【完全版】Instagramストーリーズの基本的な使い方とオススメ機能
ストーリーズの基本的な使い方を「Adobe Express」で作成した画像例を用いてご紹介します。

今やトレンドの発信地となっている「Instagram(インスタグラム)」。Instagramにはフィードと呼ばれる通常の投稿だけでなく、24時間限定で動画や画像をシェアできる「ストーリーズ」があります。期間限定で閲覧できるという特別感があり、多くのユーザーの興味をひきつけやすいほか、気軽に投稿できるという強みがあります。
この記事では、ストーリーズの基本的な使い方や、オススメの活用法について解説します。記事の後半では、おしゃれなテンプレートを使ってストーリーズ用の画像をカンタンに作れるアプリ「Adobe Express」もご紹介するので、ぜひストーリーズ作成にお役立てください。
Instagramのストーリーズとは
「ストーリーズ」とは、動画や画像を24時間限定で簡単にシェアできるInstagramの機能です。投稿してから24時間後に自動で非表示となるので、「今しか見られない」という限定感があるのが特徴です。(ただし、自分にしか見えない形でプロフィールページのメニューの「アーカイブ」には残り続けます)また、一回の投稿の長さは最長60秒と比較的短いので、気軽に投稿するユーザーが多く、フィード(通常の投稿)と同様に人気の機能となっています。
フィードでは画像が正方形で表示されますが、ストーリーはフルスクリーンで表示されるのも大きな特徴です。フィードのようなテキストの投稿欄はなく、投稿する画像や動画内にテキストを挿入するので、画像の画作りがポイントになります。
ストーリーズには、その他に以下のような特徴があります。
- 画像や動画をおしゃれに加工できる
- 自分のストーリーズを見たユーザーを一覧で確認できる(ストーリーズを見た人の足跡がつく)
- 外部ページにリンクを張れる
- 他のユーザーにメンションを付けられる(他のユーザーをタグ付けできる)
- ユーザーを限定して公開できる
- 他ユーザーの投稿を自分のストーリーズでシェアできる
上記の特徴の解説を含め、主な機能の使い方については、後ほど詳しく解説します。続いて、Instagramで人気の別機能「リール(Reels)」とストーリーズの違いについて解説します。
リール(Reels)とストーリーズの違い
「リール(Reels)」とは、縦型動画を投稿できる機能です。ストーリーズと同様にフルスクリーンで表示され、見た目は似ていますが、主に2つの違いがあります。
1.投稿が表示される場所と相手が異なる
自分が投稿したストーリーズは、フォロワーの「フィード画面」の上部に表示されます。また、プロフィールページのアイコンをタップして閲覧することも可能です。
一方、リールは主に「フォロワー以外」のユーザーの「リール」タブや「発見」タブに表示されます。(ただし、フィードにシェアされたリールは、フォロワーのフィードにも表示されます)
そのため、フォロワーと定期的にコミュニケーションを取りたい場合は、ストーリーズを使うのがオススメです。一方、リールは自分のアカウントを知らない新規ユーザーへのアプローチに向いています。
2.アーカイブ機能が異なる
ストーリーズは投稿後24時間で消えることから、小さな話題でも気軽に投稿しやすいのが特徴です。(ただし、ハイライトに登録すると24時間後でも閲覧可能です)
一方、リールは全投稿がプロフィールページにアーカイブされます。そのため、通常の投稿のように、自分のアカウントのテーマに関する動画を投稿している人も多いです。
上記の特徴を踏まえ、目的に合った機能を選びましょう。なお、リールの特徴や機能についてより詳しく知りたい方は、以下の記事を参照してください。
> Instagramのリールとは?運用のコツ・メリット・作り方ガイド
続いて、ストーリーズの基本的な使い方について解説します。
ストーリーズの基本的な4つの使い方
ここでは、ストーリーズを使ったことがない人に向けて、ストーリーズの基本的な4つの使い方ついて解説します。
- 閲覧者として、他のユーザーのストーリーズを見る
