【無料】Windows10・11で動画をトリミングする方法(長さ調整・画面の切り取り)
無料の動画編集ツール「Adobe Express」を使って、動画の長さを調整したり、画面サイズを変えたりする方法を紹介します。
手元にある動画を、社内のメンバーやSNSで共有するときに、必要な部分だけをカンタンにトリミングできると便利ですよね。
この記事では、無料の動画編集ツール「Adobe Express」を使って、動画をトリミングして長さを調整したり、画面サイズを変える方法を紹介します。ご紹介する方法やツールは、Windows10やWindows11はもちろん、Macでも使えます。ツールに動画をアップロードし、切り取りたい部分を指定するだけでカンタンに編集できるので、ぜひお試しください。
動画をトリミングして長さを調整する方法
無料の動画編集ツール「Adobe Epress」のクイックアクションの機能を使って、動画の長さを調整、または画面を切り取る方法を紹介します。
【手順1】ツールに動画をアップロードする
Adobe Expressの「動画をリサイズ」のクイックアクションにアクセスし、画面の中央にトリミングしたい動画をアップロードします。
【手順2】動画をトリミングする
続いて動画をトリミングする方法を、以下2つの用途に分けてご紹介します。
1.動画の長さを調整する
タイムラインの端を動かし、開始位置や終了位置を再生したい位置にあわせます。画面に表示されている部分が残され、グレーになった部分はカットされます。
2.画面のサイズを変える(切り取る)
次に、画面のサイズを変えてみましょう。プルダウンメニューから、任意の媒体や縦横比のものを選択してください。
今回は「カスタム」を選択してみます。カスタムを選択した場合は、サイズを数値で入力します。なお、初期設定では動画の縦横比がロックされています。
動画の縦横比を自由に変更したい場合は、「幅」「高さ」の入力欄の間にあるマークをクリックして、ロックを解除してください。
その下にある「ミュート」をクリックすると音声をオフに、「動画のスケール」のバーを左右に動かすと動画の拡大縮小ができます。
動画の公開場所が決まっている場合は、「サイズ変更」で公開場所を選び、変更後のサイズを選ぶだけでリサイズできます。
【手順3】動画をダウンロードする
トリミングが完了したら「ダウンロード」をクリックし、調整後の動画をダウンロードしましょう。ダウンロードする際は、無料の会員登録およびログインが必要です。なお、ログイン後も「動画をトリミング」の機能は何度でも無料で使えます。
ページにアクセスするだけでカンタンに使えるので、ぜひお試しください。
ここまで、動画をトリミングする方法をお伝えしました。
なお、Adobe Expressは動画のトリミングだけでなく、MP4形式の動画をGIFに変換したり、複数の動画を結合したりといった作業もカンタンにできます。
続いて、Adobe Expressの便利な機能や特長をご紹介します。
簡単に動画の編集や作成ができる「Adobe Express」
「Adobe Express」は、テンプレートを使って、動画や画像を作れる無料のデザインツールです。動画編集に便利な機能が豊富に揃っているだけでなく、直感的に操作できるのが特長です。ここでは、Adobe Expressの4つの特長を紹介します。
【特長1】「クイックアクション」機能でカンタンに動画編集できる
「クイックアクション」は、編集したい動画や画像をツールにアップロードするだけで、カンタンに編集できる機能です。例えば「動画の長さだけを調整したい」「画像のトリミングだけをしたい」といった特定の編集だけをしたい場合に、短時間で作業できるのでとても便利です。
動画のクイックアクションには、例えば以下のような機能があります。
いずれも無料で、使い方はツールに動画をドラッグ&ドロップするだけ。これ以外にも様々なクイックアクションがあり、Adobe Expressのトップページからすぐに使えます。
【特長2】テンプレートやデザイン素材を使ってカンタンにおしゃれな動画を作れる
動画を多くの人に見てもらえるようにするためには、動画のテーマにあうような画面を作ることが重要です。例えば、洋服の着こなしやメイクの方法などを動画で紹介するときは、女性を対象としたおしゃれなデザインの動画にすると、興味をもってもらいやすくなるでしょう。
しかし、いきなりゼロから画面のデザインを考えるのは難しいものです。
Adobe Expressなら、動画の作成に使えるおしゃれなテンプレートが豊富に揃っています。テンプレート上の動画を、自分が使いたい動画に置き換えるだけでカンタンにおしゃれな動画を作れます。作りたい画面のデザインを具体的に思い浮かべられなくても、イメージにあうテンプレートを選ぶだけでデザインの方向性を決められます。
動画のデザインに迷ったら、まずはテンプレートを活用して動画を作ってみてくださいね。
ちなみに、動画のサムネイル画像に使えるテンプレートもたくさん揃っているので、動画からサムネイル画像まで、Adobe Expressで一気通貫して作れます。
【特長3】直感的に操作できる
動画編集といっても、Adobe Expressなら難しい操作は不要。複数の動画や写真を組み合わせる際に、ドラッグ&ドロップで動画の配置や画面サイズを調整できます。動画の不要な部分をカットしたり、順番を入れ替えたりするのも、画面下部の編集バーを動かすだけとカンタンです。
動画の画面サイズだけでなく、動画を表示させるときのアニメーションも、該当のアイコンをクリックするだけでカンタンに適用できます。
【特長4】PC・スマホ・タブレットのいずれからも編集できる
Adobe Expressには、PCで使えるブラウザ版だけでなく、スマホやタブレットで使えるアプリ版もあります。
ブラウザ版とアプリ版のAdobe Expressに同じアカウントでログインすれば、異なるデバイスから同じ編集内容にアクセスできます。そのため、例えばスマホで撮影した動画をスマホアプリで編集し、大画面で編集したいと感じたらPCでブラウザ版にログインして続きを編集するといったことも可能です。
インターネット環境があれば、使っているデバイスや場所を問わずどこでも動画編集ができます。Adobe Expressを使って、思いついたアイデアを、その場ですぐに動画として表現してみましょう。
Adobe Expressモバイル版アプリをインストールする
「Adobe Express」で効率よく動画を編集・作成しよう
Adobe Expressは、ブラウザでページにアクセスするだけで使えるので、必要なときに動画や画像をすぐに編集できます。また、プロが作ったテンプレートを使えるので、デザインの経験がない方でもカンタンにおしゃれな動画や画像を作れます。
Windows10およびWindows11はもちろん、Macでも使用でき、モバイル版アプリをインストールすればスマホやタブレットでも使えます。
動画編集に必要な機能が揃ったAdobe Expressを、普段の編集作業を効率化するためにぜひお役立てください。