幾何学模様のおしゃれなデザインアイデア40選と無料素材を紹介
幾何学模様のデザインアイデアとAdobe Expressのテンプレートや無料素材をご紹介します。
企業のロゴマークやファッション、アートや建築デザインなど、幅広い分野で活用されている幾何学模様。この記事では、これから幾何学模様を使ってデザインしたい方に向けて、プロが作成した幾何学模様のデザインテンプレートをご紹介します。
本記事で紹介するテンプレートはすべて、無料のデザインツールAdobe Expressで利用できるものばかり。無料でアカウント登録すれば、気に入ったテンプレートを使ってすぐにデザインを作成することも可能です。
また、デザイン作成時の「そもそも、幾何学模様って何?」「幾何学模様でどんなデザインができるの?」といった疑問にお答えする、幾何学模様の基本もわかりやすく解説します。幾何学模様の知識を頭に入れてからデザインしたい方は、そのままスクロールして読み進めてみてください。
幾何学模様とは
「幾何学模様」とは、円や多角形、線などの図形で構成され、対称性や連続性(繰り返し)のあるデザインのことです。図形の組み合わせ方やどこで対称性を出すかによって、様々な模様を作れます。
幾何学模様を作るときは、大きく分けて「並進・鏡映・回転・複合」のルールに沿って、同じ形の図形を繰り返し複製します。
模様に一定の規則性があるので、整然とした美しさがあるのも特徴です。絵柄や配色によって与える印象を変えられるため、商品パッケージやテキスタイル、アートや建築デザインなど、幅広い分野で活用されています。
幾何学模様の種類
幾何学模様は、ベースとなっている図形や繰り返す規則性の組み合わせによって、無限に模様を作れます。洋服や寝具の柄、本の表紙などをあらためて見返してみると、幾何学模様が使われている、なんてこともあるでしょう。
そのなかでも、代表的な「円」「四角形」「三角形」などを用いた模様とその特徴をご紹介します。
円(正円・楕円・半円)
円で構成された幾何学模様はポップで可愛らしくやわらかなイメージ、また組み合わせ方しだいで優雅な印象を与えます。円の大きさや円どうしの重なり、色使いによって雰囲気をガラッと変えられるのも、大きな特徴でしょう。
代表的な模様に「水玉(ドット)模様」や「青海波(せいがいは)模様」があります。
三角形
シャープでモダンな雰囲気をもたらしてくれる三角形を使った幾何学模様。また、同じ形の三角形どうしを組み合わせると、四角形のようなデザインができあがります。このように、配置や組み合わせしだいで、デザインの幅を広げられます。
日本伝統の文様「鱗(うろこ)」もこちらに該当します。
四角形
安定感のある四角形で構成される幾何学模様からは、秩序があり堅実な印象を受けます。四角形の角度によっては、奥行きがあるような見た目にもできるため、視覚的な変化を付けたい場合にも用いられます。
「市松模様」や「チェック柄」などが代表的です。
その他(多角形、直線、曲線、モチーフ)
多角形や線(直線・曲線)、モチーフ(ハートや星など)などからも幾何学模様を作成できます。どんな図形でも規則性をもたせて並べることで、シンプルながらもおしゃれな幾何学模様デザインを作れます。各図形の持つ意味やイメージを活かすことで、カジュアルなデザインから伝統的な文様まで多彩なアレンジが可能です。
幾何学模様デザインの参考になる!シンプルでおしゃれなテンプレート24選
ここからは、Adobe Expressのテンプレートを例に、幾何学模様のデザインアイデアをご紹介します。「幾何学模様をどうやって使えばよいかわからない」「プロのデザイナーが作ったアイデアを参考にしたい」という方は、ぜひチェックしてみてください。
気になるテンプレートをクリックすれば、Adobe Expressの編集画面に移行し、デザインの詳細を確認できます。テンプレートを編集して自分好みにアレンジもできるので、ぜひ制作にお役立てください。
Adobe Expressを利用する際には、ログイン(無料)が必要です。ログインはGoogleアカウントやFacebookアカウント、Apple ID、メールアドレスのいずれかで行えます。
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(To pull in manually curated templates if needed)
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(Full, Std, sixcols)
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メインの装飾として使う
幾何学模様をメインの装飾として使う場合は、大胆に配置してみましょう。色数が増えるとまとまりにくくなるため、デザインの主役となるカラーを3色ほどに絞るのがオススメです。
タイトルや期日などの情報は、メインカラーを使い、主張を抑えるとデザインに馴染みやすくなります。一方で、これらの要素にアクセントカラーを使って、デザインのアクセントとする手法もあります。
幾何学模様をメインの装飾として使う場合、デザインから浮かないよう、配色やバランスに配慮しましょう。
背景として使う
幾何学模様を背景として使う場合は、淡い色や薄い色で主張を控えめにするのがコツです。繊細なタッチの幾何学模様は、さりげなくタイトルやメインの装飾を引き立ててくれます。
鮮やかな色の幾何学模様を使う場合は、視認性を損ねないよう注意しましょう。写真やイラストなどのメイン要素と色を揃えて統一感をもたせたり、テキスト部分の背景は白無地にしたりといった工夫をしてください。
あしらいとして使う
幾何学模様を主役にせず、あしらいとして配置するのもよいでしょう。素と要素の間に配置することで、両者の関連性を示すことができます。また、写真やイラストなどのメイン要素と似た形の模様を使えば、デザインに統一感が生まれます。
イラストを表現する
幾何学模様を組み合わせれば、イラストを作ることも可能。例えば、四角形の列で建物を表現したり、扇形の模様を並べて海のように見せたりできます。
図形の組み合わせとアイデアしだいで様々なものを表現できるので、デザインの可能性が広がることでしょう。
ここまで、Adobe Expressで使える幾何学模様のテンプレートを紹介しました。
ぜひ、幾何学模様を使ったデザインの参考にしてください。
続いて、Adobe Expressで使える幾何学模様の素材を紹介します。
Adobe Expressで使える幾何学模様の無料素材集
Adobe Expressでは、数億点以上の画像やイラスト素材をストックしている「Adobe Stock」の一部画像を無料で使えます。ここでは、幾何学模様で作られた無料素材を「写真・背景」「デザイン素材」に分けてご紹介します。これらの素材を使って、Adobe Expressでカンタンにデザインを作成できますので、ぜひ試してみましょう。
幾何学模様の写真・背景
幾何学模様のデザイン素材
Adobe Expressのトップ画面上部の検索窓に「geometric」や「幾何学模様」と入力して検索してみてください。
幾何学模様のデザイン素材が豊富なAdobe Express
日常生活の様々な場面で目にする幾何学模様。デザインの主役からさりげないあしらいまで、その活用方法はアイデアしだいで無限に広がります。
この記事で紹介した素材は、無料のデザイン作成ツール「Adobe Express」で提供されているものばかりです。30秒ほどで無料アカウント登録が完了し、すぐにデザインを始められます。PCで使う場合は、ブラウザ上で操作可能。スマホで使う場合は、アプリをダウンロードすると便利です。
また、王冠マークのついた素材やテンプレートは、「プレミアムプラン」で使用できます。
「プレミアムプラン」は30日間無料で体験できるため、より多くのデザイン素材やテンプレートを使ってみたい方は、この機会にお試しください。