「スマホで自撮りした画像を左右反転させたい」「文字が反転している写真を直したい」といった場合は、ツールを使ってカンタンに画像を反転させましょう。

無料のデザインツール「Adobe Express」では、画像をアップロードしてボタンをクリックするだけで、「左右に反転」や「上下に反転」が行えます。また、「背景の切り抜き」や「色調補正」など、様々な画像加工機能もカンタンに使用できますので、ぜひお試しください。

写真や画像を上下左右に反転する方法

ここからはAdobe Expressを使って画像を反転する方法を解説していきます。
なお、ここではPCでの手順をご紹介しますが、Adobe Expressのアプリを使えば、スマホからの作業も可能です。

ブラウザでAdobe Expressを使う

【iPhone・iOS用】アプリをダウンロードする

【Android用】アプリをダウンロードする

【手順1】Adobe Expressにログインして画像をアップロードする

お持ちのGoogleアカウントやSNSアカウント、メールアドレスを使って「Adobe Express」に無料登録し、ログインしてください。登録は30秒ほどで完了します。ログイン後表示された画面のどこでも好きな場所に、反転したい画像をドラッグ＆ドロップしてください。

【手順2】画像サイズを決める

「新規作成」ボタンをクリックした後、「元の縦横比」を選択します。
仕上がりの画像サイズを変えたい場合は、用途に応じて他の項目を選択してください。

「元の縦横比」を選択すると、キャンバス全面に画像が配置されます。
一方、他のサイズを選択すると、画像が全面に配置されずに余白ができてしまうことがあります。

その場合は、画像をクリックし、画面左側の「ページ背景に設定」をクリックすると全面に配置できます。

【手順3】画像を反転してダウンロードする

画像を左右に反転する場合は、画像を選択した状態で画面左下の「左右反転」アイコン（画像の「1」）をクリックします。上下に反転する場合は、「上下反転」アイコン（画像の「2」）をクリックしてください。

反転作業が完了したら、画面右上の「ダウンロード」ボタンをクリックし、ファイルタイプを選択して「ダウンロード」をクリックします。

これで、反転した画像ファイルをPCに保存できました。

ちなみに、Adobe Expressは画像の反転だけでなく、背景の削除や色調補正など、様々な画像加工がカンタンに行えます。

続いて、ほかの便利な機能もご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

画像加工やデザインがカンタンにできる「Adobe Express」の便利な機能

Adobe Expressは、初心者の方でも直感的にデザインができる無料のデザインツールです。

この記事で紹介した「反転」をはじめとする様々な加工を画像に加えられるだけでなく、加工した画像を使ってバナーやチラシなどを作れます。プロが作った豊富なテンプレートを使えるので、今までデザインをしたことがない人でもイメージ通りのデザインを作成できます。

ここでは、Adobe Expressの主な機能をご紹介します。

1．画像を加工する

Adobe Expressを使えば、写真の背景に写り込んでいる人や物の削除や、写真を明るく加工もカンタンにできます。それぞれの機能について見ていきましょう。

画像の背景を削除する

Adobe Expressを使えば、背景に写り込んでいる人や物をサッと削除できます。
ツールバーの「アップロード」からお手持ちの写真や画像を選択するか、Adobe Express上に画像ファイルをドラッグ＆ドロップすると、画像をアップロードできます。

画像をアップロードできたら、あとは画像を選択した状態で「背景を削除」をクリックするだけです。

このように、一瞬で背景が削除できました。

写真や画像の背景をサッと消して、主役を引き立たせたいときに特に便利な機能です。
たった数クリックで余計な背景が消え、洗練された仕上がりになるので、ぜひ使ってみてくださいね。

Adobe Expressで画像の背景を削除する

画像の色味を補正する

続いて、画像の色調補正に関する機能をご紹介します。
写真の色味が暗かったり、くすんで見えたりする場合は、色味や明度を調整してみましょう。

先ほどと同じ手順でAdobe Expressに画像をアップロードしたら、画像を選択した状態で「色調補正・ぼかし」をクリック。すると、コントラストや明るさなどを調整できる項目が表示されます。スライダーを左右に動かして、色合いや明るさを調整してみてください。
写真の見栄えをカンタンに変えられます。

加工前と加工後で比較してみると、より色合いや明るさが際立ち、写真全体がイキイキとしたことがわかります。

2．テンプレートや素材を使ってデザインを作成する

次はテンプレートや素材について見てみましょう。

Adobe Expressにはプロがデザインしたテンプレートや、画像・写真、デザインフォントなどが豊富に揃っています。これらを使えば、デザインをしたことがない方もカンタンにデザインできます。

テンプレートを探して使う

テンプレートを使う場合には、Adobe Expressへのログイン後、トップページ上部にある検索窓から探してみましょう。使いたいテンプレートのキーワードを検索窓に入力すると、関連するテンプレートが一覧で表示されます。

お好みのテンプレートが決まったら選択し、「このテンプレートを使用」をクリックして編集画面に進みましょう。

素材を使う

テンプレート以外にも、Adobe Express上では、デザインに使える様々な素材があります。
デザインのテイストや用途に合わせて、キーワードを入力して探してみましょう。

また、Adobe Expressには生成AI機能が搭載されています。

例えば「チューリップ」のようにテキストを入力すると、チューリップのイラストや画像の生成が可能です。

なお、生成する画像のテイストやタッチも、「コンテンツタイプ」「スタイル」といった項目から選択するだけでカンタンに変えられます。

また、生成AI機能を使えばユニークな画像もすぐに作成できます。
例えば、以下のようなイチから作るのが難しいような組み合わせも、生成AIを駆使すれば、数クリックで作成可能です。

こうした意外性のあるビジュアルは、SNSで目をひきたいときや、特別なプレゼン資料に一工夫加えたいときにも役立ちます。生成AI機能で作品にオリジナリティをプラスして、ぜひ新しいアイデアの可能性を広げてみてくださいね。

フォントを変える

Adobe Expressにはフォントが豊富に備わっているほか、おすすめのフォントを提案してくれる機能もあります。ボタン1つでレイアウトを変えられたり、ふちどりやカラーを選べたりと、テキストひとつとっても自由自在にアレンジができるので、ぜひ実際に操作して試してみてください。

ここまでご紹介したように、画像加工の機能やテンプレート、素材などが豊富に揃っているAdobe Express。いつもよりワンランク上のデザインをカンタンに作成したい方は、ぜひご活用ください。

Adobe Expressでカンタンに画像の反転や加工を行いましょう

無料のデザインツールAdobe Expressなら、画像編集の経験が少ない方でも、画像をアップロードしてワンクリックするだけでカンタンに画像を反転できます。

そのほか、背景削除や色調補正といった画像加工の機能も直感的に使えるので便利です。

また、無料のデザインテンプレートも豊富なため、加工した画像を組み合わせるだけで、デザインをカンタンに作成できます。Adobe Expressを使って、画像の加工やデザインの作成をお楽しみください。

Adobe Expressでテンプレートを探してみる