
メニュー表は、飲食店やサロンなどの店舗だけでなく、結婚式の食事やドリンクの案内にも使われます。様々なシーンで見かけるメニュー表、せっかくなら手作りしてオリジナルのデザインにしたいですよね。
この記事では、無料デザインツール「Adobe Express」のテンプレートを使って、魅力的なメニュー表を手作りする方法をご紹介します。テキストや画像を差し替えるだけでかんたんに魅力的なメニュー表を作れるので、ぜひ試してみてください。
おしゃれなメニュー表を作成できる無料テンプレート
Adobe Expressには、プロがデザインしたおしゃれで高品質なテンプレートが豊富にそろっています。商用利用も可能なので、誰でも安心してメニュー表を作成できます。使用したいシーンに合わせて、好みのデザインを選んでください。テンプレートの編集方法は、記事の後半で解説します。
Collection ID
(To pull in manually curated templates if needed)
Orientation
(Horizontal/Vertical)
Width
(Full, Std, sixcols)
Limit
(number of templates to load each pagination. Min. 5)
Sort
Most Viewed
Rare & Original
Newest to Oldest
Oldest to Newest
Premium
(true, false, all) true or false will limit to premium only or free only.
【シーン別】メニュー表の基本構成と作成のコツ
メニュー表を作成する際は、それぞれのシーンに合った構成やデザインにすることで、わかりやすさと期待感を高められるでしょう。ここからは、シーン別にメニュー表の基本構成と作成のコツを解説します。
【シーン1】飲食店
飲食店のメニュー表は、料理の品名と写真、価格が一目で理解できるように整理することが大切です。また、料理の説明文を添えて魅力を伝えるのもよいでしょう。
基本構成
- 料理の写真
- メニュー名
- 価格
掲載する料理の写真は、オススメや限定メニューなど、特に売り出したいメニューに絞ることで、メリハリがついてお客さまの目を惹きやすくなり、デザインも整えやすくなります。また、コース料理の場合は、メニュー名だけではイメージしづらい場合があるため、説明文を添えるとどんな料理なのか理解してもらいやすくなります。
作成のコツ
- お店の雰囲気とメニュー表のデザインを合わせる
- メイン、サイド、デザートなどのカテゴリー別に整理する
- 看板メニューやオススメしたい品目を目立たせる
- できるだけ解像度の高い写真を使う
- 料理の魅力が伝わる説明文を添える
- ボリュームや辛さなどの目安を記載する
看板メニューや人気メニューなどを目立たせることにより、初来店のお客さまが迷わずに注文できます。また、日替わりや限定メニューをあわせて紹介することで、常連のお客さまにも飽きずに料理を楽しんでもらえます。料理のボリュームや辛さはわかりやすく記載し、注文時にお客さまがイメージする料理とかけ離れないようにしましょう。
【シーン2】結婚式
結婚式で振る舞われる料理は、ゲストにとって楽しみのひとつ。また、ドリンクメニューがわかりやすく記載されていると、ゲストが注文しやすくなります。結婚式のコンセプトに合ったデザインのメニュー表を用意することで、テーブルに華やかさを添えてくれます。
基本構成
- コースの品目、料理名
- ドリンクの種類、ドリンク名
- 新郎新婦の名前、挙式の日時や会場名
それぞれの料理は、説明文を添えることで、運ばれてくる料理への期待を高められます。結婚式準備の際に試食をしている場合は、新郎新婦の感想を記載するのもよいでしょう。ドリンクは、お酒とノンアルコールをハッキリと分けておくと、ゲストが迷わずに注文できます。また、新郎新婦の名前や挙式の日時、会場名を記載することで、オリジナル感を演出しましょう。
作成のコツ
- 結婚式のコンセプトに合ったデザインにする
- 縦長のデザインにする
- 余白を広めにとる
- 料理は提供順に書く
- お酒とソフトドリンクは分けて記載する
- 忌み言葉や重ね言葉は使わない
メニュー表を手作りするなら、結婚式のコンセプトに合ったデザインにすることが重要です。他のペーパーアイテムとデザインをあわせると、統一感のあるおしゃれな雰囲気を演出できます。また、メニューの流れをわかりやすくし、テーブル上のスペースを確保するために、縦長のデザインが好まれます。余白を広めにとって、見やすく高級感のあるデザインにするとよいでしょう。
なお、結婚式のマナーとして、忌み言葉や重ね言葉、句読点の使用は避けてください。
【シーン3】美容室・サロン
美容室やネイルサロン、エステサロンなどの店舗にとって、メニュー表は重要な販促ツールです。お客さまがウェブやチラシで既にメニューを確認していても、あらためてメニュー表を通してご案内することも少なくありません。また、店舗のコンセプトに合わせたデザインにすることで、店舗の世界観を表現できます。
