多くの人が行き交う場所に掲示されているポスターは、商品・サービスの宣伝やイベントの告知など、様々な目的で使用されます。
この記事では、目を惹く魅力的なポスターを作成するためのコツを解説します。また、ポスターのおしゃれなテンプレートと、無料のデザイン作成ツール「Adobe Express」を使ってポスターを自作する方法もご紹介。
「デザインをしたことがない」という方でも、テキストや画像を差し替えるだけでカンタンにポスターを作れるので、ぜひ試してみてください。
※当記事の
目次
ポスター作成の
ポスター作成の
魅力的な
無料デザインテンプレートを
Adobe Expressで
Adobe Expressで
ポスター作成の基礎知識
ポスターとは、屋内外の壁や柱に掲示される宣伝媒体です。一定の場所に張り出されるため、多くの人に繰り返し見てもらえるというメリットがあります。
ただ、ポスターは歩きながら目にすることが多いため、一目見て何を伝えたいのかがわからないと、素通りされてしまいます。そのため、人の目に留まるキャッチーなデザインや、伝えたいことを理解してもらえるような工夫が必要です。
この章では、ポスターを作成する目的と基本サイズについて解説します。
ポスターを作成する目的
インテリアとして使用する場合を除くと、ポスターは情報の宣伝や告知のために使用されます。自社の商品やサービスの魅力を伝えて購入してもらうきっかけを作ったり、イベントの開催を知らせて集客をしたりするなど、用途は多岐に渡ります。
商品やサービス、イベントを効果的に宣伝・告知するために、まずは、ポスターを作成する目的を明確にしましょう。また、ポスターを見たあとに「どんな行動を起こしてほしいか」を決めておくと、記載すべき情報を整理しやすくなります。
ポスターの基本サイズ
ポスターのサイズは、掲示場所や用途によって異なるため、それらを考慮して適切なサイズを選ぶようにしましょう。また、掲示スペースにはサイズに規定があることが多いため、事前に確認しておくと安心です。実際によく使われるポスターのサイズは以下のとおりです。
・A0:841mm×1189mm
・A1:594 mm×841mm
・A2:420 mm×594mm
・A3:297 mm×420mm
・B0:1030mm×1456mm
・B1:728mm×1030mm
・B2:515 mm×728mm
・B3:364 mm×515mm
ポスター作成の事前準備
ポスターを作成する前に、以下の3つのポイントを整理しておきましょう。
- 目的・対象者を
明確に する - 伝えるべき内容の
優先度を 決める - イメージカラーを
決める
事前準備をすることで内容やデザインの方向性が定まり、どのようなポスターを作ればよいのかイメージしやすくなります。
それぞれについて、詳しく解説します。
1.目的・対象者を明確にする
まずはポスターを作る「目的」と、見てもらいたい「対象者」を明確にしましょう。これらが曖昧だと、伝えたいことを理解してもらえず、対象者にうまく情報が届きません。
例えば、洋菓子専門店の「クリスマスケーキの予約販売」という情報を、「近隣に住む20代~40代」に伝えるといったように、ポスターを作る目的を明確にします。
また、そのポスターを見た人に起こしてほしい「行動」を考え、その行動を起こすための「行動喚起」を意識することも大切です。「●●●(店名)で検索」と記載したり、「ご予約はこちらから」と書いて専用QRコードを入れたりすることで、行動を促せます。
2.伝えるべき内容の優先度を決める
ポスターに記載する情報の優先度を決め、優先度に応じてそれらの情報を強調しましょう。そうすることで、メリハリのあるデザインになり、ポスターを目に留めてもらいやすくなります。例えば、スポーツジムの入会を促すポスターの場合、「入会特典」を大きく目立たせることで、入会するメリットやお得感が伝わりやすくなります。
ポスターを見てくれた人が興味や関心をもってくれそうな内容を考えながら、掲載する情報を考えるとよいでしょう。
3.イメージカラーを決める
ポスターのデザインは、使用するカラーによって大きく印象が変わります。商品やイベントに対してもってもらいたい印象に合うカラーを選ぶことで、より説得力のあるポスターをデザインできます。
以下は、それぞれのカラーがもつ大まかなイメージです。
・赤:情熱、活気
・青:清潔、誠実
・黄:快活、注意
・緑:平穏、自然
・紫:高級、神秘
例えば、塾の生徒募集ポスターの場合、「青」を使うことで誠実なイメージを打ち出せるでしょう。
魅力的なポスターをデザインするためのコツ
目に留めてもらいやすいポスターを作成するには、伝えたい情報が対象者にしっかり伝わるデザインであることが重要です。ここでは、目を惹く魅力的なポスターをデザインするための6つのコツをご紹介します。
【コツ1】メインタイトルや商品を目立たせる
ポスターはゆっくり時間をかけて見てもらえるとは限りません。一目見たときに興味を引かなければ素通りされてしまうため、「これは面白そうだ」「詳しく知りたい」など、印象深く心に残るデザインにする必要があります。そのため、ポスターの内容がすぐにわかるように、商品名やイベント名、キャッチコピー、写真などは大きく目立たせましょう。
特に目立たせたいキーワードは、フォントサイズやカラーを変更したり、マーカーを引いたりして強調するのもポイントです。
【コツ2】できるだけ画質のよい写真を使う
画質が粗くぼやけた写真を使うと、見栄えが悪くなってしまうことがあります。そのため、ポスターに掲載する写真は、できるだけ解像度が高く明瞭な画像を使いましょう。
鮮明できれいな写真は、視覚的なインパクトを強く与えられるため、より印象に残りやすくなります。
特に食品をテーマとする場合、鮮明な写真を使うことでフレッシュさや食感などを表現でき、購買意欲につながります。
素敵な写真を掲載して、デザインのクオリティを高めましょう。
【コツ3】視線の動きを意識する
ポスターやチラシなどの紙媒体を見る際、人の視線の動きには法則があります。横書きの場合は「Z」、縦書きの場合は「N」を描くようにして視線が動きます。そのため、特に重要な要素はポスターの上部に配置するとよいでしょう。
また、キャッチコピーなどを除き、文字の配置はできるだけ「左揃え」にしてみましょう。文字を「中央揃え」にすると、行の先頭がバラバラになり、読みにくくなることがあるからです。
【コツ4】近接・整列・反復・強弱を意識したレイアウトにする
見やすいポスターをデザインするうえでは、デザインの4大原則である「近接」「整列」「反復」「強弱」を意識して、情報のレイアウトを整えましょう。それぞれ原則については、以下のとおりです。
- 近接:
関連する 要素を 近くに 配置する - 整列:
要素を 一定の ルールに 揃えて 配置する - 反復:
要素を 一定の ルールに 沿って繰り返す - 強弱:
要素の 大きさや色に 強弱を つける
この4大原則は、ポスターに限らずチラシやプレゼン資料、webサイトなど、あらゆるデザインに活かせるので、ぜひ活用してみてください。
【コツ5】余白を意識する
読みやすいポスターにするには、余白を意識することが大切です。文字や写真、イラストなどが紙面いっぱいに配置されていると、圧迫感があり、何を伝えたいのかがわからなくなってしまいます。適度に余白を設けることで、読みやすくなるだけでなく、要素を強調することもできます。
【コツ6】使うカラーとフォントの種類を絞る
ポスターに使うカラーとフォントの種類が多いと、まとまりがなく見にくいデザインになってしまいます。例えば、目立たせるためにカラーの種類を多くすると、ポスターがごちゃごちゃとした印象に見えることがあります。
使用するカラーは3色までに抑えて、すっきりと見やすいポスターを目指しましょう。「ベースカラー」「メインカラー」「アクセントカラー」を【70:25:5】の割合で使用すると、バランスが取りやすくなります。
また、フォントはできれば1~2種類に絞り、サイズや太さで強弱をつけるようにしましょう。本文や見出しは同じフォントに統一し、キャッチコピーなど特に強調したいテキストだけ、別のフォントにするとよいでしょう。そうすることで、デザインの4大原則の「反復」も意識できます。
無料デザインテンプレートを使っておしゃれなポスターを作成
無料のデザインツール「Adobe Express」を使えば、ポスターをカンタンにデザインできます。ここでは、ポスター作成に使える、Adobe Expressのオススメのテンプレートをご紹介します。