- 閲覧者として、他のユーザーのストーリーズにリアクションをする
- 投稿者として、ストーリーズを投稿する
- 投稿者として、ストーリーズをアーカイブする(ハイライト機能を使う)
1.閲覧者として、他のユーザーのストーリーズを見る
閲覧者として他のユーザーのストーリーズを見る場合、以下の3箇所から見られます。
- フィード画面の上部のアイコン
- プロフィールページのアイコン
- プロフィールページ中段のハイライト(アーカイブ)
【1】と【2】のアイコンをタップすると、24時間以内に投稿されたストーリーズを見られます。プロフィールページにアーカイブされたストーリーズは、投稿後24時間を過ぎた後でも【3】のハイライトから確認できます。ストーリーズをプロフィールページにアーカイブする方法については、このあと説明します。
ちなみに、ストーリーズには「足跡機能」があり、該当のストーリーズを閲覧したことを相手が知れる仕組みになっています。具体的には、ストーリーズを見た段階で、相手のストーリーズの左下に自分のアイコンが「閲覧者」として表示され、閲覧履歴が残るようになっています。
2.閲覧者として、他のユーザーのストーリーズにリアクションをする
他のユーザーのストーリーズに積極的にリアクションすることで、「自分に関心を寄せてくれている人がいる」と感じてもらえ、コミュニケーションが生まれやすくなります。他者が投稿したストーリーズへのリアクションは、以下の2つが可能です。
1.いいねをする
2.メッセージを送信する
ハートマークをタップすると、ストーリーズの投稿者にハート(いいね)を付けたという通知が届き、誰がハート(いいね)を付けたかが伝わります。また、画面下部の「メッセージを送信」からは、投稿者のDMに絵文字やメッセージを送れます。メッセージ欄から絵文字やテキストを送り、感情を伝えることも可能です。
メッセージの送信を許可しない方法
なお、投稿者側でユーザーからメッセージを送れないように設定することも可能です。メッセージ送信を不許可にすると、「メッセージを送信」のエリアが表示されなくなります。
メッセージの受信を許可しないようにするには、プロフィールページの右上の三本線をタップして「設定」を開いたあと、「プライバシー設定」「ストーリーズ」と進みます。
下記のように、ストーリーズに関する設定画面が開いたら、「返信(メッセージ返信)」の項目で「オフ」を選びましょう。すると、ストーリーズにメッセージ送信のテキスト入力欄が表示されず、ユーザーがメッセージを送れなくなります。
ビジネス用途で使うアカウントの場合、ユーザーからの問い合わせを企業側が管理しきれなくなるのを防ぐために、メッセージの送信を許可しないケースも多いです。目的に応じて使い分けましょう。
3.投稿者として、ストーリーズを投稿する
ストーリーズは、自分のプロフィール画面上部の「+」ボタンから投稿できます。
【手順1】新規に撮影するか、既存の画像や動画を使うかを選択する
「+」ボタンをタップすると、投稿の種類が選べるポップアップが開くので、「ストーリーズ」を選んでください。すると、アプリ内で撮影するか、既存の画像や動画を使うかを選べます。アプリ内で撮影する場合は「カメラ」を、既存の画像などを使う場合はストーリーズに使いたい画像を選んでください。
「カメラ」を選択すると、撮影画面が立ち上がります。画面下部の撮影ボタンをタップすると写真を撮影でき、長押しすると動画を撮影できます。
【手順2】画像を加工する
撮影が完了、または既存の写真を選択すると、自動的に編集画面に移動します。画面右上のアイコンから、加工に使いたい機能を選んで加工しましょう。加工に使える機能は、あとの「ストーリーズをおしゃれに加工する機能」の見出しで詳しく紹介します。
【手順3】シェアするユーザーを決め、投稿する
ストーリーズを誰でも閲覧できるように公開するか、特定のユーザーにのみシェアするかを選べます。特定のユーザーに公開する場合は、編集画面右下の矢印をタップし、「親しい友達」を選択しましょう。さらに「他の人を追加」をタップしストーリーズをシェアしたいユーザーのアカウントを選びます。アカウントは複数選べます。
