おめでとうございます。
出会った頃はランドセル姿が初々しかった〇〇さん、今では立派なお兄さん(お姉さん)になりましたね。〇〇さんと一緒に過ごした6年間は、先生にとって忘れられない素敵な時間でした。中学生になっても、新たなことに挑戦する心をもち、充実した新生活を送ってください。
先生はいつも〇〇さんの味方です。あらためて、卒業おめでとう!」
生徒から先生へ
お世話になった先生にメッセージを贈る場合は、今までの感謝とともに、これからの自分たちの夢や目標を伝えましょう。また、先生からの教えや心に残っている言葉を添えると、より感謝の気持ちが伝わりやすくなります。
【例文1】大学の先生へ
「〇〇先生へ
〇年間、本当にお世話になりました。
先生の授業はいつも楽しく、自然と勉強に向き合うことができました。振り返ると、先生の明るさと優しさに励まされ、頑張れたのだと思います。
これからの新生活でも、先生からのご指導を忘れず、社会人として成長できるよう努力します。
またお会いできる日を心待ちにしています。ありがとうございました。」
【例文2】中学校や高校の担任の先生へ
「〇〇先生へ
長い間お世話になりました。
先生のクラスで過ごした学生生活は、とても楽しくかけがえのない時間でした。ご迷惑をおかけしてしまったこともありましたが、根気強くご指導いただいた先生の愛情に感謝しています。
(進学先)でも、先生の教えを胸に精一杯頑張ります。
お体を大切にして、いつまでも元気でいてください。またお会いできる日を楽しみにしています。」
【例文3】担任の先生や部活の顧問へ
「〇〇先生、今まで本当にお世話になりました。
私が悩んでいるときにアドバイスをくれた「〇〇〇」という言葉が、とても印象に残っています。先生の言葉を思い出せば、これからどんなことでも乗り越えられそうです。
いつも応援してくれたことに、心から感謝しています!」
大切な友人へ
友人とは卒業後に離れ離れになってしまうこともあるでしょう。「これからも大切な友達でいたい」という気持ちを自分らしい素直な言葉で伝え、心に響くメッセージを贈りましょう。
【例文1】クラスの友人へ
「〇〇へ
今までは毎日のように一緒にいたけど、これからは別々の道に進み、いつものように会えなくなるのが寂しいです。学校生活には〇〇との思い出がいっぱいあって、最高に楽しかったよ!
卒業しても、今までどおり遊ぼうね。これからもよろしくお願いします。」
【例文2】大学の友人へ
「〇〇へ
あっという間の学校生活だったね。これからは違う道を進むことになるけど、お互い夢を叶えるために頑張ろう!でも、正直に言うと〇〇と離れるのはやっぱり寂しいな。学校でもプライベートでも、いつも一緒にいてくれてありがとう。
いつまでもずっと友達でいられたら嬉しいです。これからもよろしくね。」
【例文3】部活の友人へ
「〇〇へ
〇〇と初めて出会ったのは、〇〇のときだったね。〇〇部へ誘ってくれたときは、不安もあったのだけれど、今では一緒に入部して本当に良かったと思っています。本当にありがとう!
楽しい先輩や仲間たちと過ごした時間は、私にとってかけがえのない宝物です。卒業して離れ離れにはなるけれど、〇〇は変わらず大切な親友です。また一緒に遊びにいこうね。」
親から子へ
子どもの成長を誰よりも近くで見てきた、お父さん・お母さん。親だからこそ伝えられる愛情深い言葉で、祝福や激励のメッセージを贈りましょう。
【例文2】中学校や高校を卒業する子へ
「〇〇へ
〇〇年間、色々なことがありましたね。厳しいことを言うこともあったけれど、自分の努力で乗り越えてきた〇〇を誇らしく思います。
部活では朝早く起きて、毎日欠かさず練習していたね。何かをずっと続けるということは、とても大変なことです。自分で決めたことを最後まで成し遂げた経験は、これからもきっと助けになってくれますよ。
新しい環境に行っても、〇〇なら大丈夫!卒業おめでとう。」
【例文3】大学を卒業する子へ
「〇〇へ
卒業おめでとう!
〇年間、毎日頑張っている〇〇を見て、とても頼もしかったです。これからわたしたちの元を離れていくのは寂しいけれど、それ以上に〇〇の成長を嬉しく思います。
これから新生活が始まりますが、体を第一に頑張ってください。なにか困ったことがあったら、いつでも相談してね。お父さんとお母さんは、いつでも〇〇の味方です。」
【例文1】小学校や中学校を卒業する子へ
「〇〇へ
卒業おめでとう!
どんどん成長していく〇〇を見て、私たちはいつも感動していました。楽しそうにしていたり、悩んでいたりと、学校生活で学んだことはたくさんあったよね。この経験は、〇〇の大切な糧になると思います。
将来の夢は〇〇になることだと言っていたね。目標に向かって、一歩一歩焦らずに進んでください。家族みんなで応援しています。」
Adobe Expressで卒業祝い用のメッセージカードをデザインする方法
伝えたいメッセージが決まったら、内容や相手のイメージに合わせてカードをデザインしてみましょう。
ここでは、無料のデザイン作成ツールAdobe Expressを使ってテンプレートを編集し、オリジナルのメッセージカードを作る手順を紹介します。PCでの作成手順をご紹介しますが、Adobe Expressのアプリを使えばスマホでデザインすることも可能です。
【iPhone・iOS用】アプリをダウンロードする
【Android用】アプリをダウンロードする
なお、複数人で寄せ書きする場合には、Adobe Expressの共有機能が便利です。
共有方法は、手順後半の「メッセージの寄せ書きには共有機能を活用しよう」を参考にしてください。
【手順1】Adobe Expressにログインする
GoogleアカウントやSNSアカウント、メールアドレスを使ってAdobe Expressに無料ログインしてください。登録は30秒ほどで完了します。
【手順2】テンプレートを探す
検索窓の横にあるプルダウンから「テンプレート」を選択し、「卒業 メッセージカード」と入力して検索しましょう。
以下のリンクからでも、卒業祝いのメッセージカードに使えるテンプレートの一覧ページにアクセスできます。
卒業祝い用のメッセージカードのテンプレートデザインを見る
表示されたテンプレートの中から作りたいデザインのイメージと近いものを選び、クリックして編集画面に移動しましょう。
【手順3】テキストを編集する
テンプレート内のテキストボックスを選択すると、直接テキストを変更できるようになります。
フォントや色を変えたい場合は、テキストを選択した状態でツールバーから編集しましょう。
テンプレート内のテキストを変更するのではなく、あらたにテキストボックスを配置したい場合は、ツールバーの「テキスト」→「テキストを追加」をクリックしてください。
【手順4】画像を変更する
テンプレート内の画像を変更するには、既存の画像を選択した状態で「置換」マークをクリックします。
そして「デバイスからアップロード」ボタンをクリックし、使いたい写真をアップロードしてください。
すると以下のように、カンタンに画像が差し替えられます。
【手順5】背景の色を変更する
上部の「背景色」をクリックすると、背景色の編集ツールが表示されます。メッセージカードのイメージに合う背景色を、「おすすめ」の色から選んだり、「カスタム」や「別のカラーを追加」で色を指定したりしましょう。
【手順6】装飾を変更・追加する
テンプレート内の装飾を変更するには、まずは既存の装飾を選択し、キーボードの「Delete」キーで削除しましょう。
次に「デザイン素材」を選択すると、イメージ画像を検索できます。
このとき、選択した素材が一番手前に配置され、テンプレートの文字やデザインが隠れることがあります。画面右側にあるレイヤーを上下に移動させて、重なる順序を調整しましょう。
【手順7】ダウンロードする
デザインが完成したら、画面右上の「ダウンロード」をクリックし、ファイル形式を選んで画像をダウンロードしましょう。
メッセージの寄せ書きには共有機能を活用しよう
Adobe Expressには、複数人で寄せ書きする際に便利な「共有機能」があります。
画面右上の「共有」ボタンをクリックして、公開範囲を「リンクを知っているすべてのユーザー」「編集可能」にします。
「リンクをコピー」をクリックすると、URLがコピーされるので、編集に関わるメンバーに共有してください。
なお、リンクを共有されたメンバーが編集するには、Adobe Expressへのログインが必要です。
GoogleアカウントやSNSアカウント、メールアドレスを使えば、カンタンに無料ログインできるので、ぜひ登録してみてくださいね。
オリジナルのメッセージカードで心に残る言葉を贈りましょう
長い時間を過ごした学校からの卒業は、人生の節目となる大切なイベントです。友人や先生、生徒、家族などに、これまでのように会えなくなることもあるでしょう。そのため、感謝や祝福の気持ちがこもった、心に響く卒業メッセージを贈りましょう。
Adobe Expressなら、伝えたい思いに合わせたオリジナルのメッセージカードを、直感的な操作でカンタンに作成できます。ぜひAdobe Expressを使って、素敵なメッセージカードを作ってみてください。