基本構成
- メニュー名
- 施術の内容
- 価格
メニュー名ごとに施術の内容を記載しておくと、どのような施術なのかを理解してもらいやすくなります。また、必要に応じて、施術にかかる時間の目安を記載してもよいでしょう。
作成のコツ
- お店の雰囲気に合ったデザインにする
- カテゴリーごとに分けてまとめる
- オススメしたいメニューを目立たせる
- 必要に応じて写真を掲載する
- 注意事項があれば記載しておく
施術メニューはカテゴリーごとに分けて記載すると、お客さまが希望のメニューを探しやすくなります。また、オススメしたいメニューを目立たせることにより、店舗の強みをアピールできるでしょう。文字だけでは伝わりにくいメニューは、写真やイメージ画像を掲載するなど工夫してみてください。注意事項がある場合には、事前にメニュー表に記載しておくことでトラブルの防止につながります。
なお、以下のページでは美容室のチラシ作りに関するお役立ち情報を紹介しています。気になる方は、ぜひあわせてご覧ください。
関連:無料でサクッと美容室のチラシを作成する方法と集客のコツ
Adobe Expressでメニュー表をデザインする方法
Adobe Expressでテンプレートを編集し、さっそくメニュー表をデザインしてみましょう。ここではPCでの手順をご紹介しますが、Adobe Expressのアプリを使えばスマホやタブレットでもデザインできます。
今回は飲食店のメニュー表を例に、作成していきます。
【手順1】Adobe Expressにログインする
GoogleアカウントやSNSアカウント、メールアドレスを使ってAdobe Expressに無料ログインしてください。登録は30秒ほどで完了します。
【手順2】テンプレートを探す
トップページ上部の検索ボックスで「テンプレート」を選択し、「メニュー表」と検索しましょう。
【手順3】写真を変更する
テンプレート内の写真を変更するには、既存の写真を選択した状態で、左のツールバーの上にある「置換」マークをクリックします。
ツールバーの上部に表示された「アップロードして置換」ボタンをクリックし、使いたい写真をアップロードしてください。
すると以下のように、かんたんに画像を差し替えられます。
【手順4】テキストを編集・追加する
テンプレート内のテキストボックスを選択すると、直接テキストを変更できます。
フォントや色を変えたい場合は、テキストを選択した状態で左のツールバーから編集できます。
テンプレート内のテキストを変更するのではなく、新たにテキストボックスを配置したい場合は、ツールバーの「テキスト」→「テキストを追加」をクリックしてください。
【手順5】装飾を変更・追加する
テンプレートに使われている素材は、編集することができます。今回は文字の背景にある長方形の素材の色を変えてみます。既存の装飾を選択し、ツールバーの「塗り」から編集できます。
背景色に合わせて、文字色も調整しましょう。
次に、新しく素材を追加する方法を解説します。今回は、唐辛子で辛さを表現してみます。画面左側の「素材」を選択すると、イメージ画像を検索できます。
「デザイン素材」や「アイコン」タブからピッタリの素材を選択し、配置してみてください。
【手順6】背景の色・背景画像を変更する
上部の「背景色」をクリックすると、背景色の編集ツールが表示されます。メニュー表のイメージに合う背景色を設定しましょう。「おすすめ」の色から選んだり、「カスタム」や「別のカラーを追加」で色を指定したりできます。
また、画面左側の「素材」の「背景」タブで背景画像を検索できます。
選択した背景画像の色を変えたい場合は、該当の画像を選択した状態で「効果」をクリックします。
すると、色の選択肢が表示されるので、好みの色を選んで変更してください。今回はカレー屋さんを想定しているため、黄色を選択してみました。
【手順7】ダウンロードする
デザインが完成したら、画面右上の「ダウンロード」ボタンをクリックし、ファイル形式を選んで画像をダウンロードしましょう。印刷をする場合は、デザインが崩れにくいPDFファイルを選ぶのがオススメです。
これで、メニュー表の作成は完了です。Adobe Expressなら、おしゃれなテンプレートやデザイン素材、テキスト装飾の効果など、豊富な機能がそろっているので、ぜひ自由なデザインを楽しんでみてください。
Adobe Expressでおしゃれなメニュー表を手作りしましょう
店舗のお客さまや結婚式のゲストにとって欠かせないメニュー表。コンセプトに合ったメニュー表を用意することで、期待感を高めることができるでしょう。
Adobe Expressなら、豊富なテンプレートの中からイメージに合ったデザインを選べます。直感的に操作できるので、デザインに慣れていない方でもおしゃれなメニュー表をかんたんに作成可能です。ぜひAdobe Expressを使って、魅力的なメニュー表を作ってみてください。