特定のアカウントを選択した状態で「シェア」をタップすると、「親しい友達」のリストに追加されたユーザーだけがストーリーズを閲覧できるようになります。
閲覧者を限定せず、一般公開する場合は「ストーリーズ」を選び、「シェア」→「完了」の順にタップし、投稿します。
【手順4】ストーリーズが投稿できているか確認する
投稿後、自分のプロフィールページのアイコンをタップし、投稿されているか確認しましょう。
これでストーリーズの投稿は完了です。
なお、上記の方法以外にも、フィード画面上部の「+」ボタンをタップし、下部に表示されるメニューから「ストーリーズ」を選んで投稿する方法もあります。
4.投稿者として、ストーリーズをプロフィールにアーカイブする(ハイライト機能を使う)
ストーリーズの「ハイライト」機能を使うと、自分のストーリーズをひとつのグループにまとめ、プロフィールに固定できます。他のユーザーにストーリーズをまとめて見てもらいたいときに、オススメの機能です。
ハイライトはプロフィール画面内でも目立ちやすく、ユーザーにも比較的見てもらいやすいのが特徴です。
また、投稿後24時間が経過しても消えないので、アピールしたい情報をピン留めするために使われることも多いです。例えば、ビジネス用途で使う場合は、新作商品やキャンペーン情報といった最新の情報や、お店のコンセプトなどをハイライトでまとめるとよいでしょう。
ハイライト機能を使うには、ストーリーズ投稿時に「ハイライトに追加」をタップします。ハイライト(グループ)の名前を入力したら「追加」をタップしましょう。さらに次の画面で「完了」をタップすると、投稿したストーリーズがハイライトに追加されます。
各ハイライトには後でストーリーズを追加することもでき、同じストーリーズをひとつのハイライトでまとめて表示できます。
ハイライトに追加しなかったストーリーズは、投稿後24時間が経つと非表示となり、閲覧できなくなります。ただし、プロフィールのメニュー内の「アーカイブ」に、自分だけが確認できる形で残ります。そのため、ストーリーズをあとで自分で見返したい場合は、すべてハイライトに登録する必要はありません。
ここまで、ストーリーズの基本的な使い方をご紹介しました。
続いて、ストーリーズをおしゃれに加工する機能について、実際の加工例とともにご紹介します。
ストーリーズをもっとおしゃれに!オススメの加工機能5選
ストーリーズには、投稿を魅力的にするたくさんの加工機能が備わっています。ここでは、ストーリーズをおしゃれに彩る機能を5つご紹介します。それぞれの機能をぜひ試してみてください。
- 文字や手書きの線を入れる
- 投稿の雰囲気を変える
- 動くGIFスタンプを使う
- 時間がループしているような面白い動画を撮る
- 複数枚の画像をコラージュする
【機能1】文字や手書きの線を入れる
文字や落書きの線を入れると、注目してもらいたいポイントをわかりやすくしたり、親しみやすい雰囲気を出したりできます。
文字を入れるには、編集画面の右上の「Aa」のアイコンをタップし、表示されたテキストボックスに文字を入力します。文字の整列方法や種類は画面上部のアイコンから、文字色は画面中央のアイコンから変更可能です。テキストは入力後、位置の移動や拡大・縮小ができます。
手書きの線を描く場合は、編集画面右上の三点リーダーをタップし「落書き」を選んでください。すると線の色や太さ、見た目を調整できる画面が開きます。画面の下部で線の色を選び、画面上部のアイコンで線のスタイルを決めたら、画面上で線を描いてみましょう。
【機能2】投稿の雰囲気を変える
ストーリーズでは、画像の全体的な印象を変えたり、アニメーションを付けたりできるエフェクトが用意されています。エフェクトを使うと、投稿が一気に華やかな印象になります。
エフェクトを使うには、編集画面右上のキラキラマークのアイコンをタップします。すると画面下部にエフェクトがカルーセルで表示されるので、プレビューを見ながら使いたいエフェクトを選びましょう。適用したいエフェクトが決まったら、右上の「完了」をタップして適用させます。
【機能3】動くGIFスタンプを使う
動きのあるGIFスタンプを使うと、ポップで遊び心のあるストーリーズを作れます。静止画のなかに動きを採り入れられるので、特定の場所に注目してもらいたいときにも使える機能です。
GIFスタンプは、編集画面の右上にある顔のアイコンをタップし、さらに「GIF」と書かれたアニメーションをタップすると表示されます。使いたいスタンプのイメージに近い言葉を検索窓に入力し、スタンプを検索することも可能です。
例えば「注目」と検索すると、矢印や「注目」と書かれた吹き出しなどが選べるようになります。目立たせたい場所だけでなく、装飾やアクセントとしてこれらのGIFスタンプを使うのもオススメです。
【機能4】時間がループしているような面白い動画を撮る
短時間でループして再生されるようなストーリーズを見たことはありませんか。
このような動画を撮影するには、アプリで動画を撮影する前に、画面左側のアイコンから「ブーメラン」を選びます。「ブーメラン」を選んだ状態で撮影ボタンをタップもしくは長押しして動画を撮ると、動画が自動で逆再生されます。
なお、撮影できる動画の長さは「3秒間」です。そのため、撮影時に画面上に動きがないと、逆再生しても変化がわかりにくくなります。被写体やスマホを大きく動かしながら撮ってみましょう。
【機能5】複数枚の画像をコラージュする
「レイアウト」機能を使うと、複数枚の画像をグリッドで組み合わせられます。
撮影画面を立ち上げたら、画面左の「レイアウト」のアイコンをタップし、作りたい構図を選びます。
左上(もしくは上部)のエリアが編集できるようになるので、画面下部の撮影ボタンをタップして写真を撮影するか、左下の四角のアイコンから自分のスマホに保存しているフォルダを選んでください。画像が入ると次のエリアが編集できるようになるので、同様の手順で写真を撮影するか、好きな画像と入れ替えてください。
ちなみに、ストーリーズで使えるレイアウトは6種類のみですが、デザイン作成アプリ「Adobe Express」を使うと、豊富なレイアウトを使ってさらにおしゃれに加工できます。また、画像を切り抜いてコラージュすることも可能です。
「Adobe Express」を使っておしゃれなコラージュを作る方法については、以下の記事で詳しく紹介しているので、参照してください。
>インスタ投稿をおしゃれなコラージュにする方法とオススメの無料アプリ
また、「Adobe Express」の詳しい機能や、ストーリーズ作成に使えるおしゃれなテンプレートについては、この記事後半の「おしゃれなストーリーズをカンタンに作れる『Adobe Express』」でもご紹介しているので、ぜひ参照してください。
ところで、ストーリーズには、質問やアンケートに答えてもらうなど、ユーザーと双方向のコミュニケーションを取れる機能があることをご存じでしょうか。続いて、それらの機能についてご紹介します。
ユーザーとコミュニケーションを取れる「スタンプ」機能
ストーリーズでは、アンケートを画像に挿入したり、キャンペーンやイベント開始までの残り時間をカウントダウンしたりするなど、ユーザーとより活発にコミュニケーションできる「スタンプ」機能が使えます。
「アンケート」のテンプレートでInstagramのストーリーズを作る
「ライブ配信」のテンプレートでInstagramのストーリーズを作る
スタンプ機能を活用することで、アンケートを通じてユーザーのニーズや好みを知れたり、プロモーションに参加してもらいやすくなったりします。なお、スタンプ機能は、ストーリーズの編集画面の上にある顔のアイコンをタップし、該当のスタンプを選ぶと使えます。
ここでは特にオススメの4つのスタンプや機能をご紹介します。
【機能1】アンケートスタンプ(質問・アンケート・クイズ)
ストーリーズ上に質問やアンケート、クイズを表示し、ユーザーに回答してもらったり、「お気軽にご質問ください」などと投げかけて質問を集めたりできます。特に企業のアカウントでは、商品の使い方に関する質問を募集し公式アカウントで回答したり、新しいメニューを作る前にユーザーに意見を聞いたりするといった方法で使われています。
「質問」のテンプレートでInstagramのストーリーズを作る
「アンケート」のテンプレートでInstagramのストーリーズを作る
続けて各スタンプの使い方を解説します。使い方はとてもカンタンです。
●「質問」スタンプの使い方
「質問」をタップし、質問内容を「質問はありますか?」の欄に入力します。スタンプの背景色は、画面中央のカラーパレットで変更可能です。内容が決まったら画面右上の「完了」をタップすると、ストーリーズにスタンプが付きます。
なお、ユーザーから質問があると、フィードに通知が届きます。質問に回答するには、ハートのアイコンをタップし、さらに該当の通知を選びます。
該当の質問の「返信」をタップし、DMで回答する場合は「(アカウント名)に返答」、回答内容を投稿でシェアする場合は「返答をシェア」をタップしましょう。「返答をシェア」をタップした場合は、フィード・ストーリーズ・リールの3種類から投稿の形式を選べます。
●「アンケート」スタンプの使い方
「アンケート」をタップし、質問内容を「質問する…」の欄に、回答の選択肢を「はい」「いいえ」の欄に入力します。質問を書かずに回答のみを用意することもできます。
画面上部の虹色の円をタップすると、スタンプの背景色を変えられます。
なお、アンケートを見たユーザーが選択肢をタップすると、各選択肢を選んだ人の割合を知れる仕組みとなっています。「AとBのどっちが好き?」「こんなときに●●はアリ?ナシ?」といった答えた人の割合が気になるような質問をすることで、回答が集まりやすくなるよう工夫するとよいでしょう。
●「クイズ」スタンプの使い方
「クイズ」をタップし、質問内容と選択肢をそれぞれの欄に入力します。入力後、正解の選択肢をタップして緑のチェックマークが出た状態で、右上の「完了」をタップします。
クイズに回答したユーザーに対して正解が表示されます。アンケートスタンプと同様に、生活に役立つ豆知識や雑学など、答えが気になる質問をすることでユーザーからの回答率が高まるでしょう。
【機能2】位置情報・ハッシュタグ・メンションを付ける
ストーリーズでは、フィード(通常の投稿)と同じように位置情報やハッシュタグを付けたり、特定のユーザーにメンションしたりできます。閲覧者がタグをタップすると、それぞれ以下の情報を見られます。
- 位置情報のタグ:タグ付けされた場所の地図上の位置、同じ場所をタグ付けした他の投稿
- ハッシュタグ:そのハッシュタグの検索結果
- メンションのタグ:メンションされたユーザーのアカウント
キャンプのテンプレートでInstagramのストーリーズを作る
開店セールのテンプレートでInstagramのストーリーズを作る
例えば、ストーリーズでオススメした商品に対して、お店の位置情報も付けることで、ストーリーズを見て商品に興味をもったユーザーがお店を訪れやすくなります。メンションを付けると、メンションを付けたユーザーに投稿を見てもらいやすくなったり、自分のフォロワーとメンションを付けたユーザー間で交流が生まれたりしやすくなるでしょう。
●メンションの付け方
「メンション」のスタンプをタップし、メンションしたいユーザーのアカウント名やIDを入力し、検索します。メンションしたいユーザーのアイコンをタップすれば、タグ付けが完了します。
ちなみに、文字入れの機能を使って同様の手順でもメンションを付けられます。スタンプよりも見た目を自由に変えられ、おしゃれかつさりげなくメンションを付けられるので、よく使われる方法です。
●ハッシュタグの付け方
「ハッシュタグ」のスタンプをタップし、ハッシュタグを入力します。「おすすめ」に表示されるハッシュタグをタップするか、右上の「完了」をタップするとハッシュタグを挿入できます。
また、タップするとハッシュタグの色を変えられます。(メンション、位置情報のタグも同様に色の変更が可能です)
他のフィードにも使っているオリジナルのタグをストーリーズで使うことで、ストーリーズ経由でハッシュタグを知ってもらい、他の投稿も見てもらうといった使い方ができるでしょう。
なお、Instagramの発見タブ(検索)でハッシュタグを検索した場合、主にフィードとリールが表示され、ストーリーズはほぼ表示されません。そのため、発見タブで直接ストーリーズを見付けてもらえる機会は少ないという点は押さえておきましょう。(以下の画像は発見タブのサンプル画像です)
●位置情報の付け方
「場所」のスタンプをタップすると、検索ボックスが表示されます。位置情報を付けたい住所や店舗名を入力し、該当の位置情報をタップするとストーリーズに位置情報の名前が書かれたスタンプを付けられます。
【機能3】カウントダウンスタンプを使う
ライブ配信日や新商品の発売日、キャンペーン開始・終了日までの残り時間を、「カウントダウン」スタンプを使ってストーリーズ上に表示できます。残り時間がわかることで、ユーザーにイベント開始日や終了日を覚えてもらいやすくなったり、イベントへの期待感を高めてもらいやすくなります。
カウントダウンスタンプを使うには、「カウントダウン」と書かれたスタンプをタップしましょう。カウントダウン名を入力後、数字部分をタップし、カウントダウンの終了日を選びます。1日単位で、最長1年先まで日付を指定できます。画面上部の虹色の円をタップすると、スタンプの背景色の変更が可能です。
編集が完了したら、右上の「完了」をタップして内容を確定してください。
ストーリーズの閲覧者は、カウントダウンスタンプのタイトルをタップし「リマインダーを設定」をタップすると、カウントダウン終了時にお知らせを受け取れます。
また、リマインダーを設定したことは投稿者にも通知されます。
【機能4】外部ページにリンクを張る
「リンク」スタンプを使えば、Instagram内の別ページや外部ページにリンクを張れます。商品の購入ページやLP、YouTube動画などの関連ページにリンクを張ることで、ユーザーにより詳しい情報を伝えられる便利な機能です。
リンクを付けるには「リンク」のスタンプをタップし、「URL」の欄にリンク先のページのURLを入力します。このまま「完了」をタップすると、短縮されたURL名がスタンプに表示されます。
URLではなく別の文字列を表示させたい場合は、URL記入欄の下部にある「スタンプテキストをカスタマイズ」をタップし、タグに表示したいテキストを入力しましょう。
「ONLINE SHOP」「キャンペーン詳細はこちら」など、リンク先のページでどんな情報を得られるのかがわかるテキストにすると、ユーザーにタップしてもらいやすくなるでしょう。
上記で紹介した以外にもいくつかスタンプはありますが、まずはこれらのスタンプを使い、ユーザーとの交流やコミュニケーションの機会を増やしてみましょう。
ここまで、主に投稿内容の加工方法について紹介してきました。ストーリーズは、ストーリーズ上での交流だけでなく、投稿をユーザー間でシェアしたり、自分の投稿で紹介したりできます。
続いて、ストーリーズをシェアする方法について解説します。
ストーリーズをシェア・引用する方法
ストーリーズは、他のユーザーの投稿を自分のストーリーズに引用(リポスト)したり、特定のユーザーにシェアしたりできます。
特に企業や店舗アカウントがユーザーのストーリーズを引用すると、ユーザーは「自分のストーリーズまで見てくれているんだ」と感じ、その結果企業や店舗によい印象をもってもらいやすいです。実際に、飲食店や小売店のInstagramアカウントで、来店してくれたり商品を買ってくれたりしたユーザーのストーリーズをリポストし、感謝を伝えるといった例がよく見られます。
ここでは、他ユーザーの投稿をシェア、引用する方法について解説します。
他ユーザーの投稿を自分のストーリーズで引用(リポスト)する方法
ストーリーズで引用できるのは、以下の2種類の投稿です。
1.自分がメンションされたストーリーズ
2.フィードとリール
引用方法はカンタンです。
自分がメンションされたストーリーズを引用する方法
他のユーザーのストーリーズで自分がメンションされると、以下のように自分のDMにストーリーズが送信されます。
「ストーリーズに追加」をタップすると、ストーリーズの編集画面に遷移します。通常のストーリーズと同様に編集し投稿すれば、リポストの完了です。
なお、リポストすると相手にDMで通知が届きます。
フィードとリールを引用する方法
フィードとリールは、公開アカウントの投稿であれば自分がメンションされたかどうかに関わらずストーリーズに引用できます。(非公開アカウントの投稿は引用できません)
フィードやリールを引用する場合は、投稿の下部にある紙飛行機をタップし、「ストーリーズに投稿を追加」を選んでください。
通常のストーリーズと同じように投稿すれば、引用は完了です。
DMで特定のユーザーに共有する方法
自分のストーリーズに他のユーザーのストーリーズを引用するだけでなく、特定のユーザーにDMでシェアすることも可能です。例えば、行ってみたいお店や気になる情報をストーリーズで見付け、友人にシェアするといった使い方ができます。ただし、投稿後24時間が過ぎてストーリーズが非表示になると、DMに送信されたストーリーズも閲覧できなくなります。
他のユーザーのストーリーズを引用するには、ストーリーズの右下にある紙飛行機のアイコンをタップします。共有したいユーザーを選択し、「送信」をタップすると、相手のDMに送信できます。
なお、ストーリーズ投稿時に、シェアできないように設定することも可能です。しかし、ストーリーズがユーザー間でシェアされることで、自社の認知や商品の購買に繋がることは多々あります。そのため、企業や店舗アカウントで情報発信する場合は、特別な理由がない場合は、ストーリーズのシェアを許可しておくとよいでしょう。
ここまでご紹介したように、ストーリーズはおしゃれな投稿が作れるだけでなく、投稿を共有したり、ユーザーとのコミュニケーションを取るためにも活用できます。上記の内容を参考に、ぜひ店舗や商品の認知、集客などにも役立ててください。
なお、ストーリーズはデフォルトの機能だけでも画像や動画を加工できますが、他のユーザーの投稿と似たような見た目になり、目立ちにくくなることがあります。注目されやすく、より自社のイメージに合ったストーリーズを投稿するためには、デザイン作成アプリなどで加工した画像を使うとよいでしょう。
続いて、おしゃれな投稿をカンタンに作成できる無料のデザイン作成アプリ「Adobe Express」の特徴と、デザイン作成にすぐに使えるテンプレートを30選ご紹介します。
おしゃれなストーリーズをカンタンに作れるAdobe Express
無料のデザイン作成アプリ Adobe Expressでは、ストーリーズに投稿する画像や動画をカンタンに作成、編集できます。
実際に、本記事に挿入されているストーリーズの投稿例の多くは、Adobe Expressの機能やテンプレートを使って作成しました。
豊富なフォントやレイアウト機能を備えているほか、プロのデザイナーがデザインしたテンプレートも数多く用意しているので、デザイン初心者の方でもおしゃれな画像をカンタンに作成できます。
Adobe Expressは無料で会員登録、ログインするとすぐに使えます。また、スマホおよびPCのいずれからもご利用可能です。スマホからご利用の場合は、以下のボタンからアプリをインストールしてください。
PCでご利用の場合は、以下のブラウザ版のAdobe Expressをご利用ください。
Instagram ストーリーズのオススメテンプレート36選
ストーリーズの作成にお使いいただけるオススメのテンプレートを36選ご紹介します。いずれも商用利用が可能なので、普段の投稿からビジネスまで幅広くお使いいただけます。
スマホ、PCのどちらからでもカンタンに編集可能です。気になるテンプレートがあれば、クリックもしくはタップしてご活用ください。
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上記以外にも、Adobe Expressには数多くのテンプレートをご用意しています。ホーム画面上部の検索窓に「ストーリーズ」などと入力し、お気に入りのテンプレートを探してみてください。
ストーリーズを活用し、認知や集客に繋げましょう
本記事では、たくさんの加工例とともにストーリーズの基礎知識をご紹介しました。本記事の内容を参考に、ぜひストーリーズを積極的に活用してみてくださいね。