カシオがAdobe Experience Cloud採用し、Webサイトを刷新

 

国内で初めてAdobe Experience ManagerとMagento Commerceを連携し、ブランド/ECサイトを最適化

 

【2021年3月4日】

アドビ株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:ジェームズ マクリディ、以下 アドビ)は、本日、カシオ計算機株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役 社長:樫尾 和宏、以下 カシオ)アドビデジタル エクスペリエンス ソリューションAdobe Experience Cloud導入し、同社のブランド/ECサイト刷新したことを発表しました。今後、米国をはじめとする世界各国ブランド/ECサイト順次リニューアルしていく予定です。

 

カシオは計算機や時計、電卓、電子辞書、電子楽器など幅広い製品を世界中で提供していますが、国や製品のブランドごとに情報発信が行われており、ユーザーを中心に据えたコミュニケーションができていないことが課題となっていました。また、新型コロナウイルス感染症の拡大に対応するため、ユーザーと直接関係を深められるWebサイトやECサイトの強化が必要となっていました。

 

ソリューションの選定にあたっては、適切なマーケティング施策を実行し、一人ひとりに最適な情報を届けるためのデータの利活用と、ユーザーにとって魅力的メッセージ適切なタイミングで伝えるためのグローバル統一されたコンテンツやサービスの提供に重点を置いていました。アドビのデータやコンテンツ顧客体験支えるAdobe Experience Cloudクリエイティブ制作を支えるAdobe Creative Cloud両方を持ち合わせ、それぞれ機能を統合されたプラットフォームとして提供できる点が評価されました。また、海外に多くの拠点を抱えるカシオでは、アドビがグローバル共通基盤としてソリューション提供、構築、運用、サポートできる点も採用の決め手ひとつなりました。

 

同社は以前からアドビの分析アプリケーションAdobe Analytics活用しWebアプリのオンライン行動データ統合的に管理・分析してきましたが、今回新たにデジタルコンテンツ管理vシステムAdobe Experience Manager」、eコマースプラットフォームMagento Commerce」、テスト&ターゲティングソリューションAdobe Target導入し、購入からその後のライフスタイルまで長期的に顧客との関係を構築できるブランド/ECサイト提供を目指しています。

 

カシオの「一人ひとりに向き合うデジタルマーケティング

カシオのデジタルマーケティング部 部長である石附洋徳氏は、次のように述べています。「Adobe Experience Cloud導入により、データを活用して、適切なお客様に、適切なコンテンツを、適切なタイミング届ける『One to One マーケティング』実現できることを嬉しく思います。Adobe Experience Managerより、各国のブランド/ECサイト運用の自由度残しながら本社でコンテンツ一元管理できるため、ブランディング統一効率的ガバナンス強化運用両立できます。また、ヘッドレスコマース実現するMagento CommerceEC実行基盤グローバル統合することにより、様々なブランドチャネルからECへのシームレス体験を実現します。今後はオウンドメディアでのデータ分析加えて、セカンドパーティデータ、サードパーティデータ活用により、よりお客様のニーズに合ったコンテンツ新たなサービス提供も視野いれています。」

 

カシオは、Adobe Experience Cloud導入により、新型コロナ厳しい市場環境中でもマーケティング大きく変革させることで、2022年3月期おいて、売上高2,800億円(21年3月期比 +600億円)、営業利益320億円(同+180億円)見込んでいます。

 

アドビ株式会社 代表取締役社長ジェームズ マクリディ次のように述べています。

「コロナ禍で企業のデジタルおける顧客との接点がより一層重要なる中、業界に先駆けてAdobe Experience ManagerMagento Commerce連携して国内ブランド/ECサイト刷新されたことを嬉しく思います。グローバル統合管理できるAdobe Experience Cloud強みを活かして『One to One マーケティング』グローバル展開をご支援してまいります。」

 

 

■Adobe Experience Cloudについて

アドビは、Adobe Experience Cloud顧客体験管理(CXM)再定義します。Adobe Experience Cloudは、エクスペリエンスためのデジタルコンテンツ制作からマーケティング、広告、アナリティクス、コマース含む業界唯一包括的なソリューションです。Adobe Experience Cloudは、すべてのタッチポイントあらゆるチャネル通し、魅力的なB2C/B2B/B2Eエクスペリエンス一貫性と継続性もって提供することを支援し、ブランドが統一された安全でスケーラブルデジタル基盤を構築できるようにします。Adobe Experience Cloud一部であるAdobe Experience Platformは、CXMのための初のリアルタイムプラットフォームです。オープンで拡張性のあるAdobe Experience Platformは、企業全体のデータをつなぎ合わせ、リアルタイム顧客vプロファイル可能にし、Adobe Experience Cloudソリューション全体で有効化することができます。

 

■「アドビ」について

アドビは、世界を変えるデジタル体験提供します。このアドビのビジョンは3つのクラウドサービス支えられています。Creative Cloudは、写真、デザイン、ビデオ、web、UXなどのための20以上 デスクトップアプリモバイルアプリ、サービス提供しています。Document Cloudでは、デジタル文書作成、編集、共有、スキャン、署名が簡単にでき、デバイスに関わらず文書のやり取り共同作業安全に行えます。Experience Cloudは、コンテンツ管理、パーソナライゼーション、データ分析、コマース対し、顧客ロイヤルティおよび企業の長期的な成功を推進する優れた顧客体験提供を支援しています。これら製品、サービスの多くで、アドビの人工知能(AI)機械学習のプラットフォームであるAdobe Sensei活用しています。

 

アドビ株式会社米Adobe Inc.日本法人です。

アドビに関する詳細な情報は、webサイト https://www.adobe.com/jp/ )掲載されています。

